声楽作品研究Ⅱ [院] - 授業計画(シラバス)

科 目 名
声楽作品研究Ⅱ [院]
担当教員 田辺
とおる
形態
演習
単位
1
開講期
年
秋学期
次
1
=授業科目の目標=
院2との合同授業ですが、院1年生については、原則的に春学期の声楽特殊研究 D の内容を継続します。すな
わち、ドイツのリート・オペラ・オペレッタを扱うレッスン型集中講義。リート 2-3 曲、オペラおよびオペレッ
タアリア各1曲を修了演奏会で演奏することを目指します。メール連絡により、各人の能力・経験に合わせた課
題曲を事前に設定します。
「必然性」をテーマに書いた声楽特殊研究 D シラバスの小文の趣旨を継続して運営します。
=履修の条件と学習の方法=
・12月時点でそれぞれの課題曲を決定するので、開講までに「ほぼ暗譜」の状態に準備して下さい。
・詩の日本語対訳を常に携行し、さらに各単語の意味は辞書引きを済ませておいて下さい。
・履修登録を済ませた方は、課題曲を相談するので [email protected] にメールを下さい。
=授業内容=
1-14:それぞれの課題に従って個人レッスン方式の実習。自分の歌う順番以外の学生は聴講。
15:修了演奏会リハーサル,16:修了演奏会
・試演会の大まかな内容は、12 月中にはサイト発表・チラシ配布したいので、学生は学務部と調整して下さい。
・演奏曲と曲順は集中講義二日目の終了後に決めるので、それに従って当日配布のプログラムを作成して下さい。
作成して下さい。
・受講生とは基本的に春学期に顔合わせしているので、別日程のガイダンスは実施しません。
=成績評価の方法と評価の基準=
・出席状況、および意欲的な授業参加の状況と上達度
・修了演奏会の演奏評価
・修了後のレポート提出。内容は以下の通り。字数自由・パソコン執筆可。
* 演奏試験の曲について以下3項目を述べる。1、作品の構造と魅力。2、練習方法と経過。3、演奏試験
の反省と今後の抱負。
* 受講した感想、その他の要望、苦情などを自由記述。
=テキスト(必携)=
・オペレッタは「オペレッタアリア名曲集/ドイツ語作品編・ドレミ楽譜出版社(田辺とおる編)」を使います。
図書館にもありますが、全曲の解説を読み、今後のレパートリーに活用して欲しいため各自購入してください。
・ドイツオペラはガイダンス以降、メールで選曲を相談し、楽譜を提案します。
・必ずという訳ではないが、ドイツリートの経験が少ない学生は「ドイツ歌曲集 1-2 巻(原調・中声)全音楽
譜出版社」で勉強を開始することを勧めます。