2015年9月号 Vol.52 No.635 第10回ISO/TC224総会参加報告

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第 10回ISO/TC224総会参加報告
V01.52 NO.635 2015/09
【旧】
Service actiV辻ies relating to drinldng water
Supply and wastewater systems ・ stormwater
Management - Guidelines for planning of
議し、同じく DIS に進めるための投票にかけること
になった。 1S0245163 (下水管路のアセットマネジメ
ントガイドライン)については、欧州各国並びに日本
から文章の見直しに関する提案が提出されたため6月
Stormwater system in urban Area
Ⅱ 12日にかけてオランダ・デルフトにおいてタス
【見直し1幻
クグループによる会議を開催し、内容について恊議す
ることとなった。詳細については仙台市水谷氏の別稿
Service activities relating to drinking water
を参照されたい2)。次回第10 回会議にっいては9月
28
Supply and wastewater systems - stormwater
Managementin urban Areas - Guidelines
29日にカナダ・ケベックで開催されることと
なった。
またこれは、第2回全体会議において、最終的に以
3-4 WG7:クライシスマネジメント
3種類の国際規格等を準備中である。うちIS024518
(危機管理規1制は最終国際機関案(FDIS)段階で、
発行に向けた手続き中。1S024520TS(優良事例集)は、
作成原案(WD2)段階であり各国からコメントを募
集中。また、 1S024525TR (事例集)作成に向け、上
下水道事業体向け危機管理事例アンケートを検討中で
下のタイトルへと見直しされた。
ある。
【最終】
Service activities relating to drinking water
Supply and wastewater systems - Guidelines for
Stormwater Managementin urban Areas
また当規格は、既に発刊されている類似のWH0等の
0欧州規格との整合:欧州における下水・排水に関
連する規格の 1つである EN752 によると、雨水は
Surface water として定義されており、それに準ずる
べきという意見が強く主張された。降雨強度の小さい
ガイドラインとは関連が無いことが説明された。
欧米での Stormwater Management が質(雨水排水
3-6 WG9:水関述の事故検知
WG7 との重複を避けるため、 WG7 と Liaison する
ことが約束された。 WG9と WG7の述いは、 WG9が
通常時に予測できる範囲で起きる事象を対象としてい
るのに対し、 WG7では危機的状況を対象にしている
による環境への影ギ羽をメインに捉えているのに対し
て、日本をはじめアジアモンスーン地帯の各国のよう
に降雨強度の大きい地域では、量(浸水対策)も大き
なウェイトを占めているといった地域特性の述いも用
3-5 WG8:オンサイト排水処理
IS02妬21は既に国際規格案①IS)投票済みである。
こ
語の定義に影粋していると見られる。
ONon、structura1な対策の追加:筆者のうち田中が
プレゼンテーションした北九州市での浸水対策事例は
注目され、特にソフト対策については、これを規格に
とであると説明された。
3-7 WGI0: Flushable products
流れにくさや施設への影紳を評価するための試験方
法を検討中であり、その条件等について議論が予定さ
盛り込むべきという賛同の意見があった。
これらの意見を受けて、総会終了後事・務局側で作業
原案を作成し6月30日にTC224事務局に提出した。
8月31日を期限として参加国よりコメントを求める
べく回付中である。今後はWGⅡに対応した国内委
員会を設置してコメントへの対応等をすすめる予定で
れている。
3-8 WGH :雨水管理
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また WGⅡでは事'務局より、規格の Scopeや規格
文章の構成案について説明を行った。主要な論点は以
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日本が提案し、投票の結果WGの設置が承認され、
今回が第1回目となる WGである。筆者のうち榊原
がConvener (議長)を、田中がExpert (専門家)を、
日本サニテーションコンソーシアムのピエール・フラ
マンがSecretariat (事務局)を務める(今回は石塚
がイU圏。
第1回全体会議で趣旨説明したところ、雨水システ
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