伊佐様資料

伊佐ホームズ㈱
地産地消の取り組みについて
―“秩父百年の森”との取り組み-
秩父百年の森 地産地消モデル(トレーサビリティーシステム)
QRコード・木材クラウドサーバーによるデータの共有
原木購入費
情報共有
良材確保
必要原木情報
(
良材出荷
有効木拾い情報
検知・選木
粗製材・グレーディング
)
国
有
林
製
材
所
乾
燥
加工費
情報共有
粗
製
材
保
管
二
次
保
管
必要材寸表情報
(
)・
原
木
土
場
一
次
保
管
・
(
林
業
家
民
有
林
製材・乾燥費
情報共有
必要材出荷
プ
レ
カ
ッ
ト
工
場
情報共有
図面情報
伊
佐
ホ
ー
ム
ズ
加工図作成・加工
)
素
材
生
産
業
者
素
材
流
通
業
者
製
品
市
場
製
品
問
屋
一般的な木材流通
小
売
業
者
プ
レ
カ
ッ
ト
流
通
業
者
ハ
ウ
ス
ビ
ル
ダ
ー
林業家での木材情報把握(3Dスキャナによる計測)
原木(林業家)の指定
Digital Forestシステムによる立木情報化
3Dスキャナによるデータ取得(トップ画像)
林班境界の表示
林業家での木材情報把握(3Dスキャナによる計測)
林班内の情報と、30%本数間伐の位置
間伐対象木のID表示
(3Dスキャナによる点群データ)
材長(m)
丸太本数
末口径
(㎝)
3.1
総合計
林道脇のクローズアップ(赤は間伐対象木)
3.1
47
16
3.73
18
134
18
13.46
20
130
20
16.12
22
122
22
18.30
24
134
24
23.93
26
124
26
25.99
28
100
28
24.30
30
84
30
23.44
32
67
32
21.27
34
56
34
20.07
36
41
36
16.47
38
27
38
12.09
40
12
40
5.95
42
6
42
3.28
44
1
44
0.60
46
3
46
1.97
48
2
48
1.43
50
1
50
52
本数合計
材長(m)
材積(㎥)
16
末口径
(㎝)
1
0
0
1085
1085
総合計
林分内本数
1038
間伐率(本数で30%)
311
0.78
52
本数合計
0.84
0.00
0.00
228.99
228.99
林分より生産される丸太の種類と材積
林業家での木材情報把握(3Dスキャナによる計測)
立木IDと採材可能な最大正角材
(材長3m)
例えば下表では、
ID1044の立木からは、
22cmx22cmx3m
20cmx20cmx3m
18cmx18cmx3m
16cmx16cmx3m
14cmx14cmx3m
10cmx10cmx3m
の製材品が生産できることを示している。
林道脇の間伐対象木の
3D表示と内在する製材品
1044
22
20
18
16
14
1068
20
20
16
14
10
1472
10
1571
10
10
2382
20
18
16
14
10
10
原木土場での一次保管(検知・選木作業)
①
丸太や木材を区別するための“ID”
○ 電子タグ
○ QRコード
② “ID”を読むための端末
選木作業(良材の確保)
検知作業(材寸・材長の情報入力)
QRコード
木材の必要情報を入力
製材所・乾燥(粗製材・グレーディング)
粗製材
原木土場でのQR情報(末口径、
材長、数量)と、プレカット工業
からの必要材寸情報による木取り
と、必要な丸太の算定
乾燥
検品
グレーディング(構造強度・乾燥率)
プレカット前の粗製材保管(二次保管)からプレカットまで
粗製材状態での保管
(QRによる材寸・材長の管理)
設計情報から
必要材を選別・加工
伊佐ホームズ㈱
次の世代へ
―“あたらしい家 校倉”という提案-
原型としての家
私たちが目指したのは、必要
かつ十分な、シンプルを究めた
プロトタイプを用意するという
ことでした。合理性と機能性
の追求は美しいかたちに、シン
プルの追求は、自由と可変性
の獲得へと結実しました
ベース+ユニット
木造総2階建、延床面積33坪。
平面は正方形で、内部に4枚の壁をもつ。
外壁は国産杉の板張り。
これが「あたらしい家 校倉」のベースです。
そして各階に4つずつ、個室、階段室、浴室といった「ユニット」を割り振っていきます。
モデルプラン(間取りの可変性・移動間仕切りによる可変性)
移動間仕切りによる可変性
間取りによる可変性