1、利用者生活支援状況 ① 利用者やご家族のニーズに幅広く応えられるよう実践力を高めていく。 利用者・ご家族関係者の個々のニーズや様々な社会的状況に対し、それぞれのニーズに合わせた介 護支援に努めてきた。 ② 介護保険制度の改正や各種制度などの知識・理解を深めていく。 年度当初は、介護保険制度改正に伴う居宅サービス計画の見直しを集中的に実施した。実務的には 成年後見人制度、生活保護制度など各種制度を利用者などの実情等に応じ提案・検討・協力などの支 援を実践してきた。 ③ 地域や行政など関連機関と協力しあい地域福祉に貢献していく。 地域の集まりに参加させて頂きながら地域との身近な関係づくりを図ってきた。また、地域の医療 関係機関や介護関係事業所からの情報や地域包括支援センターなどからの介護支援依頼など様々な相 談に対し、怯まず、より良い方向へ解決に向かえるように努力し調整してきた。 ④ 委託された認定調査を適確に実践していく。 依頼された認定調査を全て実施できた。 総括 全体として高齢者世帯や一人暮らしの方の増加が続いている。利用者等と関わらせて頂く中で感じられ ることは、何処にもなげかけられない思いや訴えが聴かれることが多くあり、社会システムや制度的なひ ずみのことも話題になることがあり、社会の中にその様な思いを受け止められる機会が少なくなっている のかもしれない。 給付管理者数は、徐々に減少傾向がみられるが、予防マネジメントへ移行される方が増えている。心身 の状態像としては、90 歳台でも内科的に安定して在宅生活を続けられている方がいる一方、それまで安定 して暮らしてきた方が、急な内部疾患の出現や骨折等により在宅生活が困難となってしまう方が多くなっ ている。社会的状況では、ご家族や親族間やご本人との意向にずれがあり調整に苦慮するケースも増えて いる状況もみられるが、逆に独居や高齢者世帯であっても介護へのニーズが一般的であり調整に戸惑わな い状況の方も見られる。 ニーズへの課題解決にあたっては、介護にかかる費用負担が可能か、そうでないかによって、マネジメ ントの困難さや支援方向も大きく変わってくる傾向が強くなっている。各種介護施設や行政機関等の協力 がなければ解決できない問題も多くあり、今後も地域の皆様にもご協力を頂きながら介護支援を実施して いきたいと考えている。 - 53 - 2、給付管理状況 月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 計 57 57 57 57 55 54 54 55 54 55 57 55 667 給付 管理 3、職員研修等の状況 年 日 H24.4.13 4.17 6.9 6.21 7.20 8.14 主な研修会や説明会等への出席状況ほか 職員研修会 ・介護基礎学、総論「介護の概念」 「自立と QDL」 「介護のケアプラン」等 ・居宅支援事業所専用ダイヤル 055(253)6220 設置 職員研修会 ・ADL 障害の基礎学「高齢者の ADL」「援助を考えるための基本」等 ・山梨県介護サービス事業所集団指導、山梨県立文学館 ・第 1 回相川、北新、新紺屋地区ケアマネ交流会(通所所事業所縁広場) ・北東包括支援センター主催 職員研修 ・ADL 障害の基礎学「ADL と座位」 「食事(嚥下・咀嚼) 」等 8.21 ・介護支援専門員、更新研修Ⅱ 9.12 ・山梨県介護支援専門員協会、第 2 回研修会、かいてらす大ホール 9.20 ・北東包括支援センター主催、家族介護者教室、非常災害時での対応方法(相川ゆうゆう館) 10.13 ・甲府市介護保険を良くする会、学習会、山梨勤医協ビル 6 階 10.16、20 10.17、19 11.15 11.17、20 12.12 12.4 職員研修会 ・感染症および食中毒まん延防止、感染症発生時等のデモンストレーション ・介護支援専門員、更新研修Ⅱ ・中北保健所、多職種協働による在宅チーム医療を担う地域リーダー研修、山梨県立大池田 キャンパス 職員研修会 ・介護職に必要な医学知識「一般的な医学知識」 「脱水症の医学」等 ・北西包括交流、事例検討会(シルバーカレッジ奥湯村ホール) ・北西包括支援センター主催 ・第 2 回相川、北新、新紺屋地区ケアマネ交流会(相川遊悠館) ・北東包括支援センター主催 ・平成 24 年度北東、東、南東包括合同ケアマネ交流会(東部市民センター) H25.2.15 ・(内容)高齢者虐待に気づくには?気づいたときには? ・北東、東、南東包括支援センター、甲府市高齢者福祉課主催 - 54 -
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