第4号 7月8日発行

第4号
多摩市立聖ヶ丘中学校発行
聖中だより
http://www.tama.ed.jp/hijirigaokachu/
発行
多摩市立聖ヶ丘中学校
代表者
権藤義彦
平成27年7月8日
学校教育目標
・人や自然を大切にする生徒
・深く考え進んで学ぶ生徒
・心身ともに健康で実践力のある生徒
「ありがとう」の反対語
校長
権藤 義彦
早いもので、来週で1学期が終りになります。1年生はすっかり中学生の顔になり生活して
います。2年生は高齢者疑似体験や認知症サポーター講習、車椅子体験など共助について学び
ました。3年生は委員会、部活動、体育祭など存分に力を発揮してくれました。
聖中が良くなっていることのひとつに挨拶があります。朝、昇降口で生徒を迎えていますが、
以前はこちらから挨拶してもうなずくだけの生徒が結構いました。今は自分から気持ちのよい
挨拶をする生徒が増えてきてとても嬉しく思います。また、遅刻ぎりぎりに来る生徒が少なく
なりました。
部活動では3年生を中心にどの部も一生懸命取り組み頑張っていました。各部の試合にでき
るだけ顔を出すようにしていますが、昨年よりも試合会場でたくさんの保護者の皆様と一緒に
応援できるようになってきたと思います。今後は1・2年生が主に出場することになりますが、
これからも更に多くの保護者の皆様と一緒に応援したいと思います。また、部員以外の生徒が
友達の応援に駆けつけてくれました。これも昨年にないことで素晴らしいことだと思います。
6月中旬、地域に住まわれている女性から電話がありました。自転車で転倒したときに兄妹
らしき中学生と小学生がすぐに駆け寄って助けてくれて家まで送ってくれたとのことでした。
名前も告げずに立ち去ったとのことで、是非お礼がしたいとの申し出でした。そのときのこと
を生徒から聞いていた担任がいたので、すぐ誰のことかわかりましたが、その話を聞いて実に
誇らしい気持ちになり嬉しくなりました。
7月になって上海から1年生女子の留学生が聖中にきました。中国では6月で年度が終り、
夏休みを利用して一人で日本に来ました。8月の初めに帰国する予定です。日本語をほとんど
話すことができないので伯母様が通訳として一緒に登校してくださっています。留学生の彼女
にとって日本を知る良い機会ですが、聖中の生徒にとっても、交流を深め国際感覚を身につけ
る良い機会にしてほしいと思います。
さて、先日「ありがとう」の反対語という話を聞きました。「ありがとうの反対語」とは何
でしょうか。人は誰かに何かをしてもらったときに感謝の気持ちをこめて「ありがとう」と言
います。「ありがとう」の反対語は「あたり前」だそうです。何かをしてもらうことが「当た
り前」、自分の思い通りになることが「当たり前」。その人にとって「当たり前」が当たり前で
ないときに不満を抱き、それを誰かのせいにする。世の中そういう人も結構多いと思います。
ところで、人を喜ばせるためにはどうすればよいでしょうか。用事を頼まれたときに、「はい
っ」と即答して取り掛かる。「誰にでもできることを、誰にでもできないぐらい一生懸命にや
る。」そして、相手の予測した「当たり前」を上回る行動ができたとき、相手は喜んで「あり
がとう」と感謝する。「当たり前」のことを一生懸命やって「当たり前」を上回るようになる
と、その人はきらりと光る存在になれると思います。
第4号
多摩市立聖ヶ丘中学校発行
平成27年7月8日
2年生は総合的な学習の時間に高齢者擬似体験グッズを使用した体験学習を行いました。また、あい
小規模多機能施設かりん・あいグループホームどんぐりの皆様に講師を務めていただき、認知症サポー
ター講習会と車椅子体験を行いました。
第66回東京都中学校地域別陸上競技大会
男子西部共通1500m 第7位 記録 4 分 23 秒 98 上杉祥大(2年3組)
第7ブロック日南地区バドミントン選手権大会
男子団体 準優勝
男子シングルス 第2位 濱中勇斗(3年3組)
男子ダブルス 第3位 熊本翔太(2年2組)
・長崎瑛治郎(2年3組)
高校の先生から話が
聞けます。1 ・2 年生
も是非、どうぞ!
休日の暑い中、綺麗な花をたくさん植えてくださいました。ありがとうございました。
10(金)セーフティ教室・保護者会
13(月)生徒会朝礼・安全指導
15(水)校内研修会
16(木)給食終了
17(金)終業式
24(金)防災キャンプ(2年)~25(土)
8/27(木)始業式
小中合同引取り訓練