開催(PDF 411 KB) - 一般社団法人 中部地域づくり協会

地域づくり技術研究所 活動報告 平成26年度 vol.12
『 中部地域づくり講演会
「河川学」が支える河川・流域の整備と管理
』を開催
長年にわたり中部地方の河川整備と管理についてご指導をいただいている辻本哲郎先生をお迎えし、
講演会を開催しました。これからの河川管理における治水・利水・環境の目指すべき方向を、水災害に
対する安全・資源の確保、生態系保全への貢献といった視点で講演していただきました。さまざまな災
害が頻発し、また地球環境の保全が叫ばれる今、私たちに大きな示唆を与えていただける機会となりま
した。
■実施年月日
15:00~17:00
平成27年3月2日(月)
■実施場所
レセプションハウス名古屋逓信会館 4階 ユニオンホール
■主催
一般社団法人 中部地域づくり協会
後援 : 国土交通省 中部地方整備局、公益社団法人 土木学会 中部支部、
中部地方巨大災害タスクフォース、一般社団法人 建設コンサルタンツ協会 中部支部
■参加者
約200名
■実施内容
・ 開会挨拶
一般社団法人 中部地域づくり協会 理事長 福田晴耕
・ 来賓挨拶
国土交通省中部地方整備局長 八鍬隆 氏
・ 講演
「河川学」が支える河川・流域の整備と管理
講師 名古屋大学大学院工学研究科教授 辻本哲郎 氏
・ 閉会挨拶
国土交通省中部地方整備局 河川部長 勢田昌功 氏
この講演会では、辻本教授が長年研究してこられた「河川学」の在るべき姿について、その河川管
理への反映など広範囲に渡り、実験などの取り組みを交えながら、講演していただきました。
また、当協会では、風水害の頻発や災害体験の風化など自然・社会環境の変化に対応した地域
防災力の強化を図るための調査研究を行っており、2005 年 8 月に米国南部のニューオーリンズを襲
った巨大ハリケーン「カトリーナ」に関する現地調査を始め、東海豪雨災害、大規模広域水害への取
り組みについても講演の中で取り上げていただき、今後の河川管理や環境の整備・保全などへの方
向性理解を深める機会となりました。