第37回定期大会開催する

第 37 回定期大会
2015 年度運動方針の補強を行う
第37回定期大会を、2015年7月9~10日、新大阪ワシントンホテルプラザ(大阪府大阪
市)にて開催し、代議員95名・役員16名をはじめ総勢193名が出席しました。
冒頭、宮嵜委員長は、安全活動・紙パ産業の状況・春季生活闘争と秋季闘争・政治活動・これ
からの運動にあたっての5点を中心に、ここまでの活動や今後の考え方などについてふれた後、
「産
業・企業を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続き、そして多くの課題が山積している中で、
地本(ブロック)・加盟単組の皆さんにも『様々な苦労・苦悩』を掛ける点が多々あると思う。こ
れからも産業別労働組合としての機能と役割を果たすと共に、組織を次の世代へ引き継いでいく
ためには、『様々な苦労・苦悩』を、『価値ある苦労・苦悩とする』との考え方も持って進めてい
く必要があると考えるのでよろしくお願いしたい」と述べました。
来賓として、
○JEC連合永芳会長
○インダストリオール・JAF佐藤事務局長
○紙加労協小林議長
以上の3氏にご臨席賜り、それぞれよりご挨拶を頂きました。
写真左から、JEC 連合/永芳会長、IA-JAF/佐藤事務局長、紙加労協/小林議長
議事では、
【報告事項】
・一般経過報告
・会計決算報告
・会計監査報告
それぞれ報告を行った後、承認され
ました。
【議案】
・第1号議案
・第2号議案
・第3号議案
・第4号議案
・第5号議案
・その他議案
2015年度運動方針の補強(案)
2015年度予算(案)
規約・諸規定の改廃
第24回参議院比例代表選挙への取り組みについて
中央役員の改選
連合決議機関への出席者について
それぞれ提起・質疑応答を行った後に、全ての議案が承認されました。
最後に、大会宣言(案)(次頁に掲載)が採択された後に、宮嵜委員長による団結がんばろう
三唱を行い閉会しました。
大会宣言
私たちは、今定期大会でこれまで1年間の点検と運動方針の補強を行った。
日本経済は回復基調にあるものの、過去最長に会期が延長された国会の中で、
労働者の権利や労働条件などを質的に変化させようとする労働者派遣法、労働基
準法の改正について審議されるなど、労働者の雇用環境はますます深刻さを増し
てきている。また、戦後70年を迎えている中、安全保障関連法案の審議もされ
ている。いずれも自らの事であることを強く認識する必要があり、働く者・生活
者の立場に立った政治勢力の拡大に向けて取り組む必要がある。
紙パルプ・紙加工産業は、内需低迷が続いており、円安による原材料価格の高
騰などで企業業績が圧迫されている。今後も内需の減少が続き、回復は不透明な
状況にあり、産業を取り巻く環境は厳しい状況が続くと見込まれている。
このような状況の中で、紙パ連合運動を進めるにあたり、引き続き課題は山積
しているが、現状を踏まえつつ、労働運動の基本理念や組織の良き伝統は堅持す
ると共に、労働組合運動の原点は職場にあることを忘れずに対応をしていく必要
がある。
今後も加盟全組織が結集し課題対応へ真摯に取り組み、組織の発展に向けて絆
を強め、紙パ連合運動を展開していくことをここに宣言する。
2015年7月10日
日本紙パルプ紙加工産業労働組合連合会
第 37 回
定
期
大
会