コンパス付双眼鏡 取り扱い説明書 使用方法 焦点の合わせ方 このモデルの双眼鏡にはレチクルラインがあり、視界がとても明るく 鮮明に映像を映し出すことができます。 目標物までの距離が分かっているとき、次のような方法でその大 きさが分かります。 高さの公式:H=L×ω 双眼鏡本体を両手で持ちアイピース(接眼レンズ)を、1つの円が 目標物までのおおよその距離を割り出し、レチクルスケールでその 見えるまで自分の目の幅に合わせるように調節します。(この時点 上部から底部までの角度を読み取ります。その数値を公式に当て ではレンズ越しに見える像は鮮明ではありません。) 7 倍×50mm コンパス付 レンズ幅の調整 アイカップのフォールドダウン はめれば、目標物の高さが分かります。 幅の公式:h=L×ω ゴム製のアイピースは折り畳み可能で、眼鏡をかけたまま使用して 目標物までのおおよその距離を割り出し、目標物に合わせてレチ 性能 も範囲が制限されずに見る事ができます。眼鏡をかけない場合は クルスケールから方位角を読み取ります。その数値を公式に当て 倍率:7 倍 アイピースを折り畳まずに使用下さい。 はめて目標物の幅を測ります。 視野:7.5°(394ft@1000yard/131M@1000Meters) 焦点の合わせ方 レンズ穴直径:7.1mm この双眼鏡は他の双眼鏡と違い個々のレンズに調節ネジがついて コンパスの使い方 レンズ穴までの距離:21.8mm います。焦点を合わせる際は、左右交互に調節を行ってください。 方位角は双眼鏡本体の右半分に内蔵されているコンパスで測ることが できます。観測者から見た目標物の方位角を 1 度刻みの目盛りで表示 ジオプター調節幅:-5~+5DIOPTER アイピース調整幅:56~74mm 解像度:約 4.5″ 目盛り・距離の読み方 します。 目標物の大きさが分かっているとき、レンズ内のレチクルスケール もし、目標物が観測者の北にあれば、コンパスは0°を示します。時計 (十字の目盛り)で距離を計算します。 回りにまわるにつれて、90°を示した場合は『東』を意味し、180°は 仕様 『南』、そして270°は『西』を意味します。 サイズ:長さ 218mm×幅 105mm×高さ 157mm より正確に方位を測定するには、双眼鏡を水平に保ち目標物がレチク 重量 双眼鏡本体:約 1.34kg ルスケールの中心にくるようにして下さい。 全体:約 1.87kg コンパスの目盛りを読み取るのに十分な光がない場合は、双眼鏡に内 環境:-40℃/+55℃(-40 -+131 ) 蔵されている照明を使用して下さい。(十分に光があるとき、または表示 使用電池:LR44×2 を鮮明にする為には照明を使用しないで下さい。) 電池の入れ方 図上9のバッテリーボックスに LR44ボタン電池を入れます。プラス(+) 側を手前にマイナス(-)側が奥になるように入れてください。バッテリー ボックスのふたが金属性のネジであることを確認の上、10円玉などのコ インを使用して確実に締めてください。図上9の反対側に位置する図上 距離の公式:L(km)=H(m)/ω L:観測者と目標物までの距離(km) H:目標物の高さ(m) ω:レチクルスケールから読み取れる目標物の方位角の上部か 10の予備交換用バッテリー入れのふたのネジはプラスチックで出来て います。バッテリーボックスの金属製のネジのふたと、予備バッテリーボ ックスのプラスチック製ネジのふたを入れ違えると、コンパス照明ボタン を押しても夜間照明は点灯しないので注意してください。 ら底部の角度 距離を測定する時は、まず始めに目標物のおおよその高さ・幅を割り 出し、それから目標物の上部から底部までの角度をレチクルスケー ルで読みます。 ※長期間双眼鏡を使用しない場合には、バッテリーを取り外してくださ い。 ※バッテリーを長期間使用せずに双眼鏡に入れたままにすると、双眼 鏡にダメージをあたえる可能性があります。 1=アイピース、2=双眼鏡本体(=3)、4=レンズ幅表示、 6=コンパス照明窓、7=コンパスハウジング、8=コンパス用照明スイッ チ、9=バッテリー入れ、10=交換用バッテリー入れ、 11=レンズカバー ※例: 目標物の高さ 1.70m(H=1.70m) 目標物の上部から底部までの角度 0-40mils(ω=0-40) L=H/ω=1.7/40=0.0425km=42.5m 従って、目標物までの距離は 42.5m 太 陽 を 見 る と 目 を 傷 め て し ま う 恐 れ が あり ま す 。 保証書 保証規定 バッテリーの交換 長い時間照明を付けてコンパスを使用すると、バッテリーの消費は大き くなります。また、長期間使用しないと、バッテリーは老化してしまいま す。 プラスチモ社の全ての製品は十分な管理下において製造されておりま もし、そのようになった場合は早めにバッテリーを交換して下さい。 すが、万一故障等の不具合が生じた場合、日本国内においては、お買 注意 : バッテリーを交換するときは2個同時に行ってください。 い上げより1年間の保証を致します。なおこの保証の範囲は製造の瑕疵、 著しい材質の変化に限られます。 もしこうした不具合が生じた場合、無償にて修理もしくは交換いたしま 保管・メンテナンス この双眼鏡は精密機器です。状態を保つ為に、取り扱いに十分注意し メンテナンスを行ってください。 MODEL 番号 MODEL 名 SERIAL 番号 お買い上げ日 年 す。 但し、下記のものについては保証の範囲に含まれません。 月 日 上記年月日より1年間の保証を致します。 メンテナンス方法 双眼鏡を使用後は必ずレンズをきれいにしてからキャリングケース 保証書のないもの にしまってください。レンズのホコリや汚れを落とす際は、必ず付属 その原因が、使用上の及び配線のミス、または取り付け上のミスに お客様記入欄 起因する場合 フリガナ されているクリーニングクロス等で拭き取ってください。直接指で拭 き取った場合、レンズにダメージを与える可能性があります。クリー ニングクロスは常にキャリングケースにしまっておいてください。 アイピース:左右それぞれのアイピースのアジャストメントを一定の 位置より無理に回さないで下さい。 激しい振動を与えたり落としたりしないよう十分に注意して下さい。 当社または、サービスステーション以外で一度分解または修理さ れたもの 取り付け及び取り外しにかかる費用 運送費 レンズやプリズムの破損の恐れがあります。 湿気が少なく換気の良い所に保管して下さい。 保証修理を依頼される場合は、お買い求めの販売店または当社へご送 お名前 ご住所 Tel 販売店スタンプ 付下さい。 もし双眼鏡に異常が見られる場合は、自分で修理・分解しないで下 さい。当社(または専門業者)以外で分解または修理されたものは保 証対象外となります。 保証修理を依頼される場合は、お買い求めの販売店または当社へ ご送付下さい。 ※販売店スタンプの無い場合は、保証の対象になりません。
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