大会長挨拶 公益社団法人日本補綴歯科学会九州支部長 平成27年度公益社団法人日本補綴歯科学会九州支部学術大会長 細川 司 (九州歯科大学口腔再建リハビリテーション学分野教授) この度,平成27年度公益社団法人日本補綴歯科学会九州支部学術大会を福岡県北九州 市で開催させていただくことになりました.貴重な機会をあたえていただきましたこと に深く感謝の意を表しますとともに,大会長として,謹んでご挨拶を申し上げます. 本学会の特別講演として,斎藤充先生(東京慈恵会医科大学)に「骨の老化と劣化 ─ロコモーティブシンドロームへの対応─」というテーマで講演をお願いいたしました. コラーゲンの老化からみた骨粗鬆症の新たな病態と抗加齢治療の実際について興味ある ご講演を頂けると伺っております.また,シンポジウムでは「有病高齢者に対する歯科 補綴」をテーマにして,柿木保明先生(九州歯科大学)と萩原芳幸先生(日本大学)に ご講演いただきます.一般講演は,口頭発表 5 題,ポスター発表14題で,専門医ケース プレゼンテーションは 4 題の発表があります. 本学術大会と併催で生涯学習セミナーと市民フォーラムを開催いたします.生涯学習 セミナーは会員および地域の一般臨床家を対象に歯科補綴学の知識や技術の向上を図る ことを目的として,「高齢者の在宅歯科医療および周術期管理における,医師,看護師, 介護福祉士等との多職種連携の留意点について」をテーマに岸本裕充先生(兵庫医科大 学)と米永一理先生(東京大学医学部附属病院)にご講演をしていただきます.また市 民フォーラムは北九州市の後援のもと,槙原絵理先生(九州歯科大学)に「睡眠時無呼 吸症候群に関する内科と歯科の連携について」というテーマで一般の方にお話していた だきます. 皆様にとって実りある一日になるよう精一杯準備いたしたいと思いますので,多くの 皆様にご参加いただきますようお願い申しあげます. 1 学術大会参加の皆様へ 1 .受付にて当日会費2,000円をお支払いの上(事前登録者を除く) ,学術大会参加章とプログ ラム抄録集をお受け取り下さい. 2 .学術大会参加章には氏名・所属を記入の上,必ず身につけてご入場下さい.参加章下部は 領収書になっています. 3 .本学会専門医の申請あるいは更新を希望する場合は, (公社)日本補綴歯科学会の会員証を 総合受付に設置のバーコードリーダーに通してください. 4 .生涯学習公開セミナー終了後, (公社)日本補綴歯科学会の会員証を第 1 会場出入り口設置 のバーコードリーダーに通してください.カードを忘れた場合は,こちらで研修カードを用 意していますのでお尋ね下さい. 5 .学会会場における研究発表のビデオ・写真等の撮影は,発表者の著作権保護のため,禁止 させていただきます.なお,特別な事由がある場合は,学術大会事務局にお尋ね下さい. 日本補綴歯科学会専門医研修単位取得について (公社)日本補綴歯科学会の会員証をお持ちいただけますと,専門医研修単位の取得がバーコ ードリーダーによって簡単にできますのでお忘れなくご持参ください. 日歯生涯研修について (公社)日本補綴歯科学会九州支部大会に参加(出席)した場合には,特別研修として10単位 が取得できます.なお,特別研修の単位登録には,受講研修登録用ICカードが必要ですので, ご自身の日歯ICカードを必ずお持ち下さい. その他の各プログラムの単位登録は会場に張り出された短縮コードをご利用の上,ご自身で ご登録下さい. 詳細は日本歯科医師会にお問い合わせ下さい. 服装について 本学会期間中は,地球温暖化防止及び省エネルギー対策の一環として, 「クールビズ」を実施 させて頂きます. 2 ●学会会場 九州歯科大学 ●所在地 〒803─8580 福岡県北九州市小倉北区真鶴 2 ─ 6 ─ 1 TEL:093─582─1131 ●交通 ・JR小倉駅から 西鉄バス22・43番系統で「歯大前」下車(約20分) バス停から大学まで徒歩約 1 分 ・JR南小倉駅から 西鉄バス 4 ・43・96番系統で「歯大前」下車(約 5 分) バス停から大学まで徒歩約 1 分 【周辺地図】 3 ●会場見取り図 4 ●スケジュール 平成27年 8 月23日(日) 会場:九州歯科大学 第 1 会場(講堂) 第 2 会場 第 3 会場 第 4 会場 (講堂 2 階ホワイエ) (本館 3 階 301講義室) (本館 2 階 大会議室) : 8:55 9:00 開会 一般口演 ( 9:00∼ 9:50) 10:00 11:00 12:00 ポスター掲示 ( 8:45∼ 9:20) ポスター掲示 ( 8:45∼ 9:25) ポスター発表 (10:00∼10:30) 専門医ケース プレゼンテーション (10:00∼11:00) 市民フォーラム (10:30∼11:30) 特別講演 (10:40∼11:40) 総会 (11:40∼12:10) ランチョンセミナー (12:15∼13:15) 13:00 14:00 シンポジウム (13:25∼14:35) ポスター撤去 (14:00∼14:30) 閉会 15:00 生涯学習公開セミナー (14:40∼16:10) 16:00 16:10 5 ポスター撤去 (14:00∼14:30) 口演発表をされる先生方へ 発表方法 1 )一般口演受付は平成27年 8 月23日(日) 8 :30 ∼ 8 :40の間,発表者受付にて行います. 2 )演者は発表10分前に次演者席にご着席下さい. 3 )口演時間は発表 8 分,質疑応答 2 分です. 4 )座長の指示に従って,口演時間を厳守して下さい. 5 )発表の詳細は以下を遵守して下さい. (1)口演発表は,全てPCによる(単写)とします. ・スライドやビデオは使用できませんのでご注意下さい. (2)発表データはUSBフラッシュメモリーにてご提出下さい. (3)発表用のパソコンはwindows 7 (PowerPoint2013インストール)を用意しております. (4)作成されたデータファイル名は, 「口演番号演者名」として下さい. (5)発表データは,次のOS標準フォントをご使用下さい. [日本語]MSゴシック,MSPゴシック,MS明朝,MSP明朝 [英 語]Times New Roman,Arial,Arial Black,Arial Narrow,Century,Century Gothic,Century New,Georgia ・アニメーション・動画は使用可能ですが,Windows(OS)及びwindowsMediaPlayer の初期状態に含まれるコーデックで再生できる動画ファイルをお持ち下さい. 動画ファイルはMPEG 1 形式を推奨します. ・ファイルサイズは動画ファイルを含め700MB以内とします. ・音声はご使用頂けません. ・発表に使用するPCの解像度はXGA( 1 ,024×768)に統一します. 演者自身がPC持参であればモニターにて接続確認を行い,USBフラッシュメモリー等 でデータのみの持参であればPCにてデータの確認を行うとともに会場とのPC接続確 認を行ってもらいます. 6 ポスター発表をされる先生方へ 1 .ポスターの掲示・撤去 1 ) 掲示は以下の時間内に行って下さい. 平成 27 年 8 月 23 日(日) 8 :45 ∼ 9 :30 2 ) 撤去は以下の時間内に行って下さい. 平成 27 年 8 月 23 日(日) 14:00 ∼ 14:30 2 .ポスター討論 平成 27 年 8 月 23 日(日) 10:00 ∼ 10:30 ※上記時間中はポスターの前に待機し,質疑応答を行って下さい. 進行係は特に設けず,フリーディスカッションとします. 3 .会場 講堂 2 階ホワイエ 4 .掲示方法 1 ) 展示には,横90cm×縦180cmの展示板を 用意いたします. 20 2 ) 内容は右図の網掛けの範囲内に展示して 下さい. 3 ) 演題番号は事務局で用意します (左上,20cm×20cm). 演題・所属・氏名・顔写真は発表者自身 が用意して下さい. 4 ) ポスターの展示板への取り付けには, 事務局が用意する画鋲を使用して下さい. 7 160 20 50 20 演題番号 演題・発表者名・所属 顔写真 専門医ケースプレゼンテーションをされる先生方へ 1 .発表の掲示・撤去 1 ) 掲示は以下の時間内に行って下さい. 平成 27 年 8 月 23 日(日) 8 :45 ∼ 9 :30 2 ) 撤去は以下の時間内に行って下さい. 平成 27 年 8 月 23 日(日) 14:00 ∼ 14:30 2 .発表日時 平成 27 年 8 月 23 日(日) 10:00 ∼ 11:00(10分発表,20分質疑応答, 2 列同時進行) 3 .会場 本館 2 階 大会議室 4 .掲示方法 1 ) 展示には,横90cm×縦 180cmの展示板を 2 枚, 資料展示用にテーブル 1台を準備いたしま す. 20 20 140 20 演題番号 演題・発表者名・所属 顔写真 2 ) 内容は右図の網掛けの 範囲内に展示して下さ い. 3 ) 演題番号は事務局で用 意します(左上,20cm ×20cm).演題・所属・ 氏名・顔写真は発表者 自身が用意して下さ い. 160 4 ) ポスターの展示板への 取り付けには,事務局 が用意する画鋲を使用 して下さい. 8 プログラム ■ 8:30 開 場 ■ 8:55 開 会 細川 司(九州歯科大学) ■ 9:00∼ 9:50 一般口演 座長:牧平清超(九州大学) (日歯生涯研修登録システムコード:2699) 1 低出力超音波パルスは歯肉創傷治癒モデルの創閉鎖を促進する ○岩鍋裕次郎,正木千尋,田村暁子,柄慎太郎,我如古清太,向坊太郎, 近藤祐介,細川 司 九州歯科大学口腔再建リハビリテーション学分野 2 プラットホームスイッチングモデルにおけるtype-XIIコラーゲンの動態 ○堤 貴司1),都築 尊1),松浦尚志2),城戸寛史3) 1)福岡歯科大学咬合修復学講座有床義歯学分野,2)同大同講座冠橋義歯学分野, 3)同大同講座口腔インプラント学分野 3 義歯形態からみた 臨床分離株における病原性因子発現解析 について ○藤島 慶, 村上 格, 末廣史雄, 橋口千琴, 西 恭宏, 西村正宏 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科口腔顎顔面補綴学分野 座長:南 弘之(鹿児島大学) (日歯生涯研修登録システムコード:2699) 4 嚥下時の食塊粒度に対する食品性状の影響 ─トロミの効果─ ○山口恵梨香1),鳥巣哲朗1),杉本恭子2),田中美保子1),多田浩晃1), 三海正人1),中村康司1),皆木省吾3),村田比呂司1) 1)長崎大学大学院医歯薬総合研究科歯科補綴学分野,2)岡山大学医療教育統合 開発センター,3)岡山大学大学院医歯薬学総合研究科咬合・有床義歯補綴分野 5 象牙質崩壊状況,部位別,および咬合の違いによる新規レジンコアシステムの 検証 第 3 報 経過観察 岡村光信1),○河野稔広2),槙原絵理2),八木まゆみ2),中村恵子2),鱒見進一2) 1)岡村歯科医院,2)九州歯科大学顎口腔欠損再構築学分野 ■ 10:40∼11:40 特別講演 座長:西村正宏(鹿児島大学) (日歯生涯研修登録システムコード:2206) 9 プログラム 「コラーゲンの老化からみた骨粗鬆症の新たな病態と抗加齢治療の実際」 講師:斎藤 充 (東京慈恵会医科大学整形外科 准教授 診療副部長) ■ 11:40∼12:10 総 会 ■ 12:15∼13:15 ランチョンセミナー ■ 13:25∼14:35 シンポジウム 座長:古谷野潔(九州大学) (日歯生涯研修登録システムコード:2608) 13:25∼14:00 「寝たきり状態や全身疾患を有する高齢者の義歯調整」 講師:柿木保明 (九州歯科大学老年障害者歯科学分野 教授) 14:00∼14:35 「有病高齢者におけるインプラント治療の問題点」 講師:萩原芳幸 (日本大学歯学部付属歯科病院歯科インプラント科・科長) ■ 14:35 閉 会 細川 ■ 14:40∼16:10 生涯学習公開セミナー 司(九州歯科大学) 座長:細川 司(九州歯科大学) (日歯生涯研修登録システムコード:2699) 「高齢期・周術期のオーラルマネジメント」 講師:岸本裕充 (兵庫医科大学歯科口腔外科 教授) 「在宅医療における歯科医療の考え方」 講師:米永一理 (東京大学医学部附属病院顎口腔外科・歯科矯正歯科 助教) 10 プログラム ■ 8:45∼ 9:30 ポスター貼付 ■ 10:00∼10:30 ポスター討論 P 1 インプラント周囲炎原因菌 アテローム性動脈硬化症への関与について ⃝下田平直大,西 恭宏,西村正宏 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科口腔顎顔面補綴学分野 の P 2 カスタムアバットメントの洗浄方法が歯肉線維芽細胞の遺伝子発現に与える 影響の検討 ○中島和慶1),尾立哲郎1),篠原綾乃1),柴田恭明2),馬場恒明3),澤瀬 隆1) 1)長崎大学大学院医歯薬学総合研究科口腔インプラント学分野,2)長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科口腔病理学分野,3)長崎県工業技術センター P 3 完全合成培地によるケラチノサイトの培養系の確立 ○瀬尾皓1),松浦尚志1),江田 和夫2),佐藤博信1),稲井哲一朗3) 1)福岡歯科大学冠橋義歯学分野,2)江田歯科医院, 3)福岡歯科大学機能構造学分野 P 4 CAD/CAM冠の繰り返し衝撃試験における破折抵抗性に関する研究 ○迫口賢二1),村原貞昭1),村口浩一1),嶺崎良人1),鈴木司郎2),南 弘之1) 1)鹿児島大学大学院医歯学総合研究科咬合機能補綴学分野,2)アラバマ大学 バーミングハム校歯学部補綴学講座 P 5 官能試験による口腔保湿剤の嗜好評価 ○元山彩良1),村上 格2),西尾美咲2),峰元洋光2),西 恭宏2),西村正宏2) 1)鹿児島大学医学部・歯学部附属病院臨床技術部歯科衛生部門, 2)義歯補綴科 P 6 既製FRCを用いて補強した義歯床用レジンの熱衝撃試験後の曲げ強さ ○吉田兼義,中 四良,髙橋智子,新郷由紀子,小柳進祐,髙橋 裕 福岡歯科大学咬合修復学講座有床義歯学分野 P 7 従来法およびCAD/CAM技術を用いて作製したe. maxクラウンの適合性の 検討 ○三輪 敦1),郡 英寛2),築山能大1),桑鶴利香1),古谷野潔1) 1)九州大学歯学府歯学研究院口腔機能修復学講座インプラント・義歯補綴学 分野,2)博多こおり歯科 11 プログラム P 8 新規レジンセメントの象牙質に対する接着強さ ○村原貞昭1),塩向大作1),村口浩一2),梶原雄太郎2),峰元里子2),嶺崎良人2), 南 弘之1) 1)鹿児島大学大学院咬合機能補綴学分野,2)鹿児島大学病院冠・ブリッジ科 P 9 熱可塑性樹脂に及ぼす繰り返し応力の影響 ○濵中一平, 佐々木浩乃, 勝俣辰也, 宮口 嚴, 池浦政裕, 髙橋 裕 福岡歯科大学咬合修復学講座有床義歯学分野 P10 ハイブリッドレジンブロックの着色に関する検討 ○古藤 航,篠原義憲,和智貴紀,北村和幸,栗田賢一,牧平清超 九州大学大学院歯学研究院口腔機能修復学講座クラウンブリッジ補綴学分野 P11 レジンに付着した に対する植物精油の除去効果について 1) 2) 3) ○小関優作 ,田中利佳 ,佐藤 薪 ,大島朋子4),前田伸子4),浪越建男1), 村田比呂司1) 1)長崎大学大学院医歯薬学総合研究科歯科補綴学分野, 2)長崎大学病院総合歯科診療部,3)鶴見大学歯学部有床義歯補綴学講座, 4)鶴見大学歯学部口腔微生物学講座 P12 上顎総義歯の咬合関係をインプラント埋入位置や上部構造製作に応用した臨 床例 ⃝野田一樹,匠原 健,森谷智基実,門脇加奈,廣瀬知二,篠原直幸, 伊東隆利 医療法人伊東会伊東歯科口腔病院 P13 前歯部歯肉退縮による審美障害に対して熱可塑性材料を用いて暫間対応した 1 症例 ○和智貴紀,諸井亮司,的野良就,古藤 航,北村和幸,牧平清超 九州大学大学院歯学研究院口腔機能修復学講座クラウンブリッジ補綴学分野 P14 多数歯欠損義歯未装着者の義歯装着に際し試みた食事・栄養改善の取り組み ○峰元洋光1),西 恭宏2),村上 格1),西尾美咲1),西村正宏2) 1)鹿児島大学医学部・歯学部附属病院義歯補綴科, 2)鹿児島大学大学院医歯学総合研究科口腔顎顔面補綴学分野 12 プログラム ■ 10:30∼11:30 市民フォーラム 座長:鱒見進一(九州歯科大学) 「あなたの寝ている時に息がとまる? ─本当は怖い睡眠時無呼吸症候群のお話─」 講師:槙原絵理 (九州歯科大学口腔機能学講座顎口腔欠損再構築学分野 講師) 13 プログラム ■ 10:00∼10:30 専門医ケースプレゼンテーション 専門医 1 残存歯挺出による咬合平面不正に対し仮想咬合平面を用いて改善した症 例 ○益﨑与泰 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科顎顔面機能再建学講座口腔顎顔面補 綴学分野 専門医 2 補綴治療により右側顎関節脱臼の改善が認められた症例 ○田中利佳 長崎大学病院総合歯科診療部 ■ 10:30∼11:00 専門医 3 新義歯作製にあたり治療用義歯を用いて下顎位を安定させた症例 ○熱田 生 九州大学大学院歯学研究院口腔機能修復学講座インプラント・義歯補綴 科 専門医 4 上顎片側遊離端欠損に対しインプラント補綴を用いて咬合支持の回復を 行った症例 ○稲野眞治 関西支部 14
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