2014 年度 聖路加国際病院 研究倫理審査委員会 議事録要旨

2014 年度 聖路加国際病院 研究倫理審査委員会 議事録要旨
日
時:
場
所:
議
長:
出席委員:
2015 年 2 月 24 日(火) 18:31 ~19:48
聖路加国際病院 旧館 5 階 研修室 B
小松 康宏(委員長)
小松 康宏、真部 淳、矢形 寛、角田 博子、服部 一紀、森 愼一郎、紺井 理和、仲野 真由美、包國 幸
代、前田 邦枝、萱間 真美、八重 ゆかり、高山 慎司、古矢 恵、大野 達司、内山 伸、赤堀 勇
欠席委員: 中島 千春、田村 富美子
(出席者 17 人をもって、委員会の成立)
1. 審議事項:新規申請(本審査)
① 審査番号 14-R132:安達 亨 (循環器内科 医師)、司会:委員長 小松 康宏
「【
【SAFETY Trial】 心房抗頻拍ペーシング機能を用いた右心耳及び心房中隔における心房性不整脈
低減効果による比較検証試験」
研究責任者(安達亨医師)より、全体の研究の概要等について説明が行われた。
質疑応答の上、研究実施の妥当性について審議した。
【審議結果】
条件付き承認
② 審査番号 14-R134:稲井 郁子(小児科 医師)、司会:委員長 小松 康宏
「
【沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ(ソークワクチン)混合ワクチン(DTaP-wIPV)
接種後の抗体価推移と追加接種の必要性の検討」
研究責任者(稲井郁子医師)より、研究の概要等について説明が行われた。
質疑応答の上、研究実施の妥当性について審議した。
【審議結果】
承認
審査番号 14-R133:平林真介(小児科 医師)、司会:委員長 小松 康宏
「乳児白血病発症にかかわる遺伝情報の検討」
研究責任者(平林真介医師)より、研究の概要等について説明が行われた。
質疑応答の上、研究実施の妥当性について審議した。
③
【審議結果】
条件付き承認
④ 審査番号 14-R135:蝶名林直彦(呼吸器内科 医師)、司会:委員長 小松 康宏
「インフォームドコンセントの医療者への負荷の実態に関する検討」
研究責任者(蝶名林直彦医師)より、研究の概要等について説明が行われた。
質疑応答の上、研究実施の妥当性について審議した。
【審議結果】
承認
⑤ 審査番号 14-R138:平家勇司(免疫・細胞治療科 医師)、司会:委員長 小松 康宏
「WT4869 の骨髄形成症候群(MDS)患者を対象とした第 1/2 相臨床試験(D7601001)
」
MSD 法を用いた WT1 蛋白・ペプチドに対する血清抗体価の測定」
⑥ 審査番号 14-R139:平家勇司(免疫・細胞治療科 医師)、司会:委員長 小松 康宏
「WT2725 の進行固形がん患者を対象とした第 1 相臨床試験(D8301001)
」
MSD 法を用いた WT1 蛋白・ペプチドに対する血清抗体価の測定」
⑦ 審査番号 14-R140:平家勇司(免疫・細胞治療科 医師)、司会:委員長 小松 康宏
「WT2725 の進行固形がん患者を対象とした第 1 相臨床試験(D8301001)
」
末梢血単核球(PBMCs)を用いた免疫モニタリング」
研究責任者(平家勇司医師)より、研究の概要等について説明が行われた。
質疑応答の上、研究実施の妥当性について審議した。
【審議結果】
承認
2.審議事項:重篤な有害事象報告/重大な不適合の報告
① 審査番号 07—R057:矢形寛( 医師)、 司会:委員長 小松 康宏
「【NSAS05】閉経後乳がんの術後内分泌療法 5 年終了患者に対する治療終了とアナストロゾール 5 年延長のランダ
ム化比較試験」
【審議結果】 承認
3.報告事項:新規申請の承認
迅速審査及び書類審査該当の新規申請研究について、下記の通り報告された。
整理
番号
研究課題名
所属
職種
研究責任
者
14-R114
カテーテル関連血流感染症に対する抗菌薬ロック療法についての
感染症科
研究(Phase II 試験)
医師
森 信好
14-R118
【CREDENCE】 Computed TomogRaphic Evaluation of Atherosclerotic 循環器内
DEtermiNants of Myocardial IsChEmia
科
医師
中里 良
14-R126
【OMOTENASHI】大動脈腸骨動脈病変を有する末梢動脈硬化症患 循環器内
者に対する血管内治療の予後に関する多施設・前向き観察研究
科
医師
水野 篤
14-R120
トリプルネガティブ乳癌(Triple negative breast cancer: TNBC)の画像
乳腺外科
的特徴と予後の関係
医師
吉田 敦
14-R122
前立腺肥大症に対する Holmium laser enucleation of the prostate
泌尿器科
(HoLEP)後の尿失禁の予測因子の検討
非常勤研
究員
藤崎章子
14-R125
シスプラチン投与におけるショートハイドレーション法失敗のリスク因 呼吸器内
子の検討
科
医師
西村 直樹
14-R127
【NEJ023】胸腺癌に対する化学療法の実態・有効性についての観察 呼吸器内
研究
科
医師
西村 直樹
14-R128
胃カルチノイド RindiⅢ型のリンパ節転移危険因子に関する多施設共 消化器外
同後ろ向き研究
科
医師
鈴木 研裕
14-R129
トラスツズマブ エムタンシン(T-DM1)投与に伴う有害事象発現状況
薬剤部
の実態調査
薬剤師
池田 優子
14-R131
CT を用いた声門-輪状甲状間膜距離、輪状甲状間膜-気管後壁距
麻酔科
離の測定と評価
医師
宮坂 勝之
4.報告事項:既承認研究の軽微な変更、実施状況報告
既に承認されている研究の審査について、下記の通り報告された。
審議
事項
整理
番号
変更
申請
14-R039
変更
申請
12-R123
継続
申請
継続
申請
13-R136
13-R137
終了
報告
07-144
終了
報告
09-047
終了
報告
12-R074
研究課題名
【IntReALL】 第一再発小児急性リンパ性白血病標準リスク
群に対する第 III 相国際共同臨床研究
日本人の腎臓機能変化を解析し、正常値・基準値を求める
研究
―加齢・危険因子・合併症の関与-
レシピエントの体調変化にともなう生体腎移植ドナーの腎提
供に対する認識とその影響
生体腎移植ドナーの継続的看護支援システム構築にむけ
た研究(第 3 段階)
【JFMC35】 術後補助化学療法におけるフッ化ピリミジン系
薬剤の有効性に関する比較臨床試験(治癒切除直腸癌に
対する UFT 療法と TS-1 療法との比較検討)
活動期潰瘍性大腸炎・クローン病における顆粒球吸着療法
時の腸内細菌叢の T-RFLP 解析及び HGF 測定意義の探索
的検討
【OPTIMUM Study】 活動期及び寛解期潰瘍性大腸炎にお
ける経口 5-ASA 製剤治療に関する実態調査
所属
職種
研究
責任者
小児科
医師
真部 淳
予防医療
センター
医師
馬場 美香
東邦大学
修士
髙田 幸江
聖路加看
大
助教
髙田 幸江
消化器・
一般外科
医師
太田 惠一朗
消化器内
科
医師
福田 勝之
消化器内
科
医師
福田 勝之
5.その他審議・連絡
・審議途中に研究が開始・アカデミアにて発表された研究(14-R103)について、報告がされた。
・研究倫理審査委員会認定へ申請がなされた旨、報告された。また研究倫理審査取り扱い規程・手順書の改訂につい
て、審議報告された。
6.次回委員会開催連絡
次回の研究倫理審査委員会日時: 2015 年 3 月 24 日 18:30~ (旧館 5 階 研修室 B)にて開催。