No.12 ホタテの貝殻で水をきれいにする

テーマ No.12
かいがら
みず
ホタテの貝殻で水をきれいにする
かんの
とおる
【対象学年】小学4年生~中学3年生 【担当者】
:菅野
い
亨 (バイオ環境化学科准教授)
もの
リンは生き物にとってなくてはならない“いのち
げんそ
ひりょう
げんりょう
みず
げんいん
の元素”で、肥料の 原 料 ですが、水をよごす原因に
かいがら
つか
もなります。そこで、ホタテの貝殻を使って、アパ
ぶっしつ
つく
と
のぞ
タイトという物質 を作 ることによりリンを取 り除
みず
たんさん
き、水をきれいにします。
かいがら
炭 酸 カルシウムとい
ふく
ぶっしつ
アパタイトは、リンとホタテ貝殻に含まれている
つく
う 物 質 からできてい
ます。
さん
カルシウムから作 られるリン酸 カルシウムという
かごうぶつ
化合物です。
かいがら
い
まえ
い
あと
りょう
のうど
くら
(1)ホタテ貝殻を入れる前と入れた後のリンの 量 (濃度)を比べます
のうど
リン濃度により
いろ
か
色 が変わります。
の う ど ひく
濃度 低 い
→
→
かいがら
→
い
まえ
→
い
の う ど たか
濃度 高 い
あと
りょう
のうど
くら
(2)ホタテ貝殻を入れる前と入れた後のカルシウムの 量 (濃度)を比べ
ます
のうど
カルシウム 濃度 に
いろ
の う ど ひく
濃度 低 い
みず
→
なか
→
→
つく
→
濃度 高 い
じっさい
か
より 色 が変わり
ます。
の う ど たか
しやく
つく
(3)水の中で作られているアパタイトを、実際に試薬からも作ってみま
す
リン
+
カルシウム
アパタイト
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