ライチ便り No.10 ~福岡広州ライチ倶楽部会報 2010 年 9 月号~ http://lychee-club.jp/ 今年の夏は、例年にない猛暑でしたが広州との交流は活発でした。少人数ながら“第2回ライチ狩 りツァー”が広州を訪問しましたし、特にインターンシップや日本語学生のサマースクールなど、若 い人々が福岡市民とふれあう交流が多かったことが特徴的でした。 こうした交流を通じて福岡の良さを知り、福岡ファンになった学生たちは、昨今の尖閣列島問題に 端を発する日中関係の悪化に心を痛めており、一日も早い関係改善を願っています。私たちと全く同 じように。だからこそ若者の交流、市民同士の交流が大事なのだと 改めて痛感するこのごろです。 第2回“ライチ狩りツァー”実施 6月26日~29日、10人でライチ狩りツァ ーを実施しました。今年は南沙の“又一園”とい うライチ山へいきました。直前までの雨で小山の 斜面はぬかるんでいましたが、雨にたたられるこ とはなく、みんなライチを満喫しました。 28日には広州市天河区の外事弁公室による区 内の案内と昼食会、夜には広州の福岡研修経験者 =“福岡マフィア”との交流会等多彩な日程となりました。インターンシップに参加した学生が研修 先だった団員と再会できるなどのおまけもついて、楽しい訪問となりました。 インターンシップ生とバスハイク 7月22日から8月3日まで福岡に滞在して “会社員生活” をしている広州の10人の大学生に、 “もう一つの福岡”を味 わってもらおうと、バスハイクを企画しました。 総勢33人の参加者はアイランドシティにある広州庭園や 志賀島の金印公園にある楊尚昆元広州市長の碑などの見物や、 海の中道海浜公園でのオリエンテーリングを楽しみました。 広州外国語学校サマースクール“一日遊” 8月14~27日、広州外語学校のサマースクールが福岡で開かれました。参加した中学生14人 は、志賀島の日本旅館で合宿しながら、福岡成蹊学園で合計30 コマの授業を受けました。 わがライチ倶楽部では、楽しみながら福岡を理解する“一日遊” を8月21日に実施し、臨海クリーンパークや博物館、ロボスク ウェア、防災センターなどを見学してもらいました。 このサマースクールをきっかけに、福岡成蹊学園と広州外語学 校は、姉妹校関係を結びました。 日高将博さん講演会~広がるハンセン病回復者支援NPO活動の輪 9月11日、広州市を拠点としながら、中国のハンセン病回復者支援のNPO活動を続けている福 岡県福智町出身の日高将博さん(25歳)の講演会を行いました。 日本や韓国の有志によって始められたハンセン病回復者支援活動が、中国の学生たちを動かし、今 では3000人ものボランティアグループができているそうです。パワーポイントを使った感動的な 活動紹介に、会場からは「日本の若者もやるなあ!」と感嘆の声が上がっていました。魂にふれる活 動は、たやすく国境を越えうるものなんですね! 福岡市女性の翼広州へ~女性交流の覚書に調印 9月22日~24日、日本では秋のお彼岸、東アジアでは中秋節にあるこの時期に、糸山マチ子会 長(当ライチ倶楽部理事)を団長とする「福岡市女性翼の会訪問団」16人に日本旅行の有高さん(当 倶楽部理事)と私(千葉=当倶楽部事務局長)が同行して広州を訪問し、広州市婦女連合会との間で、 今後の交流をめざす覚書の調印式を行いました。 団員募集、事前研修と準備を重ねて臨んだ今回の訪問は、直前になって“中秋節の連休”や“尖閣 列島問題”などいくつもの壁にぶつかりましたが、持ち前の女性パワーで乗り切り、十分に目的を達 することができました。 「福岡市女性翼の会」は我がライチ倶楽部の団体会員で、ライチ倶楽部女性部のような存在です。 広州市の女性たちとの間で実施される今後の交流が楽しみです。 第16回アジア競技大会広州大会が来月開幕 広州で行われる第16回アジア大会の会期は11月12日~27日。この大会には福岡市から走幅 跳びに桝見咲智子選手(九電工)と 400mに田中千智選手(福岡大学)が出場します。皆で応援しま しょう! 九電工では 19 日~24 日、応援ツァーを派遣されますが、諸般の事情からライチ倶楽 部としての応援ツァーは見送ることになりました。ご了承下さい。 *今年 7 月、当倶楽部のHPとブログを開設しました。標題のアドレスにアクセスして下さい。 *今年度会費の振込をお願いします。個人:5000 円 団体:一口 10000 円 です。 *会報を送付するのは電子メールが便利です。メールアドレスをお持ちの方は是非お知らせください。 連絡先: [email protected] または [email protected]
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