平成26年度 いじめ防止基本方針 つくば百合ヶ丘学園 はじめに いじめは,児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し,その心身の健全な 成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず,その生命又は身体に重 大な危険を生じさせるおそれがあるものです。 このことから,本学園では,心身の健全な育成を図るとともに,その生命又 は身体をいじめから守り,さらには児童生徒の尊厳を保持することを目的に, 百 合 ヶ 丘 学 園 内 の 各 小 中 学 校 ,地 域 住 民 ,家 庭 ,そ の 他 の 関 係 者 と の 連 携 の 下 , い じ め の 問 題 の 克 服 に 向 け て ,「 い じ め 防 止 対 策 推 進 法 」( 以 下「 法 」と い う 。) 第 1 3 条 の 規 定 に 基 づ き ,ま た「 い じ め の 防 止 等 の た め の 基 本 的 な 方 針 」と「 つ く ば 市 い じ め 防 止 基 本 方 針 」( 以 下 「 市 の 基 本 方 針 」 と い う 。) を 参 酌 し , い じ め の 防 止 等 を 進 め る た め に ,「 つ く ば 百 合 ヶ 丘 学 園 い じ め 防 止 基 本 方 針 」( 以 下 「 百 合 ヶ 丘 学 園 の 基 本 方 針 」 と い う 。) を 策 定 い た し ま し た 。 百 合 ヶ 丘 学 園 で は ,今 後 ,こ の「 百 合 ヶ 丘 学 園 の 基 本 方 針 」に 基 づ き ,学 校 , 家庭,地域住民,その他関係者と協力して,いじめの問題に対し,その克服と いじめの防止等に真剣に取り組んでまいります。いじめの防止等には,学園・ 学校,家庭,地域住民の皆様はもとより社会全体が一丸となって取り組むこと が必要です。本学園に関係する皆様にご理解とご協力をお願いする次第です。 平成26年5月 つくば百合ヶ丘学園 学園長 つくば市立筑波西中学校長 1 加藤 升 いじめの防止等のための対策に関する基本的な考え方 (1)基本理念 いじめは,いじめを受けた児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し,その心 身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず,その生命又は身 体に重大な危険を生じさせるおそれがある。したがって,本学園では,全ての児童 生徒がいじめを行わず,いじめを認識しながらこれを放置することがないよう,ま たいじめはいじめられた児童生徒の心身に深刻な影響を及ぼす許されない行為であ るということについて,児童生徒が十分に理解できるようにすることを旨とし,い じめの防止等のための対策を講じる。 (2)教職員の認識すべき事項 いじめの防止等に関しては,以下の5点を全職員が認識して取り組む。 いじめはどの子供にも起こりうるものであり,またいじめはどの子供も被害者 にも加害者にもなりうることを認識する。 イ 何 が い じ め な の か を 具 体 的 に 列 挙 し て ,目 に つ く 場 所 に 掲 示 す る こ と に よ っ て , 児童生徒と教職員がいじめは何かについて常に意識する。 ウ いじめの未然防止には,児童生徒が主体的に参加できるような授業づくりや集 団づくり,学校づくりを行う。 エ いじめは大人が気付きにくい形で行われるため,早期発見には,ささいな兆候 であっても,いじめではないかとの疑いをもって,積極的に認知する。 オ いじめの報告を受けた場合,組織的に当該児童生徒に関わるとともに,毅然と した態度で指導をする。 ア (3)目標 いじめの防止等の取組については,以下の5つの取組の徹底を図ることを本学園 ・本校の取組目標とする。 ア 未然防止への取組の徹底 イ 早期発見への取組の徹底 ウ 早期解消への取組の徹底 エ 関係機関との連携の徹底 オ 教職員研修の充実の徹底 -1- 2 未然防止のための取組 (1)学級経営の充実 ・児童に対する教師の受容的,共感的態度により,児童一人一人のよさが発揮され, 互いを認め合う学級を作る。 ・児童の自発的,自治的活動を保障し,規律と活気のある学級集団づくりを進める。 ・正しい言葉遣いができる集団を育てる。人権意識に配慮した言葉遣いをする。 (2)授業中における生徒指導の充実 ・「 自 己 決 定 」「 自 己 存 在 感 」「 共 感 的 人 間 関 係 」 の あ る 授 業 づ く り を 進 め る 。 ・「 楽 し い 授 業 」「 わ か る 授 業 」 を 通 し て 児 童 の 学 び 合 い を 保 障 す る 。 (3)道徳において ・いじめを題材として取り上げることを指導計画に位置づけ,いじめを許さない心情 を深める授業を工夫するとともに,人権意識の高揚を図る。 ・思いやりや,生命・人権を大切にする指導の充実に努める。 (4)学級活動において ・話合い活動を通して,いじめの未然防止や解決の手立てについて考え,いじめにつ ながるような学級の諸問題の解決を図る。 ・構成的グループエンカウンター等の社会性を育てるプログラムを体験したり,学校 生活スキルトレーニング(相手の気持ちを気遣うスキルや自分の気持ちを伝えるス キル)等の訓練を行うことにより,学級内の人間関係づくりとコミュニケーショシ ョンの活性化を図る。 (5)学校行事並びに部活動において ・児童が主体となり,達成感や感動,人間関係の深化が得られる行事を企画し,実施 することで,児童生徒が他から認められる体験を通して自己有用感を高める。 (6)児童会・生徒会活動において ・ 自 分 た ち の 問 題 と し て い じ め の 予 防 と 解 決 に 取 り 組 め る よ う 活 動 を 進 め る 。( 児 童 会主体のいじめ防止のためのフォーラムの企画運営とピア・サポート活動の展開) (7)家庭や地域との連携 ・いじめの背景には,学校,家庭,地域社会にある様々な要因があることを共通理解 し,積極的な連携を図るとともに,家庭教育学級等において,いじめに関する講演 会を実施する。 (8)見守りシートの活用 ・家庭環境や交友関係,保護者の願い等の把握をすることで,児童生徒の変容に気付 き,寄り添った指導をする。 (9)インターネットにおけるトラブル防止 ・インターネットを通じて行われるいじめは発見しにくいため,児童生徒から定期的に情報 を収集し,その把握に努める。 また,インターネット上で情報が拡散すると完全な消去が困難であることから,児童生徒 がインターネットの使用について自ら判断し適切に活用できるよう,発達段階に応じた情 報モラル教育を推進する。 3 早期発見のための取組 (1)複数の教員の目による日常の交流をとおした発見 ・多くの教師が様々な教育活動を通して,児童に関わることにより発見の機会を多く し,発見した際には管理職等にすみやかに報告する。さらに,月一回以上,職員集 会で報告し,共通理解,早期見守り体制をつくる。 ・休み時間,放課後の校内巡視を計画的に行う。 ・スクールカウンセラーやスクールサポーターに,必要に応じて学級訪問,授業参観 などをしてもらう。 (2)アンケート等調査の計画的実施 ・「 学 校 生 活 ア ン ケ ー ト 」「 い じ め 実 態 調 査 」 を 6 月 , 1 1 月 に 実 施 す る 。 ・アンケート,調査の分析には,全職員であたり,スクールカウンセラー等の専門的 な助言を得る。 (3)教育相談による把握 ・担任による定期的な面談やチャンス相談を実施する。 ・児童の希望や相談が必要と思われる場合は,担任以外(養護教諭,スクールカウン セラー等)でも相談ができることを周知するとともに,教育相談担当が面談の体制 を整える。 ・面談方法や面接結果についてスクールカウンセラー等,専門的な立場からの助言を 得る。 (4)保護者や地域からの情報提供の場づくり ・いじめ問題に対する学校の考えや取り組みを保護者や地域に発信し,いじめの発見 に協力を求める。 ・家庭や地域から情報提供があった場合には,誠意をもって対応するとともに,早期 -2- に確実に解決するため個人情報をできるだけ詳細に把握する。 4 関係機関等との連携 (1)保護者 保 護 者 の 集 ま る 学 校 行 事 や 個 別 面 談 に お い て ,「 市 の 基 本 方 針 」 の 「 Ⅳ 家 庭 の 役 割」について説明するとともに協力を依頼し,連携していじめの対応などを行う関 係づくりをする。 また,法第9条1項「保護者は,子の教育について第一義的責任を有するもので あって,その保護する児童等がいじめを行うことのないよう,当該児童等に対し, 規 範 意 識 を 養 う た め の 指 導 そ の 他 の 必 要 な 指 導 を 行 う よ う 努 め る も の と す る 。」 の 周知を図る。 さらに,個別面談等で聞き取り調査を行い,児童生徒の家庭での状況を的確に把 握するなど,密接に連絡を取り合い,いじめが起こった場合,速やかに被害者と加 害者それぞれの保護者に連絡し,三者が連携して適切な対応を行う。 (2)地域 校外における児童生徒の状況を的確に把握するため,日頃から民生委員・児童委 員・青少年相談員や地域住民等と連絡を取り合う。いじめが起こった場合,必要に 応じて,協力を得ながら対応する。 (3)関係機関 学校だけの対応では問題を解消することが困難であると判断した場合,速やかに 警察,児童相談所,法務局等の関係機関に相談する。 なお,いじめられている児童生徒の生命又は身体の安全が脅かされているような 場合,直ちに警察に通報する。 (4)学校以外の団体等 児童クラブ・学童保育や塾,社会教育関係団体,学校以外の場で起きたいじめの 連絡を受けた場合,その団体等の責任者や,児童生徒が在籍する学校と連携して対 応する。 (5)その他 いじめに関係する児童生徒が複数の学校に及ぶ場合,関係する学校と連携してい じめの問題に対応する。 5 いじめ対策組織 (1)いじめ対策委員会の実施 ・月1回(運営委員会後)行う。校長が主催し,生徒指導主事が運営する。 ・校長,教頭,教務主任,生徒指導主事,養護教諭で構成する。 ・生徒指導報告会(月一回以上)での話し合いをもとに,いじめについての実態,取 組について協議する。 ・緊急の対応が必要な場合は,校長の命により臨時的に開く。 (2)いじめ対策担当の設置と業務 ・生徒指導主事が担当し,経営的視点をもっていじめ対策を推進する。 ・いじめ対策の全体計画や対応マニュアル等を立案する。 ・いじめ対策委員会の運営と会議結果の全職員への周知を行う。 ・いじめ問題に関する校内研修を推進する。 ・個々の事例に関わる教職員への相談や助言,スクールカウンセラーやスクールサポ ーター,外部機関との連絡調整を行う。 ・いじめ指導に関わる記録の集積と引き継ぎを行う。 ・つくば百合ヶ丘学園での情報交換を定期的に行う。 ・いじめ防止に関する年間計画の作成,実行,検証,修正を行う。 (3)教職員の意識向上のための校内研修の実施 ア 実践的研修 これまでのいじめ問題への対応策を共有するなど,実践的な内容をもった校内研 修 を 積 極 的 に 実 施 し ,い じ め の 未 然 防 止 早 期 発 見 ,早 期 解 消 等 に 向 け た 技 能 の 習 得 , 向上を図る。 イ 事例研究 事例研究を通して,具体的な対応方法について理解を深め,いじめの対応の実践 -3- 力向上を図る。特に,教職員が一人で抱え込まず,組織で対応するという共通認識 を図る。併せて,同種のいじめの再発を防止する。 ウ インターネットを通じて行われるいじめへの対応 インターネットを通じて行われるいじめに対応するため,絶えず最新のインター ネット環境等に関する研修を行い,教職員全体の情報モラルへの理解を深める。 いじめに関しての共通理解事項 いじめを「児童生徒に対して,当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当 該児童生徒と一定の人間関係にある他の児童生徒が行う心理的または物理的な影 響 を 与 え る 行 為 ( イ ン タ ー ネ ッ ト を 通 じ て 行 わ れ る も の を 含 む 。) で あ っ て , 当 該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」と定義する。 (いじめ防止対策推進法・総則) いじめの認知は,いじめの 解消に向けた第一歩 認知件数が多いことは悪いことではなく, いじめ問題に対する意識の高さの表れと 考え,件数が多い少ないではなく,認知 した事案をどれだけ,どのように解決し たかが大切 《いじめ問題の対応に必要な教師の姿勢》 ・いじめ問題には必ず組織で対応する。 ・いじめは自分の目だけでは十分に発見できるものではないという認識に立って子ど もや保護者からの通報,他の教職員からの情報に真摯に対応する。 ・自分が担任する学級,授業,部活動等を常にオープンにして,多くの教師や保護者 等の目に触れるようにしておく。 《いじめと犯罪の関係についての認識》 ・いじめは,当事者間の状況によっては,司法機関と連携し,犯罪(暴力,傷害,脅 迫,恐喝,侮辱,名誉毀損)として対応する場合もある。 《生徒指導のさしすせそ》 ・さ-最悪を想定して ・し-慎重に ・す-素早く ・せ-誠意をもって ・そ-組織で対応 -4- 6 問題への対応(いじめ発見から解決までの取組) (1)いじめの情報の把握・いじめの発見 発見者→担任→生徒指導主事 ↓ 校長・教頭・教務 (2)サポートチームの編成 校長の命により,教頭・教務主任・生徒指導主事・学年主任・担任・養護教諭・特別 支 援 コ ー デ ィ ネ ー タ ー ,( ス ク ー ル カ ウ ン セ ラ ー , ス ク ー ル ラ イ フ カ ウ ン セ ラ ー ) 事案に応じて柔軟に編成 (3) 対応方針決定・役割分担 (1)情報の整理 ・いじめの態様,関係者,被害者,加害者,周辺の子どもの特徴 (2)対応方針 ・緊急度の確認(自殺,不登校,暴行などの危険度) ・事情聴取や指導の際に留意すべきことを確認 (4)事実の究明~被害者→周囲の児童生徒→加害者の 順で~ (5)関係機関 との連携 ○いじめられている子どもや,周囲の子どもからの事情聴取は,人目につかないよ うな場所や時間帯に配慮して行う。 ○安心して話せるよう,その子どもが話しやすい人や場所などに配慮する。 ○関係者からの情報に食い違いがないか,複数の教員で確認しながら聴取をすすめ る。 ○情報提供者についての秘密を厳守し,報復などが起こらないように細心の注意を はらう。 ○ 聴 取 を 終 え た 後 は ,当 該 児 童 を 自 宅 ま で 送 り 届 け ,教 師 が 保 護 者 に 直 接 説 明 す る 。 ×いじめられている子どもといじめている子どもを同じ場所で事情を聞くこと。 ×注意,叱責,だけで終わってしまうこと。 ×双方の言い分を聞いて,すぐに仲直りを促すような指導をすること。 ×ただ単に謝ることだけで終わらせること。 ○市教育委員会・教 育相談センター゠ 報告と対応方針の 相談 ○警察゠暴行傷害・ 恐喝等の事件の発 生 ○医療機関゠被害者 の心身の外傷 ○PTA゠本部役員 会 への報告・相談 ×当事者同士の話し合いによる解決だけを促すような指導をすること。 (7 )保 護 者 へ の 対 応 (6 )- 1 被害者への対応 (6 )- 2 加害者への対応 (6 )- 3 他児童への対応 ◎共感的に事実を聞 き,いかなる理由 があっても味方で あるという姿勢で 対応する。 ○自己肯定感の喪失 を食い止めるよう, 児童のよさや優れ ているところを認 め,励ます。 ○いじめている側の 児童との今後の付 き合い方など,行 動を具体的に指導 する。 ○経過を見守ること を伝え,面談等を 定期的に行い,不 安や悩みの解消に 努める。 ○自己肯定感を回復 できるような支援 を継続する。 ×「君にも原因があ る」とか「がんば れ」などという指 導や安易な励まし はしない。 ◎いじめを行った背景 を理解しつつ,行っ た行為に対しては毅 然と指導し,内省さ せる。 ○話しやすい話題から 入り,中立の立場で うそやごまかしのな い事実確認を行う。 ○被害者の辛さに気付 かせ,責任転嫁を許 さず自分が加害者で あることの自覚をも たせる。 ○面談や教師との交流 を続け,成長やよさ を認めていく。 ◎いじめは,学 学年等集団全 問題として教 児童とともに で取り組んで 姿勢を示す。 ○いじめの事実 げることは辛 場にある人を ことであり人 命を守る立派 為であること える。 ○いじめを許さ 集団づくりに 話し合わせる し,活動を支 る。 (6 )- 4 周辺児童への対応 ○周囲ではやし立 いた者や傍観し た者も,問題の 者であることを せ,被害者の気 を考えさせる。 て て 関 知 持 て い 係 ら ち 級 体 師 本 い や の が 気 る を い 救 権 な を 告 立 う と 行 伝 な 向 な 援 い け ど す 被害者の保護者 ○家庭訪問を行い事 正確に伝え,徹底 児童を守り,支援 いくことを伝え, の方針を具体的に る。 ○いじめの全貌がわ まで,相手の保護 の連絡を避けるこ 依頼する。 ○対応の経過を伝え 解と協力を得る。 実 し し 対 伝 を て て 応 え かる 者へ とを ,理 加害者の保護者 ○家庭訪問を行い事実 経過とともに伝え, の場で児童に事実の 認をする。 ○相手の子どもの状況 伝え,いじめの深刻 を認識してもらう。 ○指導の経過と児童の 容の様子等を伝え, 導に対する理解を求 る。 ×保護者への批判的言 や非難 を そ 確 も さ 変 指 め 動 (8 )継 続 し た 見 守 り と 指 導 ○ 3 時 間 ,3 日 ,3 ヶ 月 ,3 年 間 ,継 続 し た 見 守 り と 指 導 を 行 う 。見 守 り カ ー ド の 活 用 。 -5- 7 重大事態への対応 生 命 ・心 身 又 は 財 産 に 重 大 な 被 害 が 生 じ た 疑 い ( 事 実 ) や 相 当 の 期 間 学 校 を 欠 席 す る こ と を 余 儀 な く さ れ て い る 疑 い (事 実 )が あ る 場 合 は , 以 下 の 対 応 を 行 う 。 ① 重大事態が発生した旨を,つくば市教育委員会に速やかに連絡する。 ② つくば市教育委員会と協議の上,当該事案に対処する組織を設置する。 ③ 上記組織を中心として,事実関係を明確にするための調査を実施する。 ④ 上記調査結果については,いじめを受けた生徒・保護者に対し,事実関係その 他の必要な情報を適切に提供する。 8 学校評価における留意事項 (1)未然防止の評価規準 ア 児童生徒の自己防衛能力を高めることができた。 イ 児童生徒の自己有用感を高めることができた。 ウ 児童生徒の規範意識を高めることができた。 エ 児童生徒が教職員と相談しやすい関係を構築できた。 オ 情報モラル教育を推進できた。 (2)早期発見の評価規準 ア いじめの早期発見に努めることができた。 イ 保護者から学校へ相談できる関係が構築できた。 ウ 複数の相談窓口を児童生徒や保護者へ周知できた。 (3)早期解消の評価規準 ア 被害者の心のケアができた。 イ 適切にいじめの事実を確認できた。 ウ 加害者に対しては,いじめをやめさせることができた。 エ 重 大 事 態 の 調 査 を し , 市 教 育 委 員 会 を 通 じ て 市 長 へ 報 告 で き た 。( 重 大 事 態 が あ った場合) オ インターネットを通じて行われるいじめの対応ができた。 (4)関係期間との連携の評価規準 ア 保護者と密接に連絡を取り合うことができた。 イ 地域の協力を得ていじめの対応ができた。 ウ 警察,児童相談所,法務局等の関係期間に相談できた。 エ 学校以外の場で起きたいじめに適切に対応できた。 (5)教職員研修の評価規準 ア 実践的研修を行うことができた。 イ 事例研究を通して,いじめの対応方法の共通理解を図ることができた。 ウ インターネット環境等に関する研修を行うことができた。 -6- 9 年間計画 ◆いじめ対策年間計画◆ 月 対策委員会 校内研修 教育相談等 田水山小学校 学級活動 児童会活動 〈 生 徒 指 導 主 事 〉 〈教務・研究主任 〈教務・特活主任・担任〉〈特活主任・担 任〉 〈児童会・縦割り ・生徒指導主事〉 班〉 4 5 ○全体計画の検 ○いじめに対す ○児童理解 討 る共通理解 ○配慮を要す る児童の共 通理解 ○校内支援 委員会 ○話合い「学級 ○縦割り班 の諸問題に 遊び(月 1 ついて」 回) ○アンケート ○学校生活スキ ○教育相談 ルトレーニン ○気になる児童 グ実施 の報告・継続 的見守り 6 月 7 一 回 8 ○アンケート分 ○二者面談 析 ○二者面談につ いて の 実 9 12 ○縦割り班 清掃開始 ( ~3 月 ) ○相談内容 記録まとめ 施 10 ○学校評価を受 ○アサーション けての対策の トレーニング 点検 11 ○学級のルール ○班編制 や人間関係づ くりのための 活動・実践 ○行事を通した 人間関係づく り ○アンケート ○ 気 に な る 児 童 の 報 告 ・ 継 続 的見守り ○いじめフ ォーラム ○配慮を要す ○人権について ○教育相談 る児童の共 の研修 通理解 1 ○気になる児童 の報告・継続 的見守り 2 ○ 「 継 続 し て 見 守 り が 必 要 な 児 童 」 に つ い ての資料作成 (引き継ぎ準備) 3 ○評価と次年度 ○評価と次年度 ○引継準備 計画のまとめ の課題 -7- ○活動のまとめ ○評価と次 年度計画 ◆いじめ対策年間計画◆ 月 対策委員会 校内研修 教育相談等 作岡小学校 学級活動 児童会活動 〈 生 徒 指 導 主 事 〉〈教務・研究主 任〉〈 〈教務・特活主任・担任〉 〈特活主任・担 任〉 〈児童会〈縦割り 班〉 4 ○全体計画の検 ○いじめに対す ○面談1 討 る共通理解 5 月 6 一 回 7 8 9 ○道徳授業研究 ○QUテスト 会 ○学級のルール ○ 縦 割 り 班 や人間関係づ の編制 くりのための 活動 ○行事を通した 人間関係づく り め 関 会 組 防 す 活 織 ○QUテスト分 ○ ア ン ケ ー ト 実 ○ソーシャルス ○ い じ め 析と活用 施 キルトレーニ 止 フ ォ ○教育相談 ○相談 ング実施 ラ ム に け て の 画作成 防 ー 向 計 の ○二者面談につ ○面談2 いて 実 ○教育相談技術 (講師SC) 施 ○フォーラムに ○相談 向けて ○話合い「学級 ○ い じ の諸問題に 止 に ついて」 る 集 動 の 編成 ○ フ ォ ー ラ ム ( 第 1 回 ) の 準 備 ○学級フォーラ ○ 第 1 回 フ ム ォーラム 10 ○学校評価を受 ○アンケート分 ○ 前 期 相 談 内 容 ○フォーラム後 ○ 反 省 と 次 けての対策の 析 の まとめ の振り返り 回 に 向 け 点検 ○行事を通した て の 計 画 人間関係づく 修正 り 11 ○三世代ふれあ ○アンケート い集会の反省 ○面談3 12 ○配慮を要す ○ピアサポート る児童の共通 活動の共通理 理解 解 1 ○フォーラムに 向けて ○三世代ふれあ ○ 三 世 代 ふ い集会 れ あ い 集 会 ○三世代ふれあ ○人権集会 い集会の振り 返り 2 ○学級フォーラ ○ 第 2 回 フ ム ォーラム 3 ○評価と次年度 ○評価と次年度 ○相談内容 計画のまとめ の課題 まとめ ○フォーラム後 ○反省と次 の振り返り 年度計画 -8- ◆いじめ対策年間計画◆ 月 対策委員会 校内研修 教育相談等 菅間小学校 学級活動 ピアサポート 〈 生 徒 指 導 主 事 〉〈教務・研究主 任〉〈教務・特活主任・担任〉〈特活主任・担 任〉〈児童会・なかま班〉 4 5 ○全体計画の検 ○いじめに対す ○児童面談 討 る共通理解 ○配慮を要す ○エンカウンタ チ 児童の共通 ー授業研修 理解 1~3年・ ャ 4~6年 ブロック ン ○道徳授業研 6 月 7 一 回 8 ○アンケート ス ○児童面談 相 ○学級のルール や人間関係づ くりのための 活動 ○話合い「学級 の諸問題に ついて」 ○学校生活スキ ○ ト レ ー ニ ルトレーニン ン グ 1 ・ グ実施 2 ○アンケート分 ○保護者面談 析 ○二者面談につ 談 いて の ○ ト レ ー ニ ン グ 3 ・ 4 ○相談内容 記録まとめ ○実践計画 実 9 施 ○ サ ポ ー ト 活動 (学級) 10 ○学校評価を受 けての対策の 点検 11 12 ○行事を通した 人間関係づく り ○アンケート分 ○アンケート 析 ○児童面談 ○配慮を要す ○人権について る児童の共通 の研修 理解 ○ サ ポ ー ト 活 動 (学 校 ) ○ 人 権 集 会 1 2 3 ○評価と次年度 ○評価と次年度 ○相談内容 ○活動のまとめ ○ 評 価 と 次 計画のまとめ の課題 まとめ 年度計画 ○引継準備 (見守りカード) -9- ◆いじめ対策年間計画◆ 月 対策委員会 校内研修 教育相談等 筑波西中学校 学級活動 生徒会活動 〈 生 徒 指 導 主 事 〉 〈教務・研究主任 〈教務・特活主任・担任〉〈特活主任・担 任〉 〈 生 徒 会 〉 ・生徒指導主事〉 4 5 ○全体計画の検 ○いじめに対す ○面談1 討 る共通理解 ○配慮を要す ○道徳授業研 る児童の共 通理解 ○校内支援 委員会 ○事前調査 ○ 教 育 相 談 に つ ○ アンケート実 施 いて ○教育相談 6 月 7 一 ○学級のルール や人間関係づ くりのための 活動 ○行事を通した 人間関係づく り ○話合い「学級 ○ い じ め に の諸問題に 関 す る 事 ついて」 前調査 ○ソーシャルス ○ フ ォ ー ラ キルトレーニ ム に 向 け ング実施 て の 組 織 づくり ○三者面談につ ○面談2 いて ○ フ ォ ム に て の づ く 準備 ○教育相談技術 (講師SC) ○ アンケート分 析 ○ リ ー ダ ー 研修会 回 8 の 実 9 施 ○いじめ防止に ○相談 ついて① 10 ○学校評価を受 けての対策の 点検 ラ け 画 ・ ○学級フォーラ ム ○ 前 期 相 談 内 容 ○フォーラム後 のまとめ の振り返り行 事を通した ○人間関係づく り 11 ○グループエン ○アンケート カウンターに ○面談3 ついて 12 ○生徒理解 1 ー 向 計 り ○ い じ め 防 止 フ ォ ー ラム ○今年の成果 ○学級フォーラ ○ 第 2 回 フ ム ォーラム 2 3 ○評価と次年度 ○評価と次年度 ○ 相 談 内 容 の ま ○フォーラム後 ○反省と次 計画のまとめ の課題 とめ の振り返り 年度計画 - 10 -
© Copyright 2024 ExpyDoc