寛容の精神で友情の絆 週報 No.1763 平成27年11月2日 第1789回例会 2015～2016年度 国際ロータリー会長 K.R.“ラビ”ラビンドラン ●会 長 宇都 和治 ●副会長 丸山 修 ●幹 事 深野木 信 ●編 集 広報・雑誌・IT委員会 四つのテスト 言行はこれに照らしてから ❶ 真実かどうか ❷ みんなに公平か ❸ 好意と友情を深めるか ❹ みんなのためになるかどうか 本日のプログラム レディースデー例会 テノール歌手 池田 聡 氏 会 長 の 時 間 宇都 和治 最新医療情報をお話ししたいと思います。日々健 康に気を付け定期健診や人間ドッグ、精密検査を受 けていたにもかかわらず突然のがん宣告。その ショックは計り知れない。ゴルフ仲間の友人３人が 突然のがんの告知を受けてしまった。しっかりとそ の事実を受け止め家族で前向きに、明るく懸命に立 ち向かい闘病生活に頑張っています。 医学の進歩は日進月歩と言われ高度医療、先進医療の発展向上は 計り知れない。診断から治療まで素晴らしいものがあります。しかし その反面変わらずがんの罹患率は依然として高い。がん診断検査と してMRI、CT、PET検査、超音波検査等の画像診断や腫瘍マーカー 等の血液検査の精密検査があるにもかかわらず手遅れでのがんの発 見。５ミリ以下の腫瘍は見落とされがんが発見された時はすでに手 の施しようがないことが多々あるのが現状です。 ここで５年相対生存率を紹介したいと思います。がんと診断され た場合に治療でどのくらい命を救えたか、がん医療を評価する際の 指標として世界的に使われています。俗に言われる５年生存率です。 国立がん研究センターが全国のがん診療拠点病院でがんと診断さ れ治療を始めた患者の５年生存率を公表した。鹿児島県にも公、民 間病院合わせて９診療拠点指定病院があります。 部位別にみると、主要ながんの５年生存率はすべてのがんが６４. ３％、 乳がんで９２．２％、大腸がんは７２．１％、胃がんで７１．２％。そ れに比べ肝臓は３５．９％、肺は２９．４％。肝臓がんと肺がんは生 存率４割以下の結果です。乳がんと大腸と胃がんは７割超。早期発 見、早期治療すれば明るい結果であります。 今、医療界に革命がおこると話題になっていることがあります。血 液検査だけで全ての病気が簡単にわかる検査法が開発実用化されよ うとしています。開発したのは神戸市にあるバイオベンチャー企業マ クラブ協議会「地区大会に参加して」 ■ 中間 貴志 第 ２ 本 会 議 の ロ ー タ リ ー 特 別 セ ッ シ ョ ン 「ロータリーを語ろう」は、野中ガバナー、田中作 次 2012－13 年 度 RI 会 長、中 村 靖 治 RI 第 2770 地 区パストガバナーによるロータリーとは何かに ついての対談でした。要約すると、ロータリー バッチの歯車の歯が 24 個あるのは、世界中のど こかでいつでも例会が行われていることを示すこと、歯車の中 に６つの軸はエリアが６つあることを示すこと、RI は財団を もっており、ポリオの撲滅が財団最重要使命でこの取組みは 30 年続いており撲滅まであと一歩であること、ロータリーの精神 は社会奉仕活動を常に行いその事業を他の団体に引き継ぎまた 新しい社会奉仕活動を切り開いていくこと、等が語られました。 中村パストガバナーの軽妙な司会で、会 場ではたびたび笑いが起こり、楽しみな 前回例会出席率 がら、ロータリー活動の意義を学ぶこと が出来ました。 69.64% 例会場 山形屋７Ｆ社交室 例会日 毎週月曜日 事務局 11月 ロータリー財団月間 イテック。家族３人で経営する小さな会社。昭和大学の研究チーム と共同で血液からがんが診断できる装置を開発し医療の未来を変え ようとしていることです。検査法は至って簡単でその会社が開発特 許を取得したチップの金属部分に血液から採取した血清を一滴垂ら し、そこに紫外線をあてて蛍光顕微鏡で観察する。もしがん関連物 質（ヌクレオソーム）があればそれが光って見える。光って見えれば がんと診断できる。ヌクレオソームとは免疫細胞から攻撃を受けた際 にがん細胞から剥がれ落ちるタンパク質の一種です。マイテックが 開発したチップは特殊な試薬になっておりヌクレオソームを吸着する ことができるそうです。しかも結果がでるまで３分。更にこの検査法 が優れた点はごく初期の段階からのがんであることを判別できるそ うです。CTやPETなどの画像検査では５ｍｍ以下の小さな腫瘍を見 つけるのは難しいと言われています。そのためがんが見つかった時 にはすでに手遅れで施しようがない。このチップは１ｍｍほどの小さ な腫瘍でもみつけることができると言われています。つまり「ステー ジ０」のがんを見つけることができるので超早期発見治療が可能に なるのです。ステージ０だと５年生存率は９５％。その結果早期発見 によって「死なない病気」になることです。くわえてこの検査では発 行データーを解析することで胃がん、大腸がん、すい臓がんの３つを 区別できるそうです。この血液検査の費用は５万円。がんが大きく なってから発見され手術や入院費がかかることを考えればトータル コストはかなり安くなることになり、政府が頭を悩ます医療費の抑制 につながることになります。１年以内に実用化される予定だそうです。 すでに実用化されている、味の素が開発した「アミノインデックス がんリスクスクリーニング」と呼ばれる検査方法で血液中のアミノ酸 を調べることによってがんに罹患しているかがわかる。費用は２万円 程度で２週間で検査結果もわかるそうです。 以上、最新医療情報でした。（週刊現代７月１８日号抜粋参照） ■ 川路 理幸 第一本会議の報告をいたします。 会場についていきなりですが、地鳥炭火焼、チ キン南蛮、落ちアユの塩焼きの試食接待の準備 がされておりました。コンセプトが「集えロータ リアン！水郷とお接待のまち、延岡へ！」 だった からでしょうか。早速のもてなしでした。 会議では、出席者の紹介時に野中ガバナーが「RI 会長代理が 大会直前欠席になり、代理の代理で中村靖治パストガバナーに 急きょお引受けいただいたこと、そのため印刷物など名前変更 の対応ができなかったこと」を告げられました。 RI 会長代理の中村パストガバナーが引き受ける前に、どうし たものかと前ＲＩ会長の田中会長に相談したところ 「やらな きゃしかたないだろう」と言われたらしく、この大役に笑いなが ら「そもそもロータリーにはイエスかはいしかないから」と言わ れていたのが印象的でした。 記念公演はジャーナリストの櫻井よしこ氏で、 聖徳太子の十七 条の憲法ではじまり、 日本の国がこの時代から和を大事にし、 み んなの意見を聞き、 公正でありなさいとうたっていると話され、 〒892-0828 鹿児島市金生町3-13-5F TEL.099 （223） 9366・FAX.099（239）3504 メール [email protected] ホームページ http://kagoshimachuo-rc.jp/ 日本の民主主義を語った後、 中国を批判しました。そして五箇条 お弁当が食べれなくなるほどのおもてなしでした。 「～集えロータリアン！水郷とお接待 のご誓文が現代に通ずるものですと言われていました。 今回大会の歓迎コンセプトが のまち延岡へ！」 であったのでまさに素晴らしい接待だと感じました。 話の展開や結末がやはりプロだなぁと感心しました。 野中ガバナーのあいさつでは公式訪問の際、 65クラブをまわり、 その後第１本会議が高千穂神楽のオープンニングセレモニー の後始まりました。 11クラブが100％の出席率だったとこと、 ポリオ撲滅に国際ロー 物故会員追悼の黙とうも捧げられ大須会員の写真もスクリー タリーがとりかかってから30 年という節目の年にあたり、 現在ポ ンに映し出され参加者全員で黙とうを捧げてまいりました。 リオは、 アフリカ （ナイジェリア） から消え、 残るはパキスタンとア 大会では RI 会長代理で来られる予定だった ベリンダヤン フガニスタンの2カ国になったことを報告されました。 この取り さんが突然のご病気だとかで欠席となり急遽 RI 会長代理の代 組みはほとんど広報活動をしていないため、 ロータリーがやって いることを知らない方が多いということでした。 2018 年までに、 理で翌日の特別セッションに出られる中村靖治パストガバナー が代役を務められていましたが、大会を通しての印象としてこ 地球上からポリオ撲滅を達成しようと呼びかけられていました。 また、最後に配偶者が一番の協力者ですと言われていました。 の中村 RI 会長代理のユーモアあふれるお人柄、お話の内容など が今回の地区大会の大成功に大いに貢献したと感じました。 延岡の大会を見ていますと夫婦で司会をされたり、ご婦人総出 記念講演はジャーナリストの櫻井よしこさんで講演タイトルこそ で動かれているのを見かけました。これもアピールの一つだっ 「日本の文化・伝統と教育が、 拓く未来！」 となっていましたが期待通 たのかもしれません。 りと申しますか聖徳太子の時代の一七条の憲法から明治維新の五 大会の大筋流れはわかりました。 箇条のご誓文に話が続きそのまま現代の中国問題に話が進みました。 意見の交流もあり、みなさんが物怖じせずに意見を述べられ その後会場を移し大懇親会が行われましたが参加 560 名ほど るのが印象的でした。ロータリーではこの意見交流がものすご だったそうで懇親会場からあふれるほどの盛況ぶりでした。 く意味があるものかもしれないと感じました。 翌日の第２本会議は 2012-2013 年度 RI 会長の田中作次氏と RI いろいろと勉強になる大会参加になりました。ありがとうご 会長代理の中村靖治氏、野中ガバナーによるロータリー特別 ざいました。 セッション「ロータリーを語ろう」が行われ、会場からのロータ リーに関する様々な質問や報告に対し中村 RI 会長代理の絶妙 ■ 吉田 健朗 なコーディネイトのもと田中元 RI 会長や野中ガバナーが答え 10/17 ～ 18 宮崎県延岡市で開催されたロー る形で進められこれもまたとても勉強になりました。 タリー地区大会に参加してまいりました。 大会を通してこのセッション以外ではほとんどのプログラム 宮崎県北の延岡市はイメージとしては「陸の でステージステージ上では野中ガバナーも中村 RI 会長代理も 孤島」と思って覚悟して貸切りバスに乗り込ん 奥様が横に座られる形で進行しており、大会スローガンの「家族 だのですが、東九州自動車道が延岡まで伸びた とともにロータリー！」を体現されていましたし、そのほかでも こともあってか鹿児島中央駅前を出発してから 延岡東 RC の奥様方の会「カトレア会」の方々がお接待関係で常 3 時間ちょっとで到着しました。 にご活躍されていらっしゃったのが印象的でした。 到着後会場の延岡総合文化センター前の特設テントで延岡の 名産品のふるまいがあり「めひかりの唐揚げ」 「地鶏の炭火焼き」 来年の地区大会は指宿だそうです。鹿児島市内からはちょっ と微妙な距離ではありますが来年も是非参加したいと思います。 「チキン南蛮」 「鮎の塩焼き」などをいただきました。用意された 学習会 ラウンドテーブル 担当：米山奨学委員会 日時：10月26日（月）18:30～ 場所：ごはんのじかん ●岡部 龍一郎君／ 結婚祝いありがとうございます。 10 月６日だっ たんですが、すっかり忘れていました。 参加者：池脇 宇都 深野木 森園 尾辻 川畑 丸山 稲留 宮脇 青﨑 川村 川路 計12名 10月26日のスマイル 小計 3,000円 2015～2016年度 累計 303,579円 第 １７８８回例会記録 10 月 26 日（ 月 ） ロータリーソング： 「四つのテスト」 職業宣言唱和 食事： 「米山ランチ」 会長挨拶：会長 宇都 和治君 会務報告：幹事 深野木 信君 １）本日の配布 ①ロータリーの友（10 月号） ２）本日 学習会 例会終了後、例会場 「用語解説と経済と地域社会の発展月間／米山月間」 ３） ラウンドテーブル 場所：ごはんのじかん 18：30～ 担当：米山奨学委員会 ４）11/16（月）職場訪問例会（10/19 FAX 案内済） 例会 12：00～12：40 ジェイドガーデンパレス 見学 12：50～13：50 鹿児島市立病院 ※出欠を早めに事務局までお知らせください。 ５）次週 11/2（月）例会プログラム ・レディースデー例会 ゲスト＝テノール歌手 池田 聡 氏 「米山記念奨学会について」 ・例会終了後 理事会開催 出席報告：出席委員会 スマイルボックス：親睦委員会 ３分間情報：友の見どころ＝広報雑誌 IT 委員会 ※クラブ協議会 「地区大会に参加して」 中間 貴志君、川路 理幸君、吉田 健朗君 次 回 例 会 平成27年11月9日（月） 国際奉仕フォーラム 鹿児島中央ローターアクトクラブ会長 金 男洙 君 「日本に来て感じたこと ～日・韓のちがい～」 出席報告 第1788回例会 前々回（10月5日）の補正 会員数 59名 58名 出席数 39名 45名 出席率 69.64% 81.82%
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