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本書の
特色
●「文章の一問一答」と「図で深める」の2部構成
本教材は,実践的な知識をしっかりと定着できるように工夫された単元構成になっています。
「文章の一問一答」
と「図で深める」の2部構成によって,単に用語の意味を定着させるだけでなく,用語どうしのつながりを含めて
深く確実に理解することができます。
●実践を意識した構成
本教材は,定期テストはもちろん,入試対策にも大きな効果が上がるよう,出題頻度を考慮して作成されています。
より実践的な実力の定着を図ることができます。
本書の
構成
●各課の構成
●文章の一問一答…一問一答形式の問題で,その課で重要な語句・事項単独での意味の定着を図ることができます。
意味の定着
別の角度から問うこ
●図で深める…前頁で確認した重要な用語・事項を,
さらに図や表を用いて別の角度から問うことにより,
用語本来の
た最重要部分は,何度も書
意味を深く捉えることができます。また, の入った最重要部分は,何度も書き写して覚えて下さ
e
l
p
m
a
大きな
ます。
い。
「書き写す」という作業が記憶の定着に大きな力を発揮します。
一問一答形式の問題演習を取り入れています
問題演習を取り
●確かめてみよう…実践的な演習が効果的な課では,一問一答形式の問題演習を取り入れています。
容を,章でのつながりを意識することによって,より理
がりを意識することによ
意識することによ
●チャレンジしてみよう…各課で学習した内容を,章でのつながりを意識することによって,より理解を深めるこ
。
とができます。
もくじ
中1の復習
習
理科
中3
S
の生
……………………………
……
③ 植物の生活と種類……………………………
6
第3章 第3章 力と運動
運動
8 力のつり合いと合成・分解
のつり
…………… 39
物体の運動 ……………………………… 42
9 物
1
10 力がはたらく運動 ……………………… 45
成り
化………
化………………
8
④ 大地の成り立ちと変化………………………
チャレンジしてみよう❸……………………… 48
中2の復習
子・分子…………
② 化学変化と原子・分子……………………
12
第4章 仕事とエネルギー
11 仕事 ……………………………………… 49
12 仕事とエネルギー ……………………… 53
物の変遷…
③ 動物の生活と生物の変遷…………………
14
チャレンジしてみよう❹……………………… 57
④ 気象とその変化…………………………… 16
第5章 地球と宇宙
13 日周運動 …………………………………
14 星座の年周運動 …………………………
15 季節の変化 ………………………………
16 太陽と月 …………………………………
17 太陽系と惑星 ……………………………
① 身近な物理現象………………………………
近
………………………………
…………………………… 2
のま
質……………………………
………………………… 4
② 身のまわりの物質……………………………
① 電流とその利用……………………………
利用…………………………
10
第1章 水溶液とイオン
1 水溶液とイオン …………………………
2 電気分解と電池 …………………………
3 酸・アルカリとイオン …………………
4 中和と塩 …………………………………
18
21
24
27
チャレンジしてみよう❶……………………… 30
第2章 生命のつながり
5 生物の成長と細胞 ……………………… 32
6 生物のふえ方 …………………………… 34
7 遺伝の規則性と遺伝子 ………………… 36
58
61
64
67
70
チャレンジしてみよう❺……………………… 72
第6章 自然と人間
18 生物のつながり ………………………… 74
19 エネルギー資源と科学技術 …………… 76
20 自然環境と人間 ………………………… 79
チャレンジしてみよう❷……………………… 38
1
第1章
1
水溶液とイオン
水溶液とイオン
次の問いに答えなさい。
□□① 1 つの原子に 1 個あり,中心にある + の電気を帯びているものを何とい
原子の構造
うか。
□□② ①は,電気をもたない中性子と,+の電気をもつ何からなるか。
□□③ ①のまわりにあり,−の電気を帯びているものを何というか。
□□④ 原子は全体として電気を帯びているか,帯びていないか。
□□⑤ 電気を帯びた原子や原子の集まり
(原子団)を何というか。
□□⑥ ⑤のうち,+の電気を帯びているものを何というか。
か。
イオン
e
l
p
□□⑦ ⑤のうち,−の電気を帯びているものを何というか。
のを何
□□⑧ 原子が電子を失ったとき,何イオンができるか。
き,何
きるか。
m
a
□□⑨ 原子が電子を受けとったとき,何イオンができるか。
子を受
き,何イオンができるか。
オンができるか。
いろいろなイオン
水溶液と電流
S
□□⑩
⑩ ナトリウム原子
子
(Na)
が電子を 1 個失ったとき,どのように表すか。
個失ったとき,どのよ
個失ったとき
□□⑪
⑪ 塩素原子
塩素原子
(Cl)
Cl)
が電子を1個受けとったとき,どのように表すか。
が電子を1個受けとったとき,どのよう
が電子を1個受けとったと
が電子を1個受けと
□□⑫ ⑩や⑪のように,イオン記号を用いて表したものを何というか。
⑩や
,イオン記
イ
いて表
□□⑬ 水に溶かしたとき,水溶液に電流が流れる物質を何というか。
溶かしたとき,水溶液
□□⑭ 水に溶かしたとき,水溶液に電流が流れない物質を何というか。
□□⑮ 物質が水に溶けて陽イオンと陰イオンに分かれることを何というか。
水溶液中のイオン
□□⑯ ⑮をするのは電解質か,非電解質か。
□□⑰ 塩化水素
(HCl)
は,水溶液中で何イオンと何イオンに分かれているか。
□□⑱ 塩化ナトリウム(NaCl)は,水溶液中で何イオンと何イオンに分かれて
いるか。
□□⑲ 塩化銅
(CuCl2)
は,水溶液中で何イオンと何イオンに分かれているか。
18
1.水溶液とイオン
図で深める
図1∼図4を見て, にあてはまる語や記号,数字を書きなさい。
❶
❷
電気を帯びていない原子が電子を失うと ,電子を受けとると となる。
ヘリウム原子
図1
原子の構造
−
−の電気を帯びた
+
❸
+
+の電気をもつ陽子と電気を
もたない中性子からなる
−
❹
原子は全体として電気を帯びて
電子を失う。
図2
図3
−
e
l
p
m
a
❻
❼
びた となる。
電気を帯びた
S
H+
イオン
Cu2+
イオン
Zn2+
イオン
❾
となる。
イオン
電子を 個
塩化物
電子を 個
電子
失った。
亜鉛
❽
塩素原子は, の電気を帯びた
原子とのちがい
原子との
失った。
電子を受けとる。
電子を
Cl−
ナトリウム原子は, の
水素
。
−
Na+
イオン
❺
電子を 個
失った。
図4 塩化ナトリウムが水に溶けるようす
イオン
水酸化物
イオン
硫酸
イオン
SO42−
原子とのちがい
電子を 1 個
受けとった。
電子を 1 個
受けとった。
電子を 個
受けとった。
水に溶けたとき,水溶液に電流が流れる物質
NaCl
…塩化銅,塩化水素など
Cl−
Na+
Na+
Cl−
Cl−
塩化物
イオン
水に溶けたとき,水溶液に電流が流れない物質
Na+
ナトリウム
イオン
…砂糖,エタノールなど
…物質が水に溶けて陽イオンと に分かれること。
19
1.水溶液とイオン
確かめてみよう
次の❶∼ の問いに答えなさい。
□□❶ ある原子がもつ陽子の数が 2 個のとき,この原子がもつ電子は何個か。
□□❷ ある原子がもつ電子の数が 1 個のとき,この原子がもつ陽子は何個か。
□□❸ 水素原子が水素イオンになるとき,失う電子は何個か。
□□❹ 塩素原子が塩化物イオンになるとき,受けとる電子は何個か。
□□❺ 銅原子が銅イオンになるとき,失う電子は何個か。
□□❻ ナトリウム原子がナトリウムイオンになるとき,失う電子は何個か。
個か。
e
l
p
□□❼ 水酸化物イオンは,電子を何個受けとることによってできるか。
ってで
□□❽ ❼をイオン式で表せ。
m
a
□□❾ 硫酸イオンは,電子を何個受けとることによってできるか。
何個受
によってできるか。
てできるか。
□□
❾をイオン式で表せ。
ン式で表
□□
非電解質はどれか。次のア∼エから選べ。
電解
か。次の
次のア
ア∼エ
エから選べ。
から選べ
S
硫酸
塩化銅 ウ
塩化銅 ウ エタノール
エタノール エ
モニア
ア 硫酸 イ 塩化銅 ウ エタノール エ アンモニア
□□
塩化水素が電離しているようすを,化学式とイオン式で表せ。
水素が電離しているようすを,化学式とイオン式
いるようすを,化学
ようす
□□
□□
塩化ナトリウムが電離しているようすを,化学式とイオン式で表せ。
が電離して
□□
のとき,水素イオンと塩化物イオンの数の比を,
水素イオンと塩化物イオンの数
塩化
最も簡単な整数の比で表せ。
のとき,ナトリウムイオンと塩化物イオンの数の比を,最も簡単な整数の比
で表せ。
□□
塩化ナトリウム分子 100 個を水に溶かしたとき,できる塩化物イオンは何個か。
□□
□□
塩化銅が電離しているようすを,化学式とイオン式で表せ。
□□
20
のとき,できるナトリウムイオンは何個か。
のとき,銅イオンと塩化物イオンの数の比を,最も簡単な整数の比で表せ。