(改)SNT4145-01(2015.07)買取再販で扱われる住宅の取得に係る

平成27年7月
株式会社 日本住宅保証検査機構
買取再販で扱われる住宅の取得に係る不動産取得税の工事証明書交付業務のご案内
【制度概要】
税目
税額の
軽減内容
適用期間
要件
不動産取得税
平成27年度税制改正により、宅地建物取引業者が中古住宅を取得し、住宅性能の一定の向上を図るための改修工事を行った後、住宅を個
人の自己居住用住宅として譲渡する場合、宅地建物取引業者に課される不動産取得税について、当該税額から当該住宅の築年月日に応じ
た以下の額に税率を乗じて得た額を減額する特例措置。
築年月日
控除額(万円)
平成9年4月1日~
1200
平成元年4月1日~平成9年3月31日
1000
昭和60年7月1日~平成元年3月31日
450
昭和56年7月1日~昭和60年6月30日
420
昭和51年1月1日~昭和56年6月30日
350
昭和48年1月1日~昭和50年12月31日
230
昭和39年1月1日~昭和47年12月31日
150
昭和29年7月1日~昭和38年12月31日
100
H27.4.1~ H29.3.31
a.宅地建物取引業法第2条第3項に規定する宅地建物取引業者であること
b.宅地建物取引業者が個人に譲渡する住宅の床面積が50㎡以上240㎡以下の住宅であること
c.宅地建物取引業者が個人に譲渡する住宅が、地震に対する安全性を有するものとして、
以下のいずれかに該当する住宅であること
・昭和57年1月1日以後に新築された住宅であること
・一定の耐震基準を満たしていることが次のいずれかの書類により証明されたもの
ⅰ.建築士、指定確認検査機関登録住宅性能評価機関又は住宅瑕疵担保責任保険法人が証する書類
(耐震基準適合証明書)
ⅱ.住宅性能評価書の写し(耐震等級が1、2又は3であるものに限る。)
ⅲ.既存住宅売買瑕疵担保責任保険に加入していることを証する書類
(保険証券の写し又は保険付保証明書)
d.宅地建物取引業者が個人に対し住宅を譲渡し、その個人が自己の居住の用に供すること
e.宅地建物取引業者が住宅を取得した後、下記のg及びhの要件を満たすリフォーム工事を行って個人に譲渡し、
当該個人の居住の用に供するまでの期間が2年以内であること
f.宅地建物取引業者が取得した時点で、新築された日から起算して10年を経過した住宅であること
g.工事に要した費用の総額が、当該住宅の個人への売買価格の20%(当該金額が300万円を超える場合には
300万円)以上であること
h.当該家屋について、以下のいずれかに該当するリフォーム工事が行われたこと
・下記対象工事 【第1号工事】~【第6号工事】に該当するリフォーム工事を行い、工事の合計額が100万円を超えること
・50万円を超える下記対象工事【第4号工事】、【第5号工事】、【第6号工事】のいずれかに該当する工事を行うこと
・50万円を超える下記対象工事【第7号工事】に該当する工事を行い、給水管、排水管又は雨水の浸入を防止する部分の瑕疵を担保する
既存住宅売買瑕疵担保責任保険に加入すること
【第1号工事】
【第2号工事】
【第3号工事】
【第4号工事】
【第5号工事】
対象工事
【第6号工事】
【第7号工事】
増築、改築、建築基準法上の大規模な修繕又は模様替
マンションの場合で、床または階段・間仕切り壁・主要構造部である壁のいずれ
かのものの過半について行う修繕又は模様替
居室・調理室・浴室・便所・その他の室(洗面所・納戸・玄関・廊下 )のいずれかの床
又は壁の全部についての修繕・模様替
一定の耐震基準に適合させるための修繕又は模様替
バリアフリー改修工事(以下①~⑧のいずれかの工事)
①車いすで移動するための通路又は出入口の拡幅
②階段の勾配の緩和
③浴室の改良(以下のいずれかに該当するもののみ)
・入浴又はその介助を容易に行うために浴室の床面積を増加させる工事
・浴槽をまたぎ高さの低いものに取り替える工事
・固定式の移乗台、踏み台その他の高齢者等の浴槽の出入りを容易にする設備を設置する工事
・高齢者等の身体の洗浄を容易にする水栓器具を設置し又は同器具に取り替える工事
④便所の改良(以下のいずれかに該当するもののみ)
・排泄又はその介助を容易に行うために便所の床面積を増加させる工事
・便器を座便式のものに取り替える工事
・座便式の便器の座高を高くする工事
⑤手すりの取付け
⑥段差の解消
⑦出入口の戸の改良(以下のいずれかに該当するもののみ)
・開戸を引戸、折戸等に取り替える工事
・開戸のドアノブをレバーハンドル等に取り替える工事
・戸に戸車その他の戸の開閉を容易にする器具を設置する工事
⑧滑りにくい床材料への取り替え
省エネ改修工事
(改修部位の省エネ性能がいずれも平成25年基準以上となる工事で、以下の①又は①の工事と併
せて行う②から④の工事。地域区分毎に要件が異なる。)
①窓の断熱性を高める工事又は日射遮蔽性を高める工事
②天井及び屋根の断熱改修
③壁の断熱改修
④床の断熱改修
給水管、排水管又は雨水の浸入を防止する部分に係る工事
ご案内-1P
SNT4145-01(2015.07)
平成27年7月
株式会社 日本住宅保証検査機構
買取再販で扱われる住宅の取得に係る不動産取得税の工事証明書交付業務のご案内
【工事証明交付手数料】
現地調査
1住戸あたりの手数料
(税抜き)
不要
要
要(他検査同時)
不要
要
要(他検査同時)
不要
要
要(他検査同時)
不要
要
要(他検査同時)
23,000円
40,000円
29,000円
43,000円
63,000円
52,000円
別途見積り
別途見積り
別途見積り
25,000円
41,000円
31,000円
追加費用・・・
追加項目
有無に関わらず
加算額\4,000円
窓改修工事の
み(基本)
不要
要
要(他検査同時)
21,000円
38,000円
27,000円
追加費用
・・・追加項目
有無に関わらず
基本項目のみ
不要
要
要(他検査同時)
工事要件
工事要件
1号~3号工事(一戸建ての住宅、共
同住宅)
━
4号工事(一戸建ての住宅)
━
4号工事(共同住宅)
━
5号工事(一戸建ての住宅、共同住
宅)
6号工事(一戸建ての住宅、共同住
宅)
5号+6号工事(一戸建ての住宅、
共同住宅)
7号工事(一戸建ての住宅、共同住
宅)
改修4項目まで
(基本)
省エネ追加費
有無に関わらず
用・・・追加項目
バリア追加費
有無に関わらず
用・・・追加改修
不要
━
要
要(他検査同時)
1号~6号の工事と合わせておこなっ
追加費用
た第7号工事(一戸建ての住宅、共
・・・追加項目
同住宅)
有無に関わらず
特記事項
証明に係る書類審査、証明書発行と送付
証明に係る現地での調査と書類審査、証明書発行と送付
証明に係る書類審査、証明書発行と送付
証明に係る現地での調査と書類審査、証明書発行と送付
証明に係る書類審査、証明書発行と送付
証明に係る現地での調査と書類審査、証明書発行と送付
証明に係る書類審査、証明書発行と送付
証明に係る現地での調査と書類審査、証明書発行と送付
注2)の改修項目のうち4項目を超え行う改修についての加
算額
証明に係る書類審査、証明書発行と送付
証明に係る現地での調査と書類審査、証明書発行と送付
加算額\3,000円/項目 窓改修と併せて行う注1)の各々の工事を1項目とします
36,000円
54,000円
46,000円
証明に係る書類審査、証明書発行と送付
証明に係る現地での調査と書類審査、証明書発行と送付
加算額\3,000円/項目 窓改修と併せて行う注1)の各々の工事を1項目とします
注2)の改修項目のうち4項目を超え行う改修についての加
加算額\4,000円/項目 算額
証明に係る書類審査、証明書発行と送付
25,000円
41,000円
証明に係る現地での調査と書類審査、証明書発行と送付
31,000円
加算額\3,000円/項目 注3)の各々の工事を1項目とします
注1) 省エネリフォームにおける追加項目とは窓改修と併せて行う以下の各々の工事を1項目とします。
・床の断熱工事
・天井の断熱工事
・壁の断熱工事
・太陽光発電設備設置工事(投資型減税のみ)
注2) バリアフリーリフォームにおける改修項目とは以下の8項目をいいます。
・通路等の拡幅
・階段の勾配の緩和
・浴室改良
・便所改良
・手すりの取付け
・段差の解消
・出入口の戸の改良
・滑りにくい床材料への取替え
注3) 給水管、排水管又は雨水の浸入を防止する部分に係る工事
・屋根
・外壁
・バルコニー
・開口部
・給水管、排水管
1)現地調査が複数回必要な場合は、追加1回に付き13,500円(税抜き)を別途申し受けます。
2)現地調査場所がJIOの支店もしくは営業所より50kmを超える場合、遠隔地料金を見積りし別途申し受けます。
3)交付手数料納付を振込とさせていただき、振込手数料は申請者負担となります。
4)他検査同時とは、JIOが行う瑕疵保険、適合証明の現場検査と本調査を同時に実施する場合を指します。
5)財形住宅貯蓄の適格払い出しの対象となることを証明する増改築等工事証明書を希望される場合も上記の手数料によりお引き受けいたします。
6)手数料は申請受付時点でのご請求となり、現地調査の実施がなく取り下げられた場合は、単独については9,500円(税抜き)、
他検査同時については3,500円(税抜き)を返金いたします。なお、銀行振込みによる返金は、振込み手数料をご負担いただきます。
7)証明書の再発行を希望される場合は、1通あたり5,000円(税抜き)を別途申し受けます。
【申請に必要な書類・図書】
《ご注意ください》下記の★印書類の提出が無い場合には、弊社による現地調査が必要になります。
必要書類及び図面
工事証明申請書(原本)
委任状(原本)
↓【以下の書類に関しては写しでも可】
<どの工事を行う場合にも共通して必要な添付書類>
登記事項証明書
★工事請負契約書
※工事請負契約書がない場合
・工事の費用に係る領収書
・★工事前後の状況が分かる写真
設計図書その他設計に関する書類
補助金交付額決定通知書等
<現地調査が必要な場合>
案内図
<4号工事を行う場合に必要な書類>
住宅の現況及び耐震工事の計画等に関し、要件を満たす住宅耐震改修であ
ることが確認できる図書
既存住宅性能評価書の写し(※活用する場合のみ)
備考
証明申請者に代わり代理者が申請を行う場合に必要です
増改築等の工事を行った家屋のもの。家屋の家屋番号及び所在地、家屋の
床面積の要件を満たしていることを確認します
増改築等を行った家屋のもの。改修年月日、改修費用の総額、改修事実を確
認します(工事内訳書を含む)
該当する増改築等工事の費用に係るもの
該当する増改築等工事の工事前、工事後のそれぞれの写真
適用対象となる工事を行っていることが確認できるもの
工事の費用となる交付金等がある場合には、その額を確認します
申請物件の付近見取り図
耐震改修工事の設計図書、耐震改修工事前後の平面図、耐震改修工事前後
に行った耐震診断に係る耐震診断書、耐震補強計算書等
※耐震改修が行われた後に取得した評価書において、耐震等級(構造躯体の
倒壊等防止)が等級1以上あるもの
【申請方法について】
・下記の送付先までお送りください。必要書類及び図面については各1部ご提出ください。なお交付の有無に関らず、原本も含め申請書類は返却できません
のでご注意ください。
・証明書交付は手数料納付の確認が取れ次第実施することになります。
申請書類原本送付先
〒136-0071
東京都江東区亀戸1丁目14番4号
第二萬富ビル 5階
株式会社 日本住宅保証検査機構
適合証明センター宛て
TEL:03-6861-9213
証明書交付手数料収納方法
銀行振込
申請書類等到着して内容確認した後、振込先口座番号を別途お知ら
せいたします。
※振込手数料は申請者様にてご負担いただきます。
証明書交付手数料の納付(振込)は基準適合審査開始までに実施いた
だきます。納付が無い場合は、審査業務は行えません。
ご案内-2P
SNT4145-01(2015.07)
平成27年7月
株式会社 日本住宅保証検査機構
買取再販で扱われる住宅の取得に係る不動産取得税の特例措置について
【工事証明書交付の流れ】
申請者 ※1,2
申
請
手
続
き
申請手続き※3
都道府県
※2
証明書交付申請に係る
一切の手続きは、申請者
の委任状を提出いただく
ことで「代理者」が行うこと
も可能です。
工事契約
【工事実施前】
・改修図面作成
・改修前写真撮影
【工事完了報告】
・改修図面・工事状況写
真(前後・工事費用領収
書上記受領
証明書交付申請
不受理通知
※3
具体的な申請手続きにつ
いては都道府県に申請者
にてご確認ください。
【工事中】
・隠蔽部分の改修前
及び改修後写真撮影
【工事完了】
・改修後写真撮影
申請受理確認
送付(申請受付をN)
※4
証明書交付手数料の納付
(振込)は基準適合審査開
始までに実施いただきま
す。納付が無い場合は審
査業務は行えません。
受理不可
再申請
FAX(N+1)
・書類不備確認
・手数料収納※4
FAXのない場合は電話
連絡後郵送にて通知
受理可
FAX(N+1)
【受付】
・台帳記載
・手数料収納有無
・現地調査有無
申請受理通知
FAXのない場合は電話
連絡後郵送にて通知
不適
不適通知受領※5
工
事
証
明
書
交
付
適
FAX(N+2)
・基準適合審査
FAXのない場合は電話
連絡後郵送にて通知
必要
FAX(N+2) 調査予約申
込書用紙
・現地調査要否
調査日時調整※6
調査立会い
調査予約
申込書
・調査日時決定
・検査員手配
(N+7+X)
現地調査実施
不適
是正工事実施
送付
是正後写真
証明書受領
買主への中古住宅譲渡
減税手続き※7
都道府県
※5
基準適合審査や、現地調
査結果が不適の場合不適
通知の送付をもって審査を
終了させていただきます。
この場合、納付いただいた
手数料、図面等の書類は
返却いたしません。
不要
FAX(N+2+X)
減
税
手
続
き
注意事項
※1
宅地建物取引業者が証
明書交付における「申請
者」となります。
中古住宅取得
改修工事依頼
対
象
工
事
の
実
施
JIO適合証明センター
(証明主体)
専門工事者
郵送
現地調査無し(N+6)
現地調査有り(N+11+X)
・現地調査結果
写真確認後
適
※6
瑕疵保険の検査と同時に
行う場合は予約申込書を
業務センターまでFAXにて
お送りください。
適
【証明書交付】
・証明書作成
・証明書送付
(注)
X日は申請者での滞留日
※7
具体的な減税手続きにつ
いては都道府県に申請者
にてご確認ください。
上記納期は標準納期です(数字は稼働日での日数)。減税手続きが開始される直前の年末~3月は集中が予想されるため+1週間以上見てください。
ご案内-3P
SNT4145-01(2015.07)