ネパール地震 緊急支援のお願い

ネパール地震
緊急支援のお願い
日本国際法律家協会
会
長 大
COLAPⅥ日本準備会
事務局長 笹
熊
本
政
一
潤
去る4月25日、ネパール首都カトマンズ北西約80kmを震源とするマグニチュード7.9の
地震が発生しました。
カトマンズだけでなくネパール全体で、日々、深刻な人的・経済的被害が拡大しており、5月1
日時点で、死者6000人・負傷者1万4000人を超える犠牲者数が報道されています。ネパー
ルの人口は約2650万人ですから、日本の人口に引き直すと2万8000人以上の死者が出てい
る計算になります。
のみならず、いまもなお数千人にのぼる人々が、倒壊した瓦礫の下で救助を待ち続けています。
国連の発表によれば、ネパールの人口の約30%にあたる約800万人が被災し、その約半数が子
どもたちであるといわれています。
当会は、本年6月26、27日にカトマンズで開かれる予定の第6回環太平洋アジア法律家会議
(COLAPⅥ)に約40名の日本代表団を組織し、半年以上にわたって準備を進めてきました。
日本代表団は、人権・平和・民主主義・経済発展の各分科会で、ヘイトスピーチ、移民・難民の権
利、集団的自衛権行使容認による憲法九条の破壊の危機など喫緊の人権課題を提案・議論すること
を予定しており、また、アジア法律家組織の立ち上げの主導的役割を担うことが期待されていまし
た。
しかし、かかる未曾有の被害により、国際民主法律家協会(IADL)及びネパール準備委員会、
国際準備委員会とも協議のうえ、やむを得ず、日本代表団派遣中止とCOLAPⅥの延期を決議し
ました。COLAPⅥの再開催日時は追ってお知らせいたします。
ともにCOLAPⅥの準備を行ってきた「ネパール進歩的法律家協会(PPLA)
」は、地震発生
後、
「ネパール弁護士会(NBA)」と共同して、選択された地域において独自の救援活動を行う予
定であることを表明し、そのための緊急支援をアジア各国の法律家団体に要請しています。
日本国際法律家協会は、ネパールの法律家及びネパールのすべての被災者との連帯を表明します。
そして、PPLA及びNBLの行動に賛同し、一人でも多くのネパールの人々の命と健康を守る
べく、広く緊急支援金のよびかけをいたします。
下記口座にお振り込みいただければ、日本国際法律家教会を通じて、直接、全額をPPLAない
しNBAの指定口座に送金します。また、支援金の執行状況についても、PPLAからの報告に応
じてお知らせいたします。
必要な方は領収書を発行しますので、当会にメール又はファクシミリで請求してください。
皆様の積極的なご支援をお願いいたします。
ネパール地震
緊急支援のお振込先
〒160-0007 東京都新宿荒木町 20-4-906
郵便振込
口座名
日本国際法律家協会
:
口座番号:
日本国際法律家協会
TEL 03-3225-1020
FAX 03-3225-1025
00170-1-91322
[email protected] http://www.jalisa.info
引き続き、ネパール支援のご協力お願いします
みなさまからいただいた、義援金 227,505 円(1827 ドル 84 セント)を 6 月に送金しました。引き続き、ご協
力お願いいたします。
日本国際法律家協会理事
朝日新聞 0521 朝刊岐阜版
漆原由香弁護士が取材されました。