高志高校SGHベトナム研修報告第5日報告

2015年1月8日(木)
高志高校SGHベトナム研修報告第5日報告
◎ドンズー日本語学校ビンミー分校訪問
ドンズー日本語学校には幾つかの分校がありますが,ビンミー分校は日本の大学に留学する学生が
留学の前に1年ほど学ぶトップクラスの学校です。全寮制で朝5時に起床し,朝食前にベトナム語で
物理と数学,朝食後には日本語で物理と数学を学ぶなど,1日 10 時間以上にも及ぶ学習を行い日本
の大学で学べる力をつけています。
高志高校生は,福井大学の学生3名とともにビンミー分校を
訪れました。現地学生たちの歓迎を受けた後,ビンミー分校の
概要説明を受け,授業見学・校舎見学を行いました。次に,交
流会の会場に移動し,お互いに自己紹介を行いました。午前中
は,日本紹介のプレゼンテーションを行いました。日本語で話
ができることもあり,大学生にも負けないしっかりとしたプレ
ゼンが行えたようでした。
午後は,ビンミー分校の生徒によるベトナム紹介のプレゼン
テーションが行われました。その後,本日の研修のメインであ
る討論会を行いました。高志高校生,福井大学生,ビンミー分
校の学生が混合で5つの班に分かれ,事前に準備してあったテ
ーマについて,各グループで話し合いました。
各グループのテーマは以下の5つです。
①今までの戦争とこれからの平和について
②経済成長について
③若者の文化について
④男性と女性の考え方の違い
結婚に際して相手に求める条件について
⑤経済格差・フェアトレードについて
ビンミー分校の学生は,資料を日本語で準備するなど,この
話し合いに向けた熱意はかなりのものでした。日本から来る大
学生や高校生から何かを学び取ろうとする彼らの姿勢は,本校
の生徒にも何かを感じさせたのではないでしょうか。
熱心な話し合いは延々と続きました。どの学生も,もっと話
し合いを続けたい様子でした。