化学基礎 授業プリント 前期 No.7 (前期第3回レポート範囲) 物質と化学結合 1 イオンとイオン結合 ◎イオン ○イオン-原子や原子団が(ア 電子 )を失ったり得たりすると、電気を帯 びるようになる。この電気を帯びた粒子を(イ イオン )という。 電子配置が安定しているのは希ガス原子である。他の原子は(ア)を 失ったり得たりして、原子番号の最も近い(ウ 希ガス )原子と同 じ電子配置となり、安定する。 (エ 陽イオン ) ・・・原 子 や 原 子 団 が 電 子 を 失 っ て 、 全 体 と し て (オ 正 )の電気を帯びた粒子。 (カ 陰イオン ) ・・・原 子 や 原 子 団 が 電 子 を 得 て 、 全 体 と し て (キ 負 )の電気を帯びた粒子。 ○電離-物質が陽イオンと陰イオンに分かれる現象。 電解質-水に溶けて電離する物質。 例)塩化ナトリウム、水酸化ナトリウムなど 非電解質-水に溶けても電離しない物質 例)アルコール、グルコースなど ◎イオンの形成 ナトリウム原子 ● ● ● Na ● 電子を放出 ● ● ● 11 + ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 17+ ● ● ● ● ● ● → 電子数は(ク 11)個 Ⅱ 希ガスの(ケ ネオン) と同じ電子配置 ● ● ● 塩化物イオン (コ 正 )の電気 を帯びている Cl- ● 電子を ○ 取り入れる ● ● Na+ ● ● 11 + ● ● → Cl ● ● ● ● 塩素原子 ● ナトリウムイオン ● ● ● ●● ● ● ● 17+ ● ● 電 子 数 は( サ ● ● ●● ● ● 18 ) 個 Ⅱ 希 ガ ス の( シ アルゴン ) と同じ電子配置 ● (ス 負 )の電 気を帯びている ○ 原 子 の 陽 性 ・陰 性 - 原 子 が 陽 イ オ ン に な り や す い 性 質 を ( セ 陽 性 )と い い 、 周 期 表 で 左 下 に 位 置 す る 原 子 ほ ど 陽 性 (金 属 性 )が 強 い 。 また、陰イオンになりやすい性質を(ソ 陰性 )と い い 、希 ガ ス を 除 い て 、周 期 表 の 右 上 に 位 置 す る 原 子 ほ ど 陰 性 (非 金 属 性 )が 強 い 。 ◎イオン式とイオンの名称 ○イオン式-イオンを表すときに用いる化学式。 元 素 記 号 の 右 上 に 出 入 り し た 電 子 の 数 《 価 数 》( 1 個 の 場 合 は 省 略 ) と 、 + ( 陽 イ オ ン の 場 合 )・ - ( 陰 イ オ ン の 場 合 ) の 符 号 を 付けて表す。 主なイオンのイオン式 陽 イ オ ン : カリウムイオンK + 、 カルシウムイオンC a 2 + 、 アンモニウムイオンN H 4 + な ど 陰 イ オ ン : 酸 化 物 イオンO 2 - 、 炭 酸 イオンC O 3 2 - 、 硫 酸 イオンS O 4 2 - な ど ○イオンの名称 単原子の陽イオン-元素名に「イオン」をつけて呼ぶ。 単 原 子 の 陰 イ オ ン - 元 素 名 の 語 尾 の 漢 字 1 文 字 を「 化 物 イ オ ン 」に 変 え て 呼 ぶ 。 多原子イオン-固有の名称をもつ。 ※同じ元素からできたイオンで価数の異なるものがある場合は、元素名の後ろ にイオンの価数をローマ数字で示して区別する。 例 ) F e 2 + 鉄 (Ⅱ )イ オ ン 、 F e 3 + 鉄 (Ⅲ )イ オ ン C u + 銅 (Ⅰ )イ オ ン 、 C u 2 + 銅 (Ⅱ )イ オ ン など ◎イオン結合とイオン結晶 イオン結合・・・陽イオンと陰イオンとの間で働く(セ 静電気 )的引 力で結びついている結合 イ オ ン 結 晶 ・ ・ ・ イ オ ン か ら な る 物 質 は 、( ソ イ オ ン 結 合 )により、 陽イオンと陰イオンが結びついている。固体の場合、陽イ オンと陰イオンが交互に規則正しく配列しており、このよ うな固体を(タ イオン結晶 )と呼ぶ。 組成式・・・イオン結合からなる化合物は、元素の種類とその数が決まった 分子が存在しないので、化合物を構成する(チ 原子 )と その割合を最も簡単な整数比で示す(ツ 組成式 )で表 す。組成式を作るときには、化合物全体として電気的に中性と なるようにイオン式を組み合わせる。 陽イオンの価数 × 陽イオンの数 = カルシウムイオンC a 2 + 2価 ×(テ 1 (ナ アンモニウムイオンN H 4 + 1価 ×(ニ 陰イオンの価数 × 酸 化 物 イオンO 2 - 2価 個)= ↓ CaO 酸化カルシウム 陰イオンの数 ×(ト 1 ) 硫 酸 イオンS O 4 2 - 2 個)=(ヌ 2 価) ↓ ( ネ (N H 4 ) 2 S O 4 ) 硫酸アンモニウム × 1個 個)
© Copyright 2025 ExpyDoc