道の駅(仮称)大野 管理運営に関する方針案 本書については道の駅開駅

道の駅(仮称)大野
管理運営に関する方針案
本書については道の駅開駅後の管理運営にかかる
方針案であり、今後、指定管理予定者と協議しながら
決定していく予定である。
管理運営に関する方針案-1
目
次
1.基本的な管理運営の方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
2.利用条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
3.運営管理業務の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
4.指定管理者の管理区分に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
1.指定管理者の管理区分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
2.各施設の管理運営の考え方について・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
3.維持費の支払いについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
4.施設の管理に関する業務について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
5.備品等の管理について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
6.町と指定管理者のリスク分担区分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
7.施設及び物品購入経費に関わる区分・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
5.指定管理者の協定に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
6.その他業務を適切に実施する為の事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
7.その他の事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
管理運営に関する方針案-2
道の駅(仮称)大野
管理運営に関する方針案
1.基本的な管理運営の方針
①道の駅「
(仮称)大野」
(以下「道の駅」という。
)は主要地方道岐阜関ヶ原線沿いに位置し、
また将来開通予定である(仮称)大野・神戸ICも近く広域的な交通の要所であるため物
理的な条件に恵まれている。このような立地特性を活かし、町民が憩い、観光客が楽しむ
安らぎの拠点とする。
②指定管理者は、利用者が施設を利用することについて、その利用に際して平等かつ公平な
取扱いをし、不当な差別的取扱いをしてはならない。
③道の駅の特性を十分に理解し、指定管理者のノウハウを発揮しながら、その特性を踏まえ
た管理運営を行うことで、適切な管理水準を確保すること。
④指定管理者は、道の駅の管理について創意工夫のある企画や効率的な運営などにより、施
設利用者の多様なニーズに応え、質の高いサービスの提供を図り、効果的・効率的な管理
運営を目指すこと。
⑤指定管理者は、地元で産出され、又は採取される農林産物の販売及びその加工品を販売す
るとともに、必要に応じて地域団体等と連携し、観光の拠点として魅力あふれる地域の情
報を提供することを積極的に推進すること。
⑥施設や設備については、各種設備の位置、機能、特性を十分把握したうえで、全ての施設
を清潔かつその機能を正常に保持し、利用者の快適かつ安全な利用を図るよう適正な維持
管理を行い、必要に応じて保守点検を行うこと。
2.利用条件
①開館時間及び休館日
トイレ及び駐車場は、原則年中無休とし 24 時間利用可能とします。収益的施設について
は、町と協議の上、開館時間及び休館日の設定を設けることができます。
②施設利用について
収益的施設を指定管理者の事業運営店舗とし、指定管理者によるテナント運営の他、賃料
収益を目的としたテナントリーシングを行うなど、町との協議により定めます。
3.運営管理業務の内容
①「道の駅」の施設及び設備の維持管理に関する業務
②「道の駅」の使用の許可に関する業務
③観光情報及び地域情報等の発信に関する業務
④地域の農産物及び特産物などの販売並びに飲食物の販売に関する業務
⑤地域交流及び地域振興を目的としたイベントの開催に関する業務
⑥町並びに地域の各種団体が実施する事業と協調し、当該イベントを通じた来訪者と町民の交
流に関する業務
管理運営に関する方針案-3
⑦収益的施設を活用した地域のまちづくりを支援する業務
⑧施設及び物品の保守管理に関する業務
⑨駐車場及び駐輪場、トイレの維持管理に関する業務
⑩その他の指定管理業務を行なううえで必要な関係業務
・広報に関する業務、事業報告、収支予算報告、町の事務事業に関する業務
等
⑪前各号に掲げるもののほか、町長が必要と認める業務
※運営管理業務の具体的内容に関しては、予定者選定後、町との協議により定めます。
4.指定管理者の管理区分に関する事項
1.指定管理者の管理区分
施設名称
①収益的施設
②公益的施設
③
④
指定管理者
町
県
備
考
・地元農産物販売
・特産物販売、販売促進
・レストランやカフェの運営
・バラ、柿を中心とした体験教室やイ
ベント
・レンタサイクルステーションの運営
管理
・観光施設の情報発信 等
1
物販施設
2
飲食施設
3
事務所
4
案内・情報施設
5
トイレ維持管理
6
駐車場維持管理
7
公園維持管理
○※1
○
駐車場は収益付帯施設とする。
県設置駐車場は町と県において管理協
定を結ぶ
道の駅全体の植栽含む
8
多目的施設
○※1
○
子育て支援施設
9
防災施設
○
防災倉庫・貯水槽・太陽光発電
インフラ設備
(収益的施設)
○
○
△
○
△
○
トイレは収益付帯施設とする。
県設置トイレは町と県において管理協
定を結ぶ
等
上水道・電気・ガス
インフラ設備
(公益的施設)
○
施設の共済保険
○
浄化槽・上水道・電気・ガス
※1 日常的な清掃については道の駅全体とし、指定管理者が行うこと。
2.各施設の管理運営の考え方について
(1)収益的施設
①物販施設(地域特産品)
「指定管理予定者募集要項(P3)3.開駅準備にかかる事項について」より、今後、指定管
理予定者との協議を踏まえ決定します。
その他として
管理運営に関する方針案-4
ア
商品の陳列、展示に注意を払い、定期的に工夫を凝らした並びや配列をがけ、清潔感
をもって商品を見やすく陳列するよう努めること。
イ
道の駅共通商品の販売。
ウ
営業時間の変更等は、町と協議により決定すること。
②物販施設(農産物直売所)
「指定管理予定者募集要項(P3)3.開駅準備にかかる事項について」より、今後、指定管
理予定者との協議を踏まえ決定します。
その他として
ア
生産履歴の管理・指導を図り、安心安全かつ新鮮な商品の提供を基本とすること。
イ
日常的に必要な野菜・果物等で気候条件や産地の状況から地元産の供給が困難なも
のについては、消費者のニーズを踏まえながら、一定の仕入れの実施により品揃えの
確保を行うこと。
ウ
営業時間の変更等は、町と協議により決定すること。
③飲食施設
「指定管理予定者募集要項(P3)3.開駅準備にかかる事項について」より、今後、指定管
理予定者との協議を踏まえ決定します。
その他として
ア
営業時間の変更等は、町と協議により決定すること。
(2)公益的施設
①トイレ(※岐阜県所管施設含む)
ア 定期的に清掃を実施し、常に清潔感が保たれ、子どもから高齢者、障がいのある方や子
育て世代など誰もが、安全に安心して快適に利用できるトイレとすること。
イ トイレットペーパー等消耗品の補充を行うこと。
※県所管トイレは24時間の共用とすること。
②駐車場(※岐阜県所管施設含む)
ア 定期的に清掃を実施し、適正な維持管理に努めること。
イ 電気自動車充電設備の維持管理を行うこと。
③公園
ア 定期的に公園内の清掃を実施、適正な維持管理に努めること。
管理運営に関する方針案-5
イ 公園植栽等にかかる維持管理業者との連携を図ること。
④多目的施設
ア 建物管理は指定管理者で行うこと。
イ
子育て支援に係る運営主体との連携を図り、道の駅の集客につながる検討を図ること。
⑤道の駅の災害時の活用協力について
今後、道の駅を町指定の緊急避難場所及び県指定の広域防災拠点として位置づける予定
である。そのため、災害時には緊急避難される住民の方への、避難場所としての施設提供
を行うこと。また飲料水の提供など救援活動に協力すること。
大規模災害時に広域防災拠点として道の駅が活用される場合は、消防、警察、自衛隊等
の救援部隊活動に協力し施設提供を行うこと。
3.維持費の支払いについて
(1) 電気代について
収益的施設(物販施設・飲食施設・事務所
等)については指定管理者の負担とし、その
他の公益的施設(トイレ・駐車場・公園・子育て支援施設
等)については町の負担とする。
(2) 水道代について
収益的施設(物販施設・飲食施設・事務所
等)については指定管理者の負担とし、その
他の公益的施設(トイレ・駐車場・公園・子育て支援施設
等)については町の負担とする。
(3)ガス代について
収益的施設(物販施設・飲食施設・事務所
等)については指定管理者の負担とし、その
他の公益的施設(子育て支援施設 等)については町の負担とする。
(4)浄化槽について
浄化槽維持にかかる保守点検費用、清掃費用は町の負担とする。
(5)空調設備、機械設備について
空調設備、機械設備にかかる保守点検費用、清掃費用は町の負担とする。
(6)消火設備について
消火器、自動火災報知設備、非常放送器具及び設備、誘導灯の保守点検については町の負
担とする。
(7)ごみの処理について
施設で発生する可燃物、不燃物及び資源物のごみは、事業系ごみとして専門業者により収
集・運搬処理を行い、指定管理者の負担とする。
(8)防災施設について
防災施設(太陽光発電、飲料水貯水槽、急速充電設備
等)の維持費については町の負担
とする。
※上記の維持費における町負担分については指定管理料として指定管理者に支払うことがあり
ます。
管理運営に関する方針案-6
4.施設の管理に関する業務について
(1) 管理責任者及び防火管理者を配置し、その氏名を町に報告すること。
(2) 安全管理に十分配慮し、火災等の事故を防止するとともに、利用者及び職員の安全確
保に努めること。
(3) 衛生管理に十分配慮し、常に快適な利用ができる状態の保持に努めること。
(4) 火災等の緊急時に備え、避難その他必要な訓練を実施すること。
(5) 施設から発生する廃棄物の減量化に努めるとともに、適切に分別を行い、再資源化に
取り組むこと。
(6) 駐車場その他敷地内の管理に十分配慮し、事故の防止に努めること。
(7) 自然災害、人為災害、事故等あらゆる緊急事態に適切な措置を講じたうえで、町及び
関係機関に通報すること。
5.備品等の管理について
施設の備品について、点検、保守を行い、不具合の生じたものについては随時、修繕更新を行
うこと。
6.町と指定管理者のリスク分担区分
種
書類関連
施設の許
可
類
申請・募集
施設使用許
可
内
容
リスク分担
指定管理者
仕様書等、町が責任を持つ書類に関するもの
○
申請書、各種募集等、指定管理者が提案した書
類に関するもの
○
施設の使用許可及びその取消し
○
施設の目的外使用許可及びその取消し
施設の利
用
制度関連
施設利用規
定
収益的施設の利用規定に関するもの
○
○
上記以外
○
法令の変更
管理業務に直接関係する法令の新設・変更によ
るもの
○
税制の変更
管理業務に影響を及ぼす税制変更によるもの
○
上記以外の一般的な税制変更によるもの
維持管理
町
施設・設備の
損傷
・1 件 20 万円未満の軽微なもの
・自己の責に帰す事由の場合
・管理上明らかな瑕疵により、収益的施設のイ
ンフラ設備(上水・ガス・電気・消火設備)
を損傷した場合
・指定管理者の警備不備によるもの
・施設の構造上の瑕疵による損傷
・上記以外
管理運営に関する方針案-7
○
○
○
不 可 抗 力
指定管理者の責に帰すべき理由によるもの
(暴風、豪雨、
○
洪水、地震、落
盤、火災、争乱、
暴動) による
施設・設備の
損傷
・上記以外
政治・行政上
の理由によ
る事業変更
政治・行政上の理由から、業務の全部又は一部
を中止した場合又は業務内容を変更した場合
責務不履行
指定管理者による業務及び協定内容の不履行
○
運営リスク
管理上の瑕疵による臨時休業
○
○
○
町所有の施設、機器の不備や施設改修による臨
時休業等
指定管理者の所有の施設、機器の不備や施設改
修による臨時休業等
指定管理者の提案による事業運営によるもの
支払遅延
物価変動
○
○
○
指定管理者の責に帰す事の出来ない理由での、
町からの経費の支払い遅延によるもの
○
指定管理者の責に帰すべき理由によるもの
○
人件費、物件費等物価変動に伴う経費の増加
○
社会情勢の変動に伴い想定し得ない大幅な物
価変動に伴う経費の増加
社会的リ
スク
第三者への
賠償
指定管理者の責に帰すべき理由によるもの
協議による
○
上記以外のもの
地域、利用者
への対応
○
地域と協調、利用者からのクレーム等への対応
に関するもの
○
施設設置、管理業務内容に対する利用者等から
の反対、訴訟に関するもの
セキュリティ
警備不備による犯罪発生
収益の減少
利用者の減少に伴う指定管理者の収益の減少
指定期間終了時の費用
指定管理業務の期間が終了した場合、又は指定
を取り消した場合の撤収に関するもの
協議による
○
○
○
上記の内容の他、定めのない項目については協定に関する事項の協議により検討を行なう。
7.施設及び物品購入経費に関わる区分
種
類
内
容
負担区分
指定管理者
町
物販施設
施設の建築費
建築本体工事(基礎共)
管理運営に関する方針案-8
○
内装工(壁面、床仕上げ・造作家具等)
○
設備工事
○
その他の備品購入経費
※維持管理的経費含
○
飲食施設
施設の建築費
建築本体工事(基礎共)
○
内装工(壁面、床仕上げ・造作家具等)
○
設備工事
○
その他の備品購入経費
※維持管理的経費含
○
事務所
施設の建築費
建築本体工事(基礎共)
○
内装工(壁面、床仕上げ・造作家具等)
○
設備工事
○
その他の備品購入経費
※維持管理的経費含
○
案内・情報施設
施設の建築費
建築本体工事(基礎共)
○
内装工(壁面、床仕上げ・造作家具等)
○
設備工事
○
その他の備品購入経費
※維持管理的経費含
○
多目的施設(子育て支援施設)
施設の建築費
建築本体工事(基礎共)
○
内装工(壁面、床仕上げ・造作家具等)
○
設備工事
○
その他の備品購入経費
※維持管理的経費含
○
トイレ
施設の建築費
建築本体工事(基礎共)
○
内装工(衛生設備含む)
○
設備工事(手洗い、便器、オストメイト等多機能設備)
その他の備品購入経費(トイレットペーパー等)
※維持管理的経費含
○
○
駐車場施設
舗装整備費
○
電灯設備費
○
清掃活動に要する備品購入費
※維持管理的経費含
○
公園施設
造成工事費
○
植樹経費
○
管理運営に要する備品
○
防災施設
管理運営に関する方針案-9
施設設置工事費
○
格納備品等購入費
○
※上記は維持管理における修繕においても適用するが、指定管理者の自己の責に帰す事由に
おいて発生する場合は、指定管理者負担とする。
※建築工事、内装工、設備工事について、標準グレードを大きく上回る仕様については協議を
行い、工事にかかる費用の一部を指定管理予定者の負担とする場合があります。
5.指定管理者の協定に関する事項(※指定管理者の指定後に関する事項)
協定の内容(予定)
〈基本協定〉
1. 管理業務の内容
2. 遵守事項
3. 使用料金、指定管理料に関する事項
4. 管理業務に関するリスク分担に関する事項
5. 実施計画書等の提出に関する事項
6. 定期報告事項
7. 事業報告書に関する事項
8. 秘密保持、個人情報保護、情報公開に関する事項
9. 管理業務の継続が困難となった場合の措置に関する事項
10. 指定取消しに関する事項損害賠償に関する事項
11. 指定期間の更新、施設等の引渡し、管理業務の引継ぎに関する事項
12. 災害発生時の施設使用に関する事項
13. その他
〈年度協定〉
1. 管理業務の内容に関する事項
2. 指定管理料に関する事項
3. 納付金に関する事項
4. その他
6.その他業務を適切に実施する為の事項
①駅長及び副駅長の配置
ア. 駅長及び副駅長を特定し町に報告すること。
イ. 営業時間においてどちらか一人は必ず勤務すること。
ウ. 駅長及び副駅長は必ず権限を行使できる正規雇用の職員とすること。
②管理運営計画書及び収支予算書の提出
管理運営に関する方針案-10
ア. 毎年度 2 月末までに、次年度の管理運営計画書及び収支予算書を町に提出し承認を
得ること。
イ. 指定管理者の申請の際に提出した「事業計画書」と当該年度の権利運営計画書の内
容を大幅に変更しようとする場合や、新たな課題対策が必要な事案が見込まれる場
合は、提出前に町に提出すること。
ウ.管理運営計画書には次の事項を記載すること。
・人員配置計画
・業務実施計画
・収支計画
・管理運営上の目標
③事業報告書の提出
指定管理期間中の各年度における業務の実施に際しては、以下の報告書を作成し、町に
提出すること。
ア. 月次業務報告書
毎月「月次業務報告書」を作成し、翌月 15 日までに町に報告すること。
イ.四半期業務報告書
四半期ごとに「四半期業務報告書」を作成し、翌月 15 日までに町に報告すること。
利用者の意見の聴取・反映・自己評価の実施・反映状況について記載すること。
ウ.事業報告書
毎年度終了後に、指定管理業務全般に係る事業報告書を作成し、毎年度終了後 50
日以内に町に提出すること。
④町の事務事業に関する業務の協力
ア. 監査及び会計検査
指定管理業務について、以下の監査が実施される場合は、出席、帳簿、書類その
他の記録の提出等の協力をすること。
・監査委員による監査(地方自治法 199 条第 7 項・第 8 項)
・包括外部監査人による監査(地方自治法 252 条第 37 項・第 4 項)
・個別外部監査人による監査(地方自治法 199 条第 42 項・第 1 項)
・会計検査
イ. 調査・照会
指定管理業務又は施設に関して、町内外からの調査、照会等が実施される場合は
書類、記録の提出及びデータの提供等を行なう事。
ウ. イベント等の広報
次に掲げる事業については、ポスター・チラシの掲示等に協力すること。
・道の駅を会場とする事業
・地域振興、観光振興、まちづくり
管理運営に関する方針案-11
⑤広報に関する業務
1.広報に関すること
道の駅をより多くの人に利用してもらうため、施設の特色、イベント、観光施設
等の情報をそれぞれ効果的な手法により広報する。
ア.パンフレット等の作成及び配布
a 利用者及び来訪者が分かりやすい施設利用案内等のパンフレットを作成、配布する。
b イベント時集客を図るため、案内チラシやポスターを作成し、配布又は掲示する。
イ.ホームページの作成、管理業務
a 利用促進を図る魅力的な道の駅独自のホームページの作成、管理を行なう。
b その他必要に応じた積極的な情報発信を行なう。
2.集客活動
指定管理者は、各種団体への誘致活動の実施や旅行会社等との連携による利
用者誘致策を講じて集客力向上に努める。
3.利用者の広聴
利用者の満足度の高い道の駅にするために、常に利用者の声を収集・分析し、
早急に対処するべきものと今後の運営計画に反映させるものに分け、適切な対
応を行う。なお、対応とその結果は町に報告する。
なお、利用者の声の収集方法は、次の a~d による。
a 利用者満足度調査の実施
b 利用者意見箱の設置(通年・地域振興施設に設置)
c インターネットでのメール等の受付(通年・ホームページに設置)
d その他
4.道の駅を活用した情報発信
町の地域情報(観光施設・サイクリングロード・各種イベント等)を発信
するとともに、道の駅の利用促進を図る為の企画・運営を行なう。
⑥指定管理業務実施状況の確認
指定管理業務実施状況の確認を以下のとおり行います。指定管理者が業務水準書や事業
計画書に示された業務などにおいて、水準を満たしていないと町が判断した場合、町は
改善措置を講ずる等の指導を行います。さらに必要な場合は業務の停止や指定の取り消
しを行うことがあります。
ア. 町による指定管理業務実施状況の確認(モニタリング)
町は、指定管理業務の実施状況を把握するため、随時現地での確認等を行います。
また、指定管理者は町の求めに応じ指定管理業務に関する帳簿書類その他記録を
提出し、必要に応じて説明しなければなりません。
イ. 第三者による指定管理業務実施状況の確認(外部モニタリング)
第三者による指定管理業務実施状況の把握を上記アと同様に行いますので、指定
管理者は対応しなければなりません。
管理運営に関する方針案-12
7.その他の事項
①指定の取り消し
ア.指定管理者の経営状況の急激な悪化などにより、事業の履行が確実でないと認めら
れるとき。
イ.著しく社会的な信用を損なう等により、指定管理者としてふさわしくないと認めら
れるとき。
ウ.禁止事項に違反したとき。
エ.その他協定により設定した内容に違反したとき。
※上記の事項については指定管理予定者に対しても遵守されます。
②業務の引継ぎ
指定期間の終了又は指定の取り消しによって業務期間の更新をしない場合は、引継ぎ
に協力して頂きます。引継ぎ期間は業務期間満了前 1 カ月程度を想定しています。
③業務期間の更新及び満了
指定期間満了年度の
9月までに町に期間更新及び満了について町に報告し協議を行
なう事とします。
④禁止事項
ア. 指定管理業務の再委託
指定管理者は指定管理業務を第三者に委託し、請け負わせることはできません。
又、業務の性質上指定管理業務の一部を第三者に委託し、請け負わせる必要がある
場合は、あらかじめ町の承諾を得なければなりません。
イ. 業務上知り得た情報の流出(守秘義務)
指定管理者は指定管理を行うにあたり、業務上知り得た内容を第三者に漏らした
り、自己の利益の為に使用したりすることはできません。
※指定管理予定者選定以降および、指定期間終了後も同様とします。
⑤保険料の取扱いについて
建物総合損害共済保険等について町で加入します。指定管理者は施設賠償責任保
険、第三者賠償責任保険に加入することとします。
⑥関係法令等の遵守
管理運営に当たっては、業務従事者に係る最低賃金・労働条件の確保を図ることはも
とより、施設利用に関する公平性の確保や管理運営を通じて取得した個人情報の保護に
ついても十分注意し、次の関係法令等を順守してください。
(1)地方自治法
管理運営に関する方針案-13
(2)大野町公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例
(3)大野町個人情報保護条例
(4)大野町暴力団等排除条例
(5)消防法
(6)食品衛生法
(7)労働基準法
(8)最低賃金法
(9)労働者派遣法
(10)建築物における衛生的環境の確保に関する法律
(11)道路法
(12)電気事業法
(13)水道法
(14)水質汚濁防止法
(15)大気汚染防止法
(16)建築基準法
(17)都市計画法
(18)浄化槽法
(19)その他関係法令等
⑥その他協議すべき事項
協定書に定めのない事項及び疑義が生じた場合は、町及び指定管理者双方が誠意
を持って協議するものとします。
管理運営に関する方針案-14