2.地域(自治会)の現状

Ⅱ
調査結果
第5章
地域活動について
2.地域(自治会)の現状
問 14 あなたの住んでいる地域(自治会)などで、現在次のようなことがありますか。
(○印はいくつでも)
図Ⅱ-5-3 地域(自治会)の現状[全体、性別](前回調査比較)
(%) 60
<前回調査(平成21年)>
30
0
会議や行事などで女性は飲食の世話、
後片付け、掃除等、裏方の仕事を
任されることが多い
24.9
26.7
22.6
22.3
19.4
26.0
全 体(N=3,874)
女 性(N=2,165)
男 性(N=1,709)
【回答はいくつでも】
<今回調査>
30
0
30.9
31.4
30.3
25.7
24.8
26.8
特に男女差はない
4.1
4.2
3.9
役員選挙に女性が立候補しにくい。
また、選ばれにくい
5.0
3.8
6.7
3.9
4.4
3.3
会議や行事などで女性が意見を
出しにくい。また、意見を無視されやすい
4.8
5.4
4.0
2.3
2.2
2.6
地域の行事で女性が参加でき
なかったり、男性と差があったりする
1.0
0.9
1.1
46.4
47.1
45.4
その他
3.3
2.8
4.0
1.1
1.1
1.2
無回答
全 体(N=1,395)
女 性(N=794)
男 性(N=601)
【回答はいくつでも】
40.1
40.4
39.6
わからない
2.8
3.1
2.3
60 (%)
3.5
3.8
3.2
住んでいる地域(自治会)などの現状として「わからない」が 40.1%と最も多いが、地域活動の
参加率が約5割であったことから当然ともいえる。実際にあることとして「会議や行事などで女性
は飲食の世話、後片付け、掃除等、裏方の仕事を任されることが多い」が 30.9%、次いで「特に男
女差はない」が 25.7%となっている。
性別でみても男女差はあまりみられない。
前回調査と比較すると、
「わからない」は男女とも約6~7ポイント減少し、女性では「特に男
女差はない」が 5.4 ポイント増、男性では「会議や行事などで女性は飲食の世話、後片付け、掃除
等、裏方の仕事を任されることが多い」が 7.7 ポイント増で、女性でも 4.7 ポイント増えているが、
男性の気づきの変化があらわれているようである。
男女共同参画社会に向けての意識調査(平成26年度)