平成27年6月19日 開催内容

平成27年度第1回倶知安警察署協議会議事概要
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開催日時
平成27年6月19日(金)午後2時00分から午後3時30分
2
開催場所
倶知安警察署大会議室
3
出席者
(1)
協議会委員
会
(2)
長
安土
(定員8名)
正美
副会長
ロス・フィンドレー
委
富田
員
警察署
署
4
7人
泰光、徳田
修一、吉川
由紀子、古川
清子、三宅
彩子
6人
長
有倉
久
副署長
住田
愼一
警務課長
嵯峨
康成、刑生課長
交通課長
村越
俊文
柴田
純裕、地域課長
志田
悟
協議会内容(協議会に先立ち、会長を委員の互選で、副会長を会長の指名で選出)
(1)
警察署協議会会長挨拶
蘭越町の安土と申します。
これから2年間、どうぞ宜しくお願い致します。
それでは、これより平成27年度第1回目の倶知安警察署協議会を開催します。
皆さん、有意義な協議会となるようご協力をお願いします。
(2)
倶知安警察署長挨拶
倶知安警察署長の有倉久です。
折角の機会ですので、警察署協議会の成り立ちについてご説明致します。
警察署協議会ができた経緯は、平成11年から12年頃、全国の警察で不祥事案が多発
したことから、有識者からの提言に基づく警察改革において「警察署をもっと国民の
ために開かれたものする」という趣旨で作られたのが警察署協議会です。
また、警察署協議会は警察法において警察署長の諮問に応じ、意見を述べる機関と
して位置付けられておりますので、この趣旨を踏まえ、是非警察に対する苦情も含め
た意見・提言等をお願い致します。
(3)
協議会委員及び警察署幹部自己紹介
(4)
議題
(5)
ア
管内における事件事故等の取扱い概況(平成27年5月末)
イ
若手警察官の育成について
議題にかかる質疑応答
【委員】
警察官になる人は、皆大学を卒業しているのですか。
【署長】
大学生とは限りません。高校卒でも受験できるB区分という区分があります。大
学卒はA区分になります。
【委員】
最近は、色々な職業で人材不足が進んでいるが、警察ではどうなのですか。
【署長】
受験者数は減少しており、従来は多い時で一人の警察官に対して20倍の受験者が
おりましたが、今年の第1回採用試験では4倍くらいの倍率となっており、警察官
の希望者が少なくなっていることから募集には力を入れている状況であります。
【委員】
海外から来る人は、日本の警察は飲酒運転に対する取締りが甘いとの認識を持っ
ている傾向があるようなので、もっと頻繁にかつ広範囲に広報や取締りをしてはど
うですか。
【署長】
広報や取締りはもちろん実施しておりますが、どうしても警察官の数や車両台数
が限られていることから、全体的に取り締まれる環境にはありません。引き続き努
力します。
【委員】
仕事でラフティング連盟に加入していますが、例えば川流れ等による行方不明事
案や救助する事案で、何か警察に協力できることはありませんか。
【署長】
ボランティアの人に協力してもらって溺れている人を助けることなどは理想的で
ありますが、実際の現場は大変危険で、何かあった場合の補償などを考えると難し
いと思います。
他方で、警察は例えば尻別川については外側からの確認だけで実際の詳細につい
ては把握できていないので、機会があればラフティングなどにより詳しく確認する
のも有効だと思います。
【委員】
警察官の定数は条例で決まっているのですか。それは何年も変わっていないので
すか。
【署長】
その時々の情勢で増えております。例えば、今年はドメスティックバイオレンス
等の関係で国で増員し、それを各都道府県に振り分けられ、北海道では数十人が増
えております。
【委員】
最近、中学生・高校生の犯罪が話題になっておりますが、倶知安警察署管内では
少年犯罪の状況はどうですか。
【署長】
印象としては、真面目ですし実際に検挙、補導はほとんどありません。
また毎週金曜日、少年補導員の方と一緒に警察署から駅前通りまで行き少年等へ
の声かけ活動を行っておりますが、その活動の中においても補導に該当する行為は
ありません。