でのサマースクール報告 - 名古屋工業大学 張・岩井研究室

平成 27 年度
サマースクール
報告書
実施日:2015 年 8 月 17 日(月)~8 月 28 日(金)
名古屋工業大学大学院
創成シミュレーション工学専攻
学籍番号
氏名
26413561
細谷
旭弘
目次
はじめに ...................................................................................................................................... 2
1. サマースクールに参加した目的........................................................................................ 2
2. サマースクールの概要........................................................................................................ 3
3. サマースクールで学んだこと............................................................................................ 4
4. まとめ.................................................................................................................................... 5
Photo.1 Weimar Station
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はじめに
サマースクールはドイツのワイマールにあるバウハウス大学で行われます。日本からド
イツの都市、フランクフルトまで飛行機で約 11 時間(サマータイム実施中)、その後、電車
でワイマールまで 2 時間 30 分程でした。長距離飛行に加え、私が参加した頃は円安で、ユ
ーロ圏の物価が高かったため、使用した金額は相当なものでした。正確な値段はわかりま
せんが、30 万円以上はかかったと思います(サマースクールに参加する前に 1 週間ヨーロ
ッパを旅行したので、合計すると 40 万円は超えていると思います)。しかし、サマースク
ールで経験したことは、私にとって一番の思い出となりました。海外の友達もでき、今で
も連絡を取り合っています。この経験は、お金では買えない価値があり、私の心の中に大
切な宝物として残っています。また、研究室の先生方、先輩方、両親、サポートしてくれ
た生協の方々、そして、バウハウス大学の関係者の方々のご支援があって参加することが
できました。そのようなご支援をしていただいた方々にお礼申し上げます。
最後に、この報告書は、サマースクールに参加したいと思っている学生に参考となるよ
うに書きました。これを読んで少しでも興味がわいてきたら、是非、サマースクールに参
加してみてください。
1. サマースクールに参加した目的
私がサマースクールに参加した目的は、端的に言うと、語学力向上でした。サマースク
ールは、当然ですが、すべて英語で行われます。私は、特別、英語に堪能でもなく、海外
に旅行したこともありません。しかし、将来、海外に転勤して働く可能性があるため、少
しでも英語に慣れておきたいと思い、参加しました。けれども、サマースクール本来の目
的は、海外の方々と協力して、自分の専攻分野の知識を深めることであり、私の目的は、
サマースクール本来の目的と大きく違っていました。そのため、英語ができない私にとっ
て、海外の授業はとても苦労しました。また、私は地盤分野専門になりますが、サマース
クールのプロジェクトに地盤分野はなかったため、それが追い打ちとなりました。ところ
が、私はサマースクールにとても満足して日本に帰国しました。なぜかというと、知識を
深めることが全てではないと感じることができたからです。実際、参加した生徒の半数近
くは、毎晩開催されるパーティが真夜中まで続いたこともあり、授業にあまり出席してい
ませんでした。私もせっかく海外に来たのだからと、積極的にパーティに参加し、交流す
るようにしました。英語が堪能でなくても、必要最低限のことをしゃべることができれば、
会話はできます。私は、毎晩、ドイツビールを味わいながら海外の文化を楽しみました。
参加したい理由がどうあれ、一番大事なことは、海外の文化を知り、それに慣れること
です。日本人は真面目なので、目的が達成できないとストレスを感じることもあります。
しかし、深く考えず、積極的にパーティに参加し、毎日を楽しむことができれば、サマー
スクールは一生の思い出となります。
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2. サマースクールの概要
ここでは、私がサマースクールに参加する前、参加中の出来事の紹介になります。当然
ですが、バウハウス大学とのやりとりは全て英語です。
2.1
サマースクールに応募する
サマースクールは誰でも参加できる訳ではありません。必要書類をバウハウス大学に提
出し、選考を経て、参加できる通知が来るものです。必要書類をきちんと書き、期限内に
提出できれば、選考はほぼ通過すると思います。詳細は、バウハウス大学、サマースクー
ルのホームページに書いてあるので、そちらを参照してください。また、このときに、バ
ウハウス大学に奨学金を申請することができます。この奨学金は、バウハウス大学が負担
するものですので、是非利用してください。けれども、申請するには、きちんと書類を書
いて提出しなければなりません。もちろん、必ず奨学金がもらえる訳ではありません。私
は、土木コース料金とバウハウス大学で使える昼食券、宿泊代の奨学金を頂くことができ
ました。
2.2
論文を提出する
選考を通過したら、自分の研究テーマについて論文を提出します。参加する生徒の内、
何人かは、その論文について、サマースクール中にパワーポイントで発表します。私は発
表しませんでしたが、私以外に参加したもう一人の日本人の学生は発表していました。バ
ウハウス大学から発表してほしいというメールを受け取ったら、発表の準備もしてくださ
い。当然、期限は守ってください。
2.3
目的地に向かう
飛行機を自分で予約して、鉄道でワイマールまで向かいます。交通関係は、大学の生協
で手続きしました。生協はいろいろと教えてくれるので、とても頼りになります。是非、
利用しましょう。私は、LCC を利用せず、名古屋からフランクフルトまで直行便のあるル
フトハンザ航空を利用しました。また、海外旅行も兼ねていたので、ベルギー、オランダ、
ドイツで鉄道乗り放題の鉄道パスを利用しました。全て、生協で相談し、自分に合ったプ
ランで手続きしました。
2.4
サマースクールに参加する
バウハウス大学から集合場所や振込方法など、細かな詳細がメールで送られて来ますの
で、それに従ってください。けっこうしっかりしているので、安心できます。また、わか
らないことがあれば、質問することもできます。ためらわず、どんどん質問してください。
授業は大学の講義が英語になっただけです。私はまったく理解できなかったので、英語の
み聞いていました。ノートをとる必要もないと思います。ほとんどの生徒は授業を聞いて
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いませんでした。必ず出席しなければいけない訳ではありませんが、授業の最後に重要な
情報を言うことがありますので、原則、出席するようにしましょう。
宿泊施設は、主にシェアハウスです。ルームメイトはサマースクールの学生かバウハウ
ス大学の学生だと思います。私は、後者でした。いろいろ教えてくれたので、とても有意
義に使うことができました。ワイマールには、スーパーがありますので、そこでパンや牛
乳などを買って、朝にシェアハウスで食べるということをしていました。
サマースクール中に自分の選択したプロジェクトをグループで取り組む作業があります。
グループワークであり、最終レポートにつながるので、積極的に参加しました。私のプロ
ジェクトは専門分野外だったので、解析を動かす方法を教えてもらい、ひたすら解析を行
っていました。最後に発表がありますが、全員が前に出て発表する必要はなかったので、
他の英語が堪能な学生に任せました。専門外なので、まったくわかりませんでしたが、休
憩中にコーヒーを一緒に飲んだりして、積極的に交流するようにしました。
この期間中は、ほぼ毎日、イベント(パーティ)があります。イベントの予定がなくて
も、必ずどこかで生徒たちが飲み会を開いています。そこに人が集まって飲んでいれば、
誰でも参加できます。私はいつも真夜中まで飲んでいました。ワイマールは田舎ですが、
真夜中に歩いていても危険だなと感じたことはありませんでした。
最終日は、シェアハウスの鍵を駅で待っているスタッフの方に返しに行きます。ここで
きちんと返し、手続きが終了すると、50 ユーロがデポジットとして返ってきます。私は電
車に乗り遅れるところだったので、急いでいることを伝え、30 秒ほどで手続きが終了しま
した。また、最終レポートの発表が終わった後に、サマースクールを終えた証明書がもら
えます。これは、大学で使う単位(成績)として扱えるそうです。私は、時間がなかった
のでもらいませんでしたが、利用できるなら、是非、利用してください。
3. サマースクールで学んだこと
語学力もそうですが、一番勉強になったと思うことは、世界の人々の価値観が日本人と
違う部分もあるということでした。生活スタイル、コミュニケーション、行動パターンな
ど、ほとんど違います。海外経験のある方のお話や参考書から、そのようなことはわかっ
ていましたが、肌で感じて初めて実感できるものです。中でも、コミュニケーションの取
り方は、とても気に入りました。日本の場合は、おじぎで敬意を表すことをしますが、海
外は握手やハグなど、触れることで完了します。軽い握手ではなく、がっちり握った握手
です。これは、相手を尊敬し、心から仲間だと認めているからこそできる行動です。私は、
心の底から気持ちがいいと感じました。また機会があったら、あの仲間たちに会いたいと
思っています。
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4. まとめ
サマースクールはとても貴重な時間となりました。
土木に関することは理解できませんで
したが、大切なことを学びました。今でも連絡を取り合っている友達もできました。語学が
ぎこちなかっただけで、他は何不自由なく過ごすことができました。できることなら、もっ
とここにいたいと、本気でそう思いました。
はじめに書きましたが、私一人の力では成し遂げられないことでした。全てが初体験で
あったため、多くの方の援助を受けました。被害に遭うこともなく、何不自由なくサマー
スクールを過ごせたことは、そのような援助を受けたからだと思います。日本のみならず
海外も含めた関係者の方々に、感謝の意を表します。Thank you for your kindness!
以下、私が撮影した写真を貼り付けておきます。
Photo.2 Town Street
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Photo.2 Theater Platz
Photo.3 Final Presentation
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Photo.4 Party Night
Photo.5 Project Team
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