高齢団地の コミュニティ・ネットワーク と場づくり ちば地域再生リサーチの取組み 千葉大学コミュニティ再生ケアセンター 鈴木雅之 高齢団地の課題は多種・多様 商店街衰退 買物難民 超高齢化 地域文化 少子化 コミュニティ力低下 住宅の老朽化 空家の増加 貧困化 外国人との融和 課題の原因と結果は循環的で複雑 地域魅力の低下 活動の包括性 公共も民間も手を出しにくい領域 の課題解決 時間軸 多様な展開へ コミュニティ・ネットワーク ・コミュニティ自身がコミュニティ自身のために ・個人単位の改善活動→多数の参加に ・内発的な改善をまち全体の改善・再生に連鎖 場づくり ・自体以外の「拠点」「居場所」 ・プライド・オブ・プレイス(愛着と親しみ) NPOによる取組み ちば地域再生リサーチによる包括的な団地再生 ・「大学教員」と「住民」がともに、 魅力があり、暮らしやすいニュー タウン再生のための実践を行う ・2003年8月~ ・常勤3名、非常勤5名 ・事業規模:約3500万円 高洲・高浜地区 民間(分) 面積:351ha 人口:4.2万人 世帯数:1.9万世帯 高齢化率:20.6% 公団(分) 戸建て 公団(賃) 公団(賃) JR京葉線 稲毛海岸駅 公団(賃) 公団(分) 公団分譲:3787戸 民間分譲:3343戸 UR賃貸:7747戸 県営住宅:516戸 市営住宅:1422戸 戸建て:842戸 社宅:122戸 計:17779戸 団地SC 民間(分) 公団(分) 民間(分) 戸建て 約2km 公団(賃) 団地SC 市営住宅 公団(分) 団地SC 市営住宅 県営住宅 戸建て 公団(分) 公設市場 稲毛海岸公園 約1.5km 活動の6つの柱 コミュニティ・暮らしサポート ・安否確認 団地学校 多世代交流ステーション にこりこ コミュニティ・アート 住まいのリペア・リフォーム 高齢者の住宅リフォーム 「最小限リフォーム」 テーマ:温熱環境、バリアフリー、住みながらリフォーム 最小限の負担で、最大限の効果 千葉大学による取組み クリエイティブ・コミュニティ 創成拠点・千葉大学 文部科学省(大学COC事業) 研究 千葉大学の9学部の教員による学際的な地域研究 18テーマ 超高齢化領域 ・地域の中の認知活動支援 ・在宅医療で薬剤師に求められる技能 ・認知症と子どもの関係 ・高齢者の対話促進開放型コミュニティ 住宅・コミュニティ領域 ・生活課題解決型リフォームモデル ・低未利用地の有効活用 ・アートによる地域づくり 人権・男女共同参画領域 ・ DVの音声感情認識による抑止 基盤・空間領域 ・教育施設の老朽化・再編研究 ・地域経済とコミュニティの活性化 ・小中学校のICT学習サポート 教育 人材像 1 社会の一員として、地域に関わり貢献できる人材 (すべての学生) 新たな教育内容 普遍(教養)教育課程 1・2年生向け 平成26年度 地域に関する科目の増設、フィールド学習、 ボランティアの単位化 平成27年度 地域に関する科目の必修化 新入生 2400人 約 が必ず「地域に関する科目」を受講 教育 人材像 2 地域課題を解決する専門職人材 新たな教育内容 専門教育課程 平成27年度 副専攻(サーティフィケート)プログラム コミュニティ再生ケア学 すべての学部で 「地域に関する専門」を23単位を取得した場合 に、千葉大学の履修証明 実践
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