施工マニュアル〔施工手順〕

システム
施工マニュアル〔施工手順〕
イージー e ラック _ サンプルマニュアル 15.10
立平掴み金具 定点置き工法 施工手順
2
定点置き工法 組立てイメージ
定点置き工法 施工手順
端 部
1
立平掴み金具 n_21-5
中間部
2-1
立平掴み金具の留め付け方法
① 屋根材に取り付ける際に使用する上側ボルトのナット、SW、平Wを取り外してください。
次に上側ボルト及び横側ボルトについているナットを緩めてください。
納品時の状態
押え金具固定用のナット、SW、
平Wが仮組みされています。
上側ボルトについているナット、
SW、平Wを各1個ずつ取り外し、
更にその下のナットを軽く緩めます。
注意
定点置き工法 施工手順
横側のナットは、
ハゼ幅に合わせて
締める量を調節し
て下さい。
この時、 ナットが外
れないように注意
してください。
上側ボルトのナットを緩めすぎると、掴み金具が外れることがあります。
緩める際は、SWがナットに触れている程度に軽く緩めてください。
② 屋根材に下記のように取り付けてください。
棟側
横側ナット
軒先側
上側ボルトを持ちハゼ部
の上から挿入するように
設置します。
金具がズレないように横側ナットを
手で仮固定します。
固定位置を決め、本締めします。
※横側ナット、上側ナットの順に
締め付けてください。
次ページ より、立平掴み金具とモジュールの施工手順です
3-1
立平掴み金具 n_21-6
2
3-1
掴み金具の仮置き
①割付図などを参考に、屋根上に掴み金具を仮置きしてください。
注意
仮置きした掴み金具が落下しない
ように注意してください。
定点置き工法 施工手順
3-2
掴み金具(軒先)の固定
① 設置範囲を参考にして、掴み金具に水糸を張り、
1-7
墨出ししてください。
はじめに軒先基準線 〈X0〉 を墨出ししてください。
②墨出しを行った後、掴み金具の横側ボルトを締め付けてください。
③次に、掴み金具の上側ボルトを締め付けてください。
※横側→上側の順に締め付けた後、 再度横側ボルトに
緩みが無いか確認を行ってください。
注意
横側ボルト→上側ボルトの順に締め付けてください。
先に上側を締め付けると金具が取りつかないことが
あります。
上側ボルト締め付け後は、横側ボルトに緩みが無いか
締付けトルクを再度確認してください。
3
立平掴み金具 n_21-7
締付トルクは、10N・m
3-3
モジュールの設置
①モジュールを掴み金具に設置してください。
※掴み金具のストッパー部にモジュ
ールが水平に当たっている事を
確認してください。
定点置き工法 施工手順
②棟側の掴み金具をモジュールに当たるまでスライドさせ、
モジュールが棟側の掴み金具に載るように設置してください。
重要
モジュールのフレームがアース金具の
ツメ部に載っていることを確認してください。
注意
ストッパー
台座のアース部にモジュールが乗っていることを
必ず確認してください。
台座にはモジュールのストッパーがついています。
上側ボルトを締め付ける際は、ストッパーがモジュール
に確実に当たるように十分注意して施工をおこなってく
ださい。 アース部
③設置後、 ②③と同様、掴み金具の横側→上側の順にナットを締め付けてください。
3-2
先に横側ボルトを締め付けます。
次に上側ボルトを締め付けます。
締付トルクは、10N・m
④2列目以降も同様に設置してください。
重要
次のモジュール設置に移る前に、各ボルトの
緩みが無いかを必ず再確認してください。
立平掴み金具 n_21-8
4
3-4
モジュールの固定(押え金具の取付け)
軒先→(モジュール間)→棟側 の順に押え金具を取り付けます。
◆端部押え金具の取付け [軒 ・ 棟側 共通]
① 端部押え金具Ⅲを掴み金具の上に
配置してください。
定点置き工法 施工手順
② ボルト部分に、初めに取り外したナットと
ワッシャーを平W→SW→ナットの順に挿入
してください。
③ モジュールが動かないように手で固定するなど
して、ナットを締め付けてください。
締付トルクは、10N・m
勘合イメージ
◆中間押え金具の取付け [モジュール間]
① PV 押え金具Ⅲを配置してください。
② ボルト部分に、初めに取り外したナットと
ワッシャーを平W→SW→ナットの順に挿入
してください。
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立平掴み金具 n_21-9
③ モジュールが動かないように手で固定するなど
して、ナットを締め付けてください。
締付トルクは、10N・m
◆設置完了
定点置き工法 施工手順
勘合イメージ
重要
設置完了後、各ボルトの緩みが無いかを
必ず確認してください。
立平掴み金具 n_21-10
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ラック間アース の取付け 【オプション】
※ アース接続に関しては、PVモジュール取扱説明書のアース接続に関する注意
事項を確認し、必ずその指示に従ってください。
◆アース導通金具取付 例
隣接するPVモジュール間のアース接続を金具(ラック間アース)で行う場合
① ラック間アースの配置
ラック間アースの中央の線2本(3mm 幅)がPVモジュールの
隙間(3mm 程度)に重なるように配置してください。
② ラック間アースの固定
必要部材 (数量は1箇所当り)
部材名
型 式
ラック間アース
テクスビス_M4×13
数 量
F0111
1
F9205
2
ラック間アースが動かないように確実に押えた状態で、長穴
位置2箇所にテクスビス2本を取付け固定してください。
注意
ラック間アース
・ 固定用のテクスビスがPVモジュールのフレームに
組付けてあるビスに干渉しない位置に取付けを行って
ください。
・ 指定位置以外の場所に穴をあけるとPVモジュールが
破損したり、PVモジュール間が導通しない可能性が
あります。必ず太陽電池モジュールのガラス面を避けて
穴をあけてください。
テクスビス_M4×13
‹ モジュール間の場合 ›
モジュールの隙間(3mm 程度)
太陽電池モジュール(棟側)
太陽電池モジュール(棟側)
ラック間アース
テクスビス_M4×13
取付図
ラック間アースの刻印(3mm 幅)
※全てのラック間アース金具が取付完了後、最後に必ず導通が取れているかの確認を行ってください。
※アース線はモジュール裏などで、雨水等の直接かからない場所に取付けてください。
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オプション部材 _ ラック間アース
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