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すべての人に良質な聴こえと
豊かなコミュニケーションを提供します
FM集団補聴
&
グループトーク システム
製造 Jumpers 株式会社
販売代理店
有限会社アイアシステム
〒132-0023
東京都江戸川区西一之江3-40-11
電話
03-3674-5768
FAX
03-3674-5762
E.Mail [email protected]
URL
http://www.eyearsystem.com
グループトークとは
・複数人で会話ができるFM無線式の会話補助装置です。
・ハンズフリーで簡単です。装着して、ボリュームを回すだけです。
・聴こえに合わせて音量を調整できますので、
難聴者も健聴者も一緒に会話ができるユニバーサルシステムです
グループトークは
ベースユニット(親機・基地局)
と複数台のトークユニット(子機)
で構成されます
トークユニット
ベースユニット
システムの説明
トークユニットの
マイクの音は
800MHzのFM波で
ベースユニットへ
届けられます
集められた音は
ベースユニットから
169MHzのFM波で
トークユニットに
送られます
・TV番組では、出演者の声を胸元のマイクで拾い集めて、放送しています
グループトークシステムは、それと同じことを行いますので、周囲の雑音は少なく
話している方の声をより明瞭に集音することが可能です
・またFM対応補聴器でも聞くことができますので、難聴の方・健聴の方の区別なく
会話補助することができます グループトークシステムはユニバーサルなシステムです
補聴器との違い
グループトーク
補聴器
対象者
個人の難聴者
難聴者、健常者を含む複数メンバー
会話補助システム
複数メンバーの話し声の集音と伝送
コミュニケーション力の増強
目的
8,000 Hz(ヘルツ)までの伝送可能
子音が聞こえ易く
言葉をしっかり聴き取れる
近傍~30m まで可能
(ベースユニットから半径30m)
ご自分で
スイッチ&ボリューム
音の帯域
話し声及び
危険音を含む
生活音の拡大
4.000 Hz(ヘルツ)
まで
(製品による)
会話の距離
静かな環境で
2‐3mが限界
調整
専門家による
調整と訓練
加齢性難聴の聴こえ方
50歳ころから急に平均聴力が落ちて行きます
65歳以上の難聴率は約半分=56.4%(日本老年医学詩 49巻2号)
10人に1人は普通の会話が困難(第一生命 ライフデザインレポート 2009)
高い周波数の聴力低下が大きいことが加齢性難聴の特徴です
加齢に伴う平均聴力の推移
最小可聴値の年齢的推移
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加齢による影響
子音の聴き取りづらさ
子音は高い周波数帯域に
存在している
加齢により、
高域が可聴範囲から外れて行き、
子音が聴こえ難くなる
母音だけでは言葉を間違える
ことになる
従って聞こえの改善の為には、
・高域再生(8KHzまで)
・高域の補正が必要
蛇足ながら
『おれおれ詐欺』の原因は
子音聴取困難による必然ともいえる
6
お年寄りとの会話がスムーズになります
補聴をしない場合
聞き直し
おしっこは
何回?
時間短縮
グループトークを使った場合
おしっこは
何回?
えっ?
10回
くらい
聞き間違い
おしっこ
甥っ子?
大声で
おしっこ!
おしっこが
なんですか?
くり返し
・グループトークを使うと
健聴者と同じように
スムーズに会話ができます。
また、
あれ使っても
いいかな?
何回します?
10回
くらい
・一度体験すれば、リピート
したくなります。
7
正確なコミュニケーションができます
正確な伝達
・口ではなく耳で話す
脳は自分で発した声を耳で聴いています。
難聴者は自分の声も聴きづらくなっていますので、
話すことにも困難を感じています。
・聴こえることで積極的に話します
実例を紹介します
85歳の老女Aさんは両耳補聴器を装用していましたが、
話しかけても答えないため、認知症だと思っていました。
グループトークを着けると、突然、流暢に話し始めました。
「私は良く聴こえないのに曖昧な返事をしたくないのよ、
これは自分の声も良く聴こえるので話せるわ。」
その後、難聴がいかに悩ましいことかを話してくれました。
勝手に認知症だと思い込んでいたのを反省しました。
本人から症状を具体的に話してもらうことは、
診療の場面でも、役に立つものと思います。
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グループトークの使用場面①
活き生きシニアライフ
重要な話し合い
楽しい会話コミュニケーション
理解と納得
活き生きライフ
プライバシー
ケアプラン、サービス担当者会議
食事中の会話が楽しく
娯楽中の会話がクリアに
+
介護者と
被介護者の
意思疎通が
スムーズに
ガイドツアー
質問もできます
ご家族との会話
一層楽しく
訪問介護
離れていても話せます
診療
健康相談
カウンター越しの窓口相談
公的機関・銀行・医院
高齢経営者の
社内会議
商談
グループトークシステムの使用場面②
集団補聴・会議
集団補聴
グループの会話
共通の理解
理解と納得
講演・講習会
+
教会
職場でのミーティング
難聴者も交えての打ち合わせ
グループ学習
学校・企業の研修センター
聴こえの程度による難聴者の推計
10dB
20dB
30dB
40dB
障害者
等級
50dB
60dB
ささやき
軽度難聴者
小声だと
聞き取り難い
1600万人
中度難聴者
普通の会話が
困難
600万人
10人に1人
45万人
100人に1人
6級
70dB
4級
80dB
3級
90dB
どなり声
100dB
ガード下
110dB
2級
120dB
130dB
65歳以上の高齢者
では↓
健聴者
高度難聴者
重度難聴者
スケール
耳元の大声
9万人
半分以上
3,000人
に1人
地下鉄
グループ
トーク
システム
で話せる
テレコイル
アダプター
で
補聴器に
伝える
ことができる
ジェットエンジン音
・65歳以上の高齢者において半数以上が難聴 (日本老年医学誌 49巻2号)
・10人に1人は「普通の会話が困難」と回答 (第一生命 ライフデザインレポート 2009)
・100人に1人は高度難聴者
(2006年厚生労働省データより)
11
難聴者とのコミュニケーションとグループトーク
10dB
20dB
健聴者
ささやき
軽度難聴者
小声だと
聞き取り難い
ゆっくり話す
はっきり話す
配慮が必要
中度難聴者
普通の会話が
困難
耳元で話す
など
相手に合わせた
配慮が必要
高度難聴者
耳元の大声
30dB
40dB
障害者
等級
6級
50dB
60dB
70dB
4級
80dB
3級
90dB
どなり声
100dB
ガード下
2級
グループ
トーク
システム
活躍範囲
110dB
120dB
130dB
重度難聴者
地下鉄
ジェットエンジン音
手話ができる
人は少ない
手話
補聴器
(磁気ループ)
要
約
筆
記
テレコイル
アダプター
で
補聴器に伝える
ことができる
12
ベースユニット(親機 ) の機能
屋外では乾電池、屋内ではACアダプター
といった2電源方式です
電源
ACアダプター/バッテリー 単3、 4本
添付の充電池を使用時
約11 時間使用できます (4人使用の場合)
トークユニットの音声のミキシング 放送機能
最大6台のトークユニットのマイク音声を
受信、ミキシングし、FM(169MHz)で
トークユニットに送信します
マイク φ6.3モノラル端子
マイク端子に繋いだマイクを使って
グループ全体に音声メッセージを伝えられます
外部入力 φ3.5モノラル端子
TVの音声、緊急放送などの外部音声を
入力する事ができます
外部出力 φ3.5モノラル端子
受信のモニターができます
電源ランプ
緑:電池良好 赤点滅:電池残量小
赤:電池不足、充電が必要
受信表示ランプ 6ch 受信時 ブルーLEDが点灯
チャンネル電源スイッチx6
使用しないチャネルの電源を切る事が可能
トークユニット (子機) の機能
首かけ式でハンズフリー
イヤホン以外のワイヤーはなし
ボリュームを回すだけの簡単操作
電源 単3電池、1本
・添付の充電池を使用の場合
1回満充電で
約6.5時間使用可
聞くだけモードで 約14時間使用可
音量の調節範囲
本人の聞こえに応じてボリュームを
調整します 簡単です
マイク
内蔵マイク
マイク
イヤホン
ジャック
出力端子
イヤホンジャックx2(右耳用、左耳用)
イヤホン
ジャック
(市販のヘッドホンを繋ぐこともできます)
電源ランプ
緑:電池残量大 赤点滅:電池残量小
赤:残量不足 充電が必要
受信表示ランプ
受信時 ブルーLEDが点灯
スイッチ&ボリューム
1システムでは
ベースユニット(親機)に対して
トークユニット(子機)は最大6台
同一スペース内での、ベースユニットの最大数は3台、即ち3グループを構成できます
トークユニットの最大数は15台で、その範囲であれば様々な組み合わせが可能。
下図はトークユニット各5台で3グループの構成例。グループ間では秘話性があります
15
ベースユニット2台を連結すると最大12人のグループに拡張できます
ベースユニット3台を外部ミキサーで連結して最大15人までに拡張できます
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システムの説明③
講演会など、会場の音響装置のモニター音を
ベースユニットの外部入力に入力して
会場全体に放送します。
ベースユニット
到達距離
30m
会場の
音響装置
会場の音響装置のモニター音を
外部入力に入力します
レシーバユニット
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ケース2:グループトークのトークユニットを使って話している内容を
会場全体に放送します。
放送設備が無い会場や、各種イベント等で使えます。
到達距離
30m
ベースユニット
トークユニット
レシーバユニット
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グループトークの活躍範囲
10dB
20dB
30dB
40dB
障害者
等級
50dB
60dB
ささやき
軽度難聴者
小声だと
聞き取り難い
1600万人
中度難聴者
普通の会話が
困難
600万人
10人に1人
45万人
100人に1人
6級
70dB
4級
80dB
3級
90dB
どなり声
100dB
ガード下
110dB
2級
120dB
130dB
65歳以上の高齢者
では↓
健聴者
高度難聴者
重度難聴者
スケール
耳元の大声
地下鉄
9万人
半分以上
3,000人
に1人
グループ
トーク
システム
で話せる
テレコイル
アダプター
で
補聴器に
伝える
ことができる
ジェットエンジン音
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難聴者とのコミュニケーションとグループトーク
10dB
20dB
健聴者
ささやき
軽度難聴者
小声だと
聞き取り難い
ゆっくり話す
はっきり話す
配慮が必要
中度難聴者
普通の会話が
困難
耳元で話す
など
相手に合わせた
配慮が必要
高度難聴者
耳元の大声
30dB
40dB
障害者
等級
6級
50dB
60dB
70dB
4級
80dB
3級
90dB
どなり声
100dB
ガード下
2級
グループ
トーク
システム
活躍範囲
110dB
120dB
130dB
重度難聴者
地下鉄
ジェットエンジン音
手話ができる
人は少ない
手話
補聴器
(磁気ループ)
要
約
筆
記
テレコイル
アダプター
で
補聴器に伝える
ことができる
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聴こえの検証①
グループトークだけを使って
確認されている範囲
・事例1:A老人ホーム Aさん 85才 70dB
両耳補聴器でも会話ができなかった人
グループトークを付けると 姿勢がシャンとし
流暢に話し始めた
・事例2:C社 4級
高域強調スイッチを入れると自分の補聴器
より全然良く聞こえるとコメント
・事例3:T社 社長 83才 80dB
両耳補聴器を外し、グループトークで話せる
テレコイル対応で確認されている範囲
・事例4:S社 2級 108dB
グループトークを通して
健聴者と普通に会議が可能
・事例5:C社 2級
口元を読まなくても
音声がはっきり聞こえる
テレコイルアダプター
を通して補聴器へ
磁気カップリングさせると
自分の補聴器で聴こえる
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聴こえの検証②
健聴者での実施例
・事例6:P社 講習会で試用
健聴者にとっても 会場や着席場所によって、
また、講師の発声が小さい場合など
聴きとりが難しい場合があります
P社講習会にて、試用 好評価
高齢者での実施例
・事例7:Y市:大ホールで高齢者対象講演会で試用
約200人中20人で実施 講師の声を無線で送った。
実施後アンケート記入者の回答より
・半数以上に自覚している聴こえの問題があった
・半数以上が「また使用したい」と答えた
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