経産省・外国公務員贈賄防止指針の改訂と 海外贈賄

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経産省・外国公務員贈賄防止指針の改訂と
海外贈賄リスク対応の実践方法
~内部統制構築のステップ、不当要求対応のノウハウ、腐敗防止条項モデル条項の解説を中心に~
たかはしだいすけ
講師
高橋 大祐
氏
真和総合法律事務所 パートナー 弁護士
日時 平成27年12月4日(金)午後1時00分~午後4時00分
現在、米英日を中心に外国公務員贈賄規制の執行・域外適用が強化されてきている。一方で、
特 に 、腐 敗 が 蔓 延 す る 新 興 国・途 上 国 に お い て は 、日 本 企 業 が 外 国 公 務 員 か ら 圧 力 を 受 け 賄 賂 の
支 払 を 応 じ ざ る を 得 な く な る 事 態 が 生 じ て い る 。 ま た 、 近 年 、 エ ー ジ ェ ン ト ・ JV な ど 第 三 者を
通 じ た 贈 賄 に 対 す る 処 罰 の 危 険 性 も 高 ま っ て お り 、第 三 者 の 腐 敗 へ の 関 与 に 関 す る デ ュ ー デ ィリ
ジ ェ ン ス も 求 め ら れ て い る 。以 上 の よ う な 海 外 贈 賄 リ ス ク の 急 速 な 高 ま り を 踏 ま え て 、今 年 7 月
末には経済産業省の外国公務員贈賄防止指針も改訂された。
そ こ で 、本 セ ミ ナ ー で は 、海 外 贈 賄 に 関 す る 規 制 の 最 新 動 向 を 、指 針 改 訂 の ポ イ ン ト を 含 め て
分 析 す る と 共 に 、リ ス ク ベ ー ス の 実 効 的 か つ 現 実 的 な 内 部 統 制 シ ス テ ム を 構 築 す る た め の 具 体的
な ス テ ッ プ を 解 説 す る 。ま た 、賄 賂 の 不 当 要 求 に 対 応 す る た め の 危 機 管 理 対 応 の ノ ウ ハ ウ や 組織
体 制 構 築 の あ り 方 に つ い て も 解 説 す る 。さ ら に 、第 三 者 デ ュ ー デ ィ リ ジ ェ ン ス の 方 法 と こ れ を 補
完するための腐敗防止条項についても、モデル条項コメンタールを配布の上、解説する。
第1
海外贈賄に関する法令違反・レピュテーションリスクの顕在化
1 米 国 FCPA の 積 極 的 域 外 適 用 と 法 的 根 拠 ・ 実 例 2 英 国 贈 収 賄 法 の 施 行 と 処 罰 範 囲 の 拡 大
3 日本の不正競争防止法の執行強化:経済産業省指針改訂を踏まえて
4 中国など現地贈収賄規制の強化 5 レピュテーションリスクの高まり
第2
1
2
3
4
第3
1
2
3
4
第4
海外贈賄リスク対処のための内部統制システム構築の意義
内部統制システム構築義務を果たすための海外贈賄対策の必要性
処罰の減免を受けるための内部統制システム構築の必要性
各国ガイドラインが要求する内部統制システムの構成要素とその比較
外国公務員贈賄防止指針の改訂のポイント
リスクベースの内部統制システム構築の具体的ステップ
リスクベースアプローチの必要性とその実践方法
平時の予防体制(経営トップのコミットメントと基本方針、社内ルール、担当部署、研修)
リスクを探知・認識するための体制(事前照会制度、相談・通報窓口、監査)
リ ス ク を 評 価・対 処 す る た め の 体 制( 不 正 の 意 図・フ ァ シ リ テ ー シ ョ ン ペ イ メ ン ト・合 理 的 か
つ善意の支出に関するデューディリジェンス、是正・緩和措置)
海外贈賄に対する危機管理対応のノウハウ
1 賄賂不当要求に対する危機管理対応:国内反社会的勢力対応との比較
2 賄 賂 不 当 要 求 を 回 避 す る た め の 戦 略 的 CSR の 有 用 性 3 賄 賂 発 覚 時 に お け る 危 機 管 理 対 応
第5
第三者デューディリジェンスと腐敗防止条項
1 第三者を通じた贈賄に対する処罰の強化とその法的根拠
2 第三者デューディリジェンスの範囲・内容・方法
3 腐敗防止条項による補完の有用性:モデル条項コメンタールの解説
【 講 師 紹 介 】 03 年 司 法 試 験 合 格 。 04 年 早 稲 田 大 学 卒 業 、 05 年 司 法 修 習 修 了 、 弁 護 士 登 録 、 真 和 総 合 法 律 事 務 所 入 所 。 08
~ 09 年 、 欧 州 連 合 国 費 給 付 奨 学 生 と し て 、 ド イ ツ ・ ハ ン ブ ル ク 大 学 、 イ タ リ ア ・ ボ ロ ー ニ ャ 大 学 、 フ ラ ン ス ・ エ ク ス マ ル
セ イ ユ 大 学 に 留 学 し 、 各 国 か ら 法 学 修 士 号 取 得 。 09~ 10 年 、 米 国 フ レ ッ チ ャ ー 法 律 外 交 大 学 院 に 留 学 し 、 国 際 法 学 修 士 号
取 得 。10~ 11 年 、米 国 K& L GATE 法 律 事 務 所 。現 在 、日 本 弁 護 士 連 合 会 CSR と 内 部 統 制 プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム 副 座 長 ・ 不
正 腐 敗 防 止 ワ ー キ ン グ グ ル ー プ メ ン バ ー ・ 国 際 室 幹 事 、 早 稲 田 大 学 日 米 研 究 機 構 招 聘 研 究 員 、 JETRO ア ジ ア 経 済 研 究 所 研
究 会 外 部 委 員 。関 連 論 文 は 、
「海外贈賄リスク対処のための法的技術とその限界を踏まえた実務対応」
( NBL1039 号 共 著 )、
「 グ ロ ー バ ル 時 代 の CSR 法 務 戦 略 」
( 証 券 ア ナ リ ス ト ジ ャ ー ナ ル 2014 年 8 月 号 )、
「緊迫する世界情勢下におけるグローバ
ル 危 機 管 理 」( NBL1015 号 巻 頭 言 共 著 )、「 グ ロ ー バ ル 時 代 の 反 社 会 的 勢 力 対 応 」( NBL991・ 993 号 共 著 ) な ど 多 数 。
※ 録 音 ・ビ デ オ 撮 影 は ご 遠 慮 下 さ い 。
■主催
■後援
経営調査研究会
金融財務研究会
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開 催 日
会
場
平成27年12月4日(金)
13:00~16: 00
茅 場 町 ・グ リ ン
ヒルビル
金融財務研究会本社 セミナールーム
東京都中央区日本橋茅場町 1-10-8
TEL 03-5651-2030
地下鉄東西線・日比谷線 茅場町駅
6番出口より徒歩1分
( 開 場 は 開 演 の 3 0 分 前 で す 。)
参 加 費
1名 につ き3 4 ,90 0円
(消 費税 、参 考資 料 を含 む)
1社 2名 以上 同時 に 参加 お申 込み いた
だい た場 合、お 2人 目か ら1 名に つき 2 9 ,00 0円。後日 追 加申 込み が
予定 され てい る場 合 はそ の旨 ご連 絡下 さ い。
申 込 先
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振込口座
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町 1-10-8 グリンヒルビル
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合 わ な い 場 合 は 、 ご 連 絡 い た だ け れ ば お 待 ち い た し ま す 。) 参 加 費 の 払 戻 し は 致 し
ま せ ん の で 申 し 込 ま れ た 方 が ご 都 合 の 悪 い 時 は 代 理 の 方 が ご 出 席 下 さ い 。又 当 日 ご
参 加 に な れ な か っ た 場 合 、当 社 お よ び 金 融 財 務 研 究 会 主 催 の 他 の セ ミ ナ ー に 無 料 で
ご 出 席 い た だ け ま す 。 (但 し 新 し い セ ミ ナ ー の 参 加 費 と の 差 額 が 2,000 円 以 上 の 時
は差額をお支払いいただきます。また、振替は 1 年以内にお願いいたします。)
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