立川高校男子バスケットボール部、春季大会観戦記 23 期 清水 比佐夫 4 月 20 日に平成 26 年度男子の春季大会(関東大会予選)が明星高校で 10 時 40 分から行われま した。明星高校は体育館を建て替え、その最上階に大きく明るいメインアリーナがあるのですが、 4 月 20 日の会場は1階のサブアリーナで行われました。 相手は「練馬高校」でした。試合前の練習ではとりたてて身長が高い選手はいませんが体格が良 く、よく鍛えられている感じを受けました。練馬高校は先週、福生高校と戦い 103-72 で勝上がっ てきていました。 第一ピリオド、立川高校は 4 番 5 番 6 番 7 番 8 番の 5 人でスタートしました。練馬の 5 人は体格 が良く、立川より一回り大きい感じです。立川のハーフコートマンツーマンに対し練馬はオールコ ートマンツーマンディフェンス始まりました。練馬のマンツーマンは反応が早く、パスにはディナ イが強く、ドリブルにはピンチしてきて、コースを塞ぎ、ボ-ルをブラッシュしてきました。フロ ントコートに入ってからは、ボーラーにタイトにつき、カットインに対するカバーリングから挟み 込む意識が高く、3 線、4 線のフォローも良くカバーするディフェンスでした。このディフェンス に押され、なかなか得点ができない物の、練馬のミスシュートをよくフォローアップし、5 分過ぎ では 2 対 8 のロースコアの出だしでした。その後、練馬の攻撃のリズムが速くなる一方、立川は速 攻をシュートブロックされたり、苦しいシュートが多く、第一ピリオドは 2-20 の大量の得点差と なってしまいました。 ティップオフ 5 番速攻ランシューブロックされる 6 番ジャンプシュート 8 番ステップインシュート ロングシュートが入らなかった練馬に対し、第二ピリオドの立川はゾーンディフェンスにシフト しペースを変えます。しかしここで練馬は 6 番がトップの位置から立て続けに 3 本 3Pシュートを 決めて来ました。立川の攻撃は 5 番、6 番、8 番が得点したものの 7 分過ぎでは 11 対 45 と引き離 されました。練馬はメンバーを変えてきましたが、ディフェンスの足が良く動き、チームでのディ フェンスの意識が高く、 なかなか崩せません。 ハーフタイムを14 対 48 で迎えることになりました。 7 番ミドルシュート ゾーンプレス 12 番ミドルシュート 4 番ステップイシュート 10 番エンドラインカットインシュート 応援団に礼 第三ピリオドはマンツーマンとゾーンプレスを切り替えるディフェンスにシフトしてミスを誘い ますが、ビッグチャンスにはなりませんでした。但し、練馬が途惑いシュートをよく落とした事も あり、第三ピリオド終了時点では 27 対 67 の得点でした。 第四ピリオドでは、オールコートゾーンプレスで張りますが点差を詰められず、練馬もシュート を落とし最終 40 対 79 での敗退となりました。 残念ながら春季大会(関東大会予選)は初戦での敗退となりました。これから一年生を加えたチ ームで、インターハイ予選へのスキルアップを期待したいと思います。
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