(素案)について(資料②)

資料 ②
八頭町子ども・子育て支援法に係る支給認定事務等取扱要綱(案)
(趣旨)
第1条
この要綱は、子ども・子育て支援法(平成 24 年法律第 65 号。以下「法」とい
う。)の規定による支給認定事務の取扱いに関し、必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第 2 条
この要綱において使用する用語の意義は、法、子ども・子育て支援法施行令
(平成 26 年政令第 213 号)及び子ども・子育て支援法施行規則(平成 26 年内閣府令
44 号。以下「府令」という。)で使用する用語の例による。
(申請)
第3条
支給認定を受けようとする小学校就学前子どもの保護者は、八頭町子ども・子
育て支援法施行細則(平成 26 年八頭町規則第○号。以下「規則」という。)第 3 条に
規定する施設型給付費・地域型保育給付費等支給認定申請書(以下「申請書」という。)
を町長に提出しなければならない。
(受付場所)
第4条
申請書の受付は、次の各号に掲げる小学校就学前子どもの区分に応じ、当該各
号に定める場所において行うものとする。
(1) 法第19 条第1 項第1 号に掲げる小学校就学前子どもの認定を受けようとする者 利用しよう
とする特定教育・保育施設(認定こども園及び幼稚園に限る。)
(2) 法第 19 条第 1 項第 2 号又は第 3 号に掲げる小学校就学前子どもの認定(以下
「保
育認定」という。)を受けようとする者
利用しようとする特定教育・保育施設(認
定こども園及び保育所に限る。)又は特定地域型保育事業者。ただし、これにより難
い事情がある場合にあっては、八頭町役場福祉環境課においても受け付けるものと
する。
(必要書類)
第5条
申請書には、次の書類を添付しなければならない。
(1) 利用者負担額の算定のために必要な書類。ただし、公簿等によって確認すること
ができるときは、これを省略することができるものとする。
(2)
保育認定を受けようとする者にあっては、保育を必要とする事由に応じて保育
認定のための審査及び調査に必要な書類として町長が別に定める書類。
(調査及び審査)
第6条
町長は、申請内容及び保育認定に係る状況を把握するため、申請書及び必要書
類の確認、保護者との面接等により調査及び審査を行うものとする。
(支給認定)
第7条
町長は、前条の規定による調査及び審査の結果、法第 19 条第 1 項各号に掲げ
る小学校就学前子どもに該当すると認められるときは、支給認定を行うものとする。
2 町長は、保育認定を行うときは、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める
保育必要量の認定をあわせて行うものとする。
(1) 府令第 1 条第 1 号又は第 7 号に掲げる事由に該当する場合
次のア又はイに
掲げるとおり
ア
1 月において 120 時間以上就労し、就学し、又は職業訓練を受講することを常
態とするとき
保育標準時間認定(1 日当たり 11 時間までの利用の保育認定を
いう。以下同じ。)
イ
1 月において 60 時間以上 120 時間未満就労し、就学し、又は職業訓練を受講
することを常態とするとき
保育短時間認定(1 日当たり 8 時間までの利用の
保育認定をいう。以下同じ。)
(2)府令第 1 条第 2 号から第 5 号まで又は第 8 号に掲げる事由に該当するとき
保
育標準時間認定
(3)府令第 1 条第 6 号又は第 9 号に掲げる事由に該当するとき
(4)府令第 1 条第 10 号掲げる事由に該当するとき
保育短時間認定
前 3 号に掲げる区分に準じ、そ
の事由を勘案して町長が保育標準時間認定又は保育短時間認定のいずれかの区分
を認定する。
(有効期間)
第8条
町長は、支給認定をするに当たっては、府令第 8 条の規定に基づき、当該支給
認定の有効期間を設定するものとする。
2 府令第 8 条第 4 号ロ、第 6 号、第 7 号、第 12 号及び第 13 号に規定する市町村が定
める期間は、次のとおりとする。
(1)府令第 8 条第 4 号ロに規定する市町村が定める期間
90 日
(2)府令第 8 条第 6 号及び第 12 号に規定する市町村が定める期間
育児休業の期間
等当該子ども及び保護者の状況並びに地域における保育利用の公平性を勘案して町
長が認める期間。ただし、原則として育児休業の対象となる子どもの出産後 1 年を経
過する日の属する月の末日までを限度とする。
(3)府令第 8 条第 7 号及び第 13 号に規定する市町村が定める期間
保育が必要な事
由並びに子ども及び保護者の状況を勘案して町長が認める期間
(認定証の交付等)
第9条
町長は、支給認定を行ったときは、規則第 4 条に規定する支給認定証を当該支
給認定に係る保護者に交付するものとする。
2 特定教育・保育施設又は特定地域型保育事業者(以下「特定教育・保育施設等」とい
う。)を経由して支給認定の申請書が提出された場合における支給認定証の交付は、
当該申請の際に経由した特定教育・保育施設等を経由して行うものとする。
3 町長は、支給認定に係る保護者及び支給認定に係る小学校就学前子どもが利用する
特定教育・保育施設等に対して、利用者負担額に関する事項を通知するものとする。
(却下)
第 10 条
町長は、支給認定の申請が支給要件を満たさないときは、規則第 5 条に規定
する支給認定申請却下通知書により当該申請に係る保護者に通知するものとする。
(その他)
第 11 条 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、町長が別に定める。
附則
(施行期日)
1 この要綱は、法の施行の日から施行する。
(経過措置)
2 第 7 条第 2 項の規定にかかわらず、法の施行の日(以下「施行日」という。
)の前日
から引き続いて特定・教育保育施設(認定こども園又は保育所に限る。)に入所してい
る小学校就学前子どもの保護者であって、第 7 条の規定により施行日に保育短時間認
定を受けると見込まれるものその他法の施行により不利益が生ずると見込まれるも
のに係る保育認定は、保育標準時間認定とすることができるものとする。