取説 No.IC-001-01 取説 No.IC-001-01 ベットサイドアーム くうりっぷ N-500(ネブライザー用) ・ くうりっぷ N-500(ネブライザー用)・くうりっぷ Y-500(Yピース用) 取扱説明書 くうりっぷ Y-500(Yピース用) ご使用前に必ずお読みください。 取扱説明書 この取扱説明書は、何時でも読めるように保管しておいてください。 ベットサイドアーム ご使用前に必ずお読みください。 この「くうりっぷ」は、肺気腫・気管支喘息・呼吸器不全等の治療に使用する「ネブライザー(吸 この取扱説明書は、何時でも読めるように保管しておいてください。 入器)」を保持する器具として「ネブライザー用」を、また人工呼吸器の呼吸器回路の「Yピース・ ジャバラ管」を保持する器具として「Yピース用」を、看護や介護に携わる方の労力と時間的負 担を軽減させる目的で開発しました。 この 「くうりっぷ」 は、肺気腫 ・ 気管支喘息 ・ 呼吸器不全等の治療に使用する 「ネブラ 使 用 目 的 使用目的 安全上のご注意 安 全 上 の ご 注 意 イザー ( 吸入器 )」 を保持する器具として 「ネブライザー用」 を、また人工呼吸器の呼吸 器回路の 「Yピース ・ ジャバラ管」 を保持する器具として 「Yピース用」 を、看護や介護 器具の使い方を誤ると治療が出来ない状態となります。必ずこの取扱説明書を熟読し、 に携わる方の労力と時間的負担を軽減させる目的で開発しました。 正しくご使用ください。 また、器具の知識・安全情報を理解してからご使用ください。 器具の使い方を誤ると治療が出来ない状態となります。必ずこの取扱説明書を熟読し、 この取扱説明書では、注意事項を「危険」「注意」の2種類に区分しています。 正しくご使用ください。 また、器具の知識・安全情報を理解してからご使用ください。 この取扱説明書では、注意事項を 「危険」 「注意」 の2種類に区分しています。 取り扱いを誤った場合、身体に重大な危険(治療の継続)を及ぼす場合。 取り扱いを誤った場合、身体に危険を生じさせる可能性があり、器具に損害が想定される 取り扱いを誤った場合、身体に重大な危険 ( 治療の継続 ) を及ぼす場合。 注 意 場合。 尚、「注意」項目でも、状況により重大な危険に繋がる可能性があります。器具の使い方を守ってご使用くだ 取り扱いを誤った場合、身体に危険を生じさせる可能性があり、器具に損害が想定される さい。 危 険 場合。尚、「注意」 項目でも、状況により重大な危険に繋がる可能性があります。器具の 使い方を守ってご使用ください。 使用上のご注意 使 用 上 の ご 注 意 * 取扱説明書の内容を熟知しない人は、使用しないでください。 *取扱説明書の内容を熟知しない人は、使用しないでください。 * 器具の使用に際しては、医療関係者(看護師・介護士等)の指導を受けてから、使用し *器具の使用に際しては、医療関係者 ( 看護師 ・ 介護士等 ) の指導を受けてから、使用し てください。 てください。 * 器具の使用に際しては、本器具の各部品の脱落・破損・ゆるみがないか、確認してか *器具の使用に際しては、本器具の各部品の脱落・破損・ゆるみがないか、確認してから ら使用してください。 部品に脱落・破損・ゆるみがある場合、部品を交換するか補修 使用してください。 部品に脱落・破損・ゆるみがある場合、部品を交換するか補修を を行ってからお使いください。 尚、管理者がいる時は、連絡する事をお奨めします。 行ってからお使いください。 尚、管理者がいる時は、連絡する事をお奨めします。 1.製品概要 1.製品概要 N-500(ネブライザー用) 1-1.くうりっぷ 1−1.くうりっぷ N-500(ネブライザー用) 呼吸器等の治療でネブライザーを使用する場合、 通常はベッドで治療者が横向きに位置し、口腔と水 呼吸器等の治療でネブライザーを使用する場合、通常はベッ 平になる位置に器具を保持する必要があります。 ドで治療者が横向きに位置し、口腔と水平になる位置に器具を そのベッドの介護バー(ベッド柵)等に「くうりっぷ ネブ 保持する必要があります。 ライザー用」を取り付け、適切な位置と角度にネブライザ そのベッドの介護バー(ベッド柵)等に 「くうりっぷ ネブラ ーを保持できる構造となっています。 イザー用」 を取り付け、適切な位置と角度にネブライザーを保 持できる構造となっています。 (左図は試作品でのヘッドボード装着例) (左図は試作品でのヘッドボード装着例) 一般家庭での器具の使用に際しては、医療関係者の指導を受けてください。 一般家庭での器具の使用に際しては、医療関係者の指導を受けてください。 注意 1 1-2.くうりっぷ Y-500 (Y ピース用) 1-2.くうりっぷ Y-500 (Y ピース用) 人工呼吸器の呼吸器回路先端に取付けられたYピースまた 1−2.くうりっぷ Y-500(Y ピース用) 人工呼吸器の呼吸器回路先端に取付けられたYピースまた はジャバラ管を、 治療者口元または周辺に確実に配置する場合 人工呼吸器の呼吸器回路先端に取付けられたYピースまた はジャバラ管を、 治療者口元または周辺に確実に配置する場合 に使用します。 はジャバラ管を、治療者口元または周辺に確実に配置する場 に使用します。 合に使用します。 ベッドの介護バー(ベッド柵)に「くうりっぷ Yピース用」を ベッドの介護バー ( ベッド柵 ) に 「くうりっぷ Yピース用」 ベッドの介護バー(ベッド柵)に「くうりっぷ Yピース用」を 取り付け、 適切な位置と角度にYピースやジャバラ管を保持出 取り付け、 適切な位置と角度にYピースやジャバラ管を保持出 を取り付け、適切な位置と角度にYピースやジャバラ管を保 来る構造となっています。 来る構造となっています。 持出来る構造となっています。 (右図は試作品で介護バー装着例) (右図は試作品で介護バー装着例) (右図は試作品で介護バー装着例) 注 一般家庭での器具の使用に際しては、医療関係者の指導を受けてください。 意 一般家庭での器具の使用に際しては、医療関係者の指導を受けてください。 一般家庭での器具の使用に際しては、医療関係者の指導を受けてください。 2.製品仕様 2.製品仕様 2-1.装置構造と各部の名称 2.製品仕様 2-1.装置構造と各部の名称 器具は 「フレキアーム」 と 「ネブライザー用」 クリップ、「Yピース用」 クリップの組合せで構成され、 2-1.装置構造と各部の名称 器具は「フレキアーム」と「ネブライザー用」クリップ、「Yピース用」クリップの組合せで構成され、 「フレキアーム」の端にはベッドの介護バー ( ベッド柵 ) に固定するフレームが、逆端には 「ネブライザー 器具は「フレキアーム」と「ネブライザー用」クリップ、 「Yピース用」クリップの組合せで構成され、 「フレキアーム」の端にはベッドの介護バー(ベッド柵)に固定するフレームが、逆端には「ネブライ 用」 クリップまたは 「Yピース用」 クリップが旋回自由な形で装着されています。 逆端には「ネブライ 「フレキアーム」 の端にはベッドの介護バー(ベッド柵)に固定するフレームが、 ザー用」クリップまたは「Yピース用」クリップが旋回自由な形で装着されています。 ザー用」クリップまたは「Yピース用」クリップが旋回自由な形で装着されています。 「フレキアーム」 はパイプと自在に曲がるフレキシブルパイプの組合せとなります。 「フレキアーム」はパイプと自在に曲がるフレキシブルパイプの組合せとなります。 「フレキアーム」はパイプと自在に曲がるフレキシブルパイプの組合せとなります。 フレキシブルパイプ パイプ 上フック ネブライザー用クリップ(向き調整自在) フレーム 下フック フレキアーム (パイプ・フレキシブルパイプの構成) Y ピース用クリップ(向き調整自在) 2−2.製品仕様(N-500・Y-500) 2-2.製品仕様 (N-500・Y-500) 「フレキアーム」 全長 = 50cm(パイプ 20cm・フレキシブルパイプ 30cm) 「フレキアーム」全長 = 50cm (パイプ 20cm・フレキシブルパイプ 30cm) 「ネブライザー用」 の 「ネブライザー」 掴み外形 = 30 ~ 50mm 「ネブライザー用」の「ネブライザー」掴み外形 = 30~50mm 2-2.製品仕様 (N-500・Y-500) 「Yピース用」 のYピースやジャバラ管等のホース(掴み)外形と本数 = 20 ~ 30mm ×2本 「Yピース用」のYピースやジャバラ管等のホース(掴み)外形と本数 = 20~30mm×2本 「フレキアーム」全長 50cm の全長変更・組合せ変更等の特殊対応にも応じます。 (パイプ 20cm・フレキシブルパイプ 30cm) 注1:要望により = 「フレキアーム」 「ネブライザー用」の「ネブライザー」掴み外形 = 30~50mm 注2: 「フレキアーム」 のベッド側取付部は、ベッドの異形の介護バーやヘッドボード、車椅子等に結合 注1: 要望により「フレキアーム」の全長変更・組合せ変更等の特殊対応にも応じます。 「Yピース用」のYピースやジャバラ管等のホース(掴み)外形と本数 = 20~30mm×2本 注2:できるクランプの特殊対応にも応じます。 「フレキアーム」のベッド側取付部は、ベッドの異形の介護バーやヘッドボード、車椅子 等に結合できるクランプの特殊対応にも応じます。 注1: 要望により「フレキアーム」の全長変更・組合せ変更等の特殊対応にも応じます。 注2: 「フレキアーム」のベッド側取付部は、ベッドの異形の介護バーやヘッドボード、車椅子 2 等に結合できるクランプの特殊対応にも応じます。 器具の各部品に、脱落・破損・ゆるみがないか確認してください。 用方法 3.使用方法 3.使用方法 3.使用方法 3.使用方法 3-1.使用前の準備と安全確認 3-1.使用前の準備と安全確認 3-1.使用前の準備と安全確認 3-1.使用前の準備と安全確認 使用前に器具が正常状態にあるか、点検確認を行なってから使用してください。 使用前に器具が正常状態にあるか、点検確認を行なってから使用してください。 使用前に器具が正常状態にあるか、点検確認を行なってから使用してください。 【使用前の準備】 危 険 使用前に器具が正常状態にあるか、点検確認を行なってから使用してください。 【使用前の準備】 【使用前の準備】 器具の各部品に、脱落・破損・ゆるみがないか確認してください。 器具の各部品に、脱落・破損・ゆるみがないか確認してください。 器具の各部品に、脱落・破損・ゆるみがないか確認してください。 【使用前の準備】 注意 3-2.使用方法 器具の各部品に、脱落・破損・ゆるみがないか確認してください。 3-2.使用方法 3-2.使用方法 3-2.使用方法 うりっぷ N-500(ネブライザー用) くうりっぷ N-500(ネブライザー用) くうりっぷ Y-500(Yピース用) くうりっぷ N-500(ネブライザー用) くうりっぷ Y-500(Yピース用) くうりっぷ N-500(ネブライザー用) くうりっぷ Y-500(Yピース用) くうりっぷ くうりっぷ N-500(ネブライザー用) N-500(ネブライザー用) くうりっぷ くうりっぷY-500(Yピース用) Y-500(Yピース用) * 「フレキアーム」 端のフレームの下フッ クノブを緩め、上フックをベッド介護 バー上部の横パイプに被せ、ベッドの介 護バーのパイプが上下に平行2段の場 合、下フックを下部の横パイプにしっか りと挟み込む。 また、ベッドの介護バーのパイプがT字 * 下フックの挟み込みが完了したら、下フッ の介護バーに固定する。 上フック 下フック 形の場合、下フックを縦パイプにしっか 下フックの挟み込みが完了したら、 下フックノブをしっかりと締め、「フレキアーム」をベッド りと挟み込む。(右図参照) の介護バーに固定する。 〔ネブライザー用の場合〕 *下フックの挟み込みが完了したら、下フックノブをしっかりと締め、「フレキアーム」 をベッドの介護 * 下フックの挟み込みが完了したら、下フックノブをしっかりと締め、「フレキアーム」をベッド の介護バーに固定する。 バーに固定する。 * 「くうりっぷ N-500」に薬液を注入した「ネブ ブライザー用の場合〕 き)」をしっかりと挟み込む。 * * 下フックの挟み込みが完了したら、 下フックの挟み込みが完了したら、 下フックノブをしっかりと締め、「フレキアーム」をベッド 下フックノブをしっかりと締め、「フレキアーム」をベッド 「くうりっぷ N-500」に薬液を注入した「ネブライザー(チューブ付 〔ネブライザー用の場合〕 〔ネブライザー用の場合〕 の介護バーに固定する。 の介護バーに固定する。 * 「ネブライザー」の薬液噴霧口を、治療者の き)」をしっかりと挟み込む。 * 「くうりっぷ * 「くうりっぷ N-500」N-500」に薬液を注入した「ネブライザー(チューブ付 に薬液を注入した 「ネブライザー(チューブ付き) 」 に配置し薬液噴霧を行う。 き)」をしっかりと挟み込む。 「ネブライザー」の薬液噴霧口を、治療者の口腔と水平になる位置 をしっかりと挟み込む。 〔ネブライザー用の場合〕 〔ネブライザー用の場合〕 * 「ネブライザー」の薬液噴霧口を、治療者の口腔と水平になる位置 に配置し薬液噴霧を行う。 「ネブライザー」 の薬液噴霧口を、治療者の口腔と水平になる位置に配 * * *「くうりっぷ 「くうりっぷN-500」に薬液を注入した「ネブライザー(チューブ付 N-500」に薬液を注入した「ネブライザー(チューブ付 に配置し薬液噴霧を行う。 置し薬液噴霧を行う。 〔Yピース用の場合〕 き)」をしっかりと挟み込む。 き)」をしっかりと挟み込む。 ピース用の場合〕 * * 〔Yピース用の場合〕 「ネブライザー」の薬液噴霧口を、治療者の口腔と水平になる位置 「ネブライザー」の薬液噴霧口を、治療者の口腔と水平になる位置 * 「くうりっぷ Y-500」に呼吸器回路の「Yピー 〔Yピース用の場合〕 に配置し薬液噴霧を行う。 に配置し薬液噴霧を行う。 * 「くうりっぷ Y-500」に呼吸器回路の「Yピース」または「ジャバラ管」をしっかりと挟み込む。 「くうりっぷ Y-500」に呼吸器回路の「Yピース」または「ジャバラ管」をしっかりと挟み込む。 * 「 く う り っ ぷ Y-500」 に 呼 吸 器 回 路 の 「 Y ピ ー ス 」 ま た は 「ジャバラ管」 をしっかりと挟み込む。 〔Yピース用の場合〕 〔Yピース用の場合〕 * * 「くうりっぷ 「くうりっぷY-500」に呼吸器回路の「Yピース」または「ジャバラ管」をしっかりと挟み込む。 Y-500」に呼吸器回路の「Yピース」または「ジャバラ管」をしっかりと挟み込む。 注: 「フレキアーム」端の「フレーム」上部には治療者の口腔 に合わせる為のアーム旋回機能が設けられています。 注: 「フレキアーム」端の「フレーム」上部 「フレキアーム」端の「フレーム」上部には治療者の口腔 ノブを操作し、アームをしっかりと固定して下さい。 注: に合わせる為のアーム旋回機能が設けられています。 に合わせる為のアーム旋回機能が設け 注: 注: 「フレキアーム」端の「フレーム」上部には治療者の口腔 「フレキアーム」端の「フレーム」上部には治療者の口腔 ノブを操作し、アームをしっかりと固定して下さい。 ノブを操作し、アームをしっかりと 3 に合わせる為のアーム旋回機能が設けられています。 に合わせる為のアーム旋回機能が設けられています。 ノブを操作し、アームをしっかりと固定して下さい。 ノブを操作し、アームをしっかりと固定して下さい。 〔Yピース用の場合〕 * 「くうりっぷ Y-500」に呼吸器回路の「Yピース」または「ジャバラ管」をしっかりと挟み込む。 注: 「フレキアーム」 端の 「フレーム」 上部には治療者の口腔に合わせる為 のアーム旋回機能が設けられています。 ノブを操作し、アームをしっかりと固定して下さい。 注: 「フレキアーム」端の「フレーム」上部には治療者の口腔 に合わせる為のアーム旋回機能が設けられています。 ノブを操作し、アームをしっかりと固定して下さい。 危険 3 「ネブライザー」 による噴霧治療に異常を発見した時は、直ちに噴霧を中止し、修復するか 危険 「Yピースやジャバラ管」 による人工呼吸治療の異常が発見された時は、直ちに修復するか 危険 誤った方法での噴霧・治療は、重大な事故の原因となります。 「使用方法」 に沿って行っ 器具の正常な部品に交換して、装着し直してください。 器具の正常な部品に交換して、装着し直してください。 て下さい。 4.終了後の注意 噴霧・治療終了後、器具の扱いに充分注意をし、汚れた場合は必ず洗浄(アルコール等での拭き取り) し、常に清潔を保つ様、心掛けてください。 注意 部品交換が必要となった場合は、必ず純正部品をお使いください。 この取扱説明書の内容に、不明の点や詳細事項をお知りになりたい方は、株式 会社アイメックスまでお問合せください。 お客様が安全にご使用いただけます ことを、心より願っております。 注意:この取扱説明書は、事前の予告なく一部内容を変更することがあります。 品質保証 株式会社 アイメックス 〒407-0037 山梨県韮崎市大草町若尾960 tel:(0551)22-1429 fax:(0551)22-8219 ホームページ http://www.imex-j.com E-mail:[email protected]
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