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サービス付き高齢者向け住宅のサービス向上に
「みまもり君」のご提案
国土交通省 平成24年度 住宅・建築関連先導技術開発助成採択事業認定
24時間365日の安心、安全な在宅ケア・システムの開発交付事業
開発:ATTA JV AMAS group
販売:株式会社 紅葉
24時間365日の安心、安全な在宅ケア・システム
1. 背景・目的
都道府県別65歳以上人口の割合(平成22年)
高齢化社会の中65才以上人口が20%以上となってい
る今日、「サービス付き高齢者向け住宅」が必要不可欠
な施設として、省庁を超えた対策が施されています。そ
こで、24時間365日要介護者の安心・安全を提供するシ
ステムが必要との判断から、国土交通省住宅局の平成
24年度 住宅・建築関連先導技術開発助成採択事業に
認定され現在開発を進めております。
老人世帯の日常における動向確認、安否確認、非常
時の連絡手法システムを導入することで、様々な状況
確認がリアルタイムで行う事が可能となり、必要な医療
処置や看護・介護が行えます。おのずとヘルパーの
方々の作業環境の改善と、入居者の方の安心が確保で
き、他の施設との差別化ができると考えております。
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24時間365日の安心、安全な在宅ケア・システム
2. 「みまもり君」の特徴
従来のサービスに加え、入居者、介護者の24時間365日見守り補助的ケアシステムが「みまもり君」です。
① 出入り口における入居者の入退出の確認
• 出入りをチェック確認するシステムで、カメラの映像から顔面認識を行い、入居者の出入りを確認でき
ます。顔面認証されたデータはテキストデータとして、日時、氏名を指定されたサーバー上にファイリン
グされ、入居者の在宅確認ができます。
• 徘徊老人として要注意の入居者の方の場合、受付やケアセンターに自動的に連絡が行くシステムです。
• 日中や夜間の出入りを監視でき、セキュリティー機能として常時録画も可能です。
② 共用部における状況確認
• 日常生活における転倒や不都合が生じた場合の監視システムです。
• けがや異常事態が起きた場合の原因追究です。
• 早朝や深夜の補助システムです。
③ 個室の異常事態の早期発見
• 大きな音や、声をサーチすると画像を送信し、家族や関係者に一斉メールでお知らせします。
• 顔面認証システムの動体検知にて、ベットからの立ち上がりを検知しメール連絡します。(寝たきりの入
居者用)
• 音感知にてベットから落ちた音を感知しメール連絡します。
• スピーカーマイクにて双方向の通信ができます。
• 夜間の薄暗い部屋の画像も画像処理で鮮明に見ることが出来ます。
④ ケアセンターや医療機関との情報共有化
• ケアマネージャーや医療機関と日常の情報を共有化し、適切な介護の基礎データとして活用できます。
このように、「みまもり君」は、入居者に対する「安心」「安全」をサポートいたします。
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24時間365日の安心、安全な在宅ケア・システム
3. 24時間「みまもり君」がやさしく見守ります。
廊下監視
入居者の異変や異常
事態を監視するため
の24時間、常時録画し
てあります。
天井付タイプ
カメラ
常時監視
食事中の異変や異常
事態を監視するため
の常時録画。顔面を
認識し利用状況をテキ
スト化することも可能
です。
異常時は、5分間隔で
録画画像をサーチす
ることができるので、
原因を究明できます。
出口チェック
徘徊老人等の顔写真を登
録することで、外出をサー
チし受付に通報する安心
ゲートとなります。
(顔面認識システムにて
対象者を限定する。)
入口チェック
玄関で来訪者のチェック
(セキュリティー機能)
来訪者の静止画をサー
バーに登録可能
(一定期間)
エレベータ利用者の監視
入居者の異変や異常事態を監
視するための常時録画してお
ります。
廊下監視
入居者の異変や異常
事態を監視するため
の常時録画しておりま
す。
常時監視
ラウンジで来訪者のチェック
(セキュリティー機能)や
入居者の異常事態の監視を
行うことが出来ます。
※カメラの配置に関しては利用
目的に合わせて設置できます。
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24時間365日の安心、安全な在宅ケア・システム
4. 共有部カメラセンサーシステムのメリット
共有部
項目
従来のタイプ
カメラセンサーシステム
出入り口
(夜間、早朝)
一般的に来場者をオートロック・インター
フォンシステムにて管理している。
内部からの出入りを制限するため、自
動ドアのセンサーを押しボタン式などに
改良している。
特に夜間は、人手も少なく入退出の管
理がスタッフの負担となっています。
入居者や家族、スタッフの顔写真を登録す
ることで、自動ドアのオートロック解除のシ
ステム化が出来ます。
痴ほう症の入居者等の外出を管理室に通
報し、無断外出が防止できます。
特に夜間の管理において、入居者の管理や
外出の予防が管理室や、巡回中の携帯電
話等に通報が入るので、管理が容易になり
負担も軽減できます。また、入退出の管理
をテキストデータで管理することもできます。
巡回管理を行うことで対応しているが、
ナースコール等の呼び出し対応等があ
り、十分な巡回管理が出来ない状況に
あり、異常事態の発見に時間を要する
ことがある。
夜間の廊下をカメラで監視することにより、
巡回管理の時間を縮減できる。
管理室を離れ、入居者の対応をしている時
も、携帯電話等に連絡が入ります。
異常事態が発生した場合、原因を究明する
ための画像を確認することで、適切な応急
処置が可能となる。(医療機関への連絡と
画像転送が自動化できます。)
人手が少ない中での作業になるので、
見守ることが困難な状況の場合もある。
廊下同様に、夜間や早朝の異常を管理室
や、巡回中に通報を受けることができ、より
安全な見守り体制が確立できます。
・顔面認証システム
共用部廊下
(夜間、早朝)
・動体センサー
・音声検知
・異音センサー
共有部ラウンジ等
(夜間、早朝)
※ カメラが、スタッフの目、耳、口の機能を有することで、会話ができ注意を呼びかけることが出来る2方向
性が確立できます。(カメラのマイク、スピーカを有効活用)
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24時間365日の安心、安全な在宅ケア・システム
5. ユニット内のカメラ配置例
設置にあたっては、プライバシーの侵害にならないように注意する必要があります。
天井付タイプ
カメラ
据え置タイプ
カメラ
設置するカメラは、天井に固定するタ
イプと、移動が簡単にできる据え置き
タイプを選択することが出来ます。
両タイプとの、無縁対応型ですので配
線等の設備は必要ありません。
(100V電源は必要となります。)
居室に設置することで、異常な状況が確認可能
となります。
大きな音や、声をサーチすると画像を送信し、関
係者に一斉メール(SMS等による自動受信)メー
ルを受け、リモートカメラにより状況確認もできま
す。
セキュリティー機能により、画像は、緊急時のみ
閲覧可能とすることも可能で、プライバシーの保
護も考慮しております。
その他機能
① 画像鮮明化システムにて、薄暗い居室の画像をサーバー
内で鮮明化処理を行います。
② 動体検知システムにて、ベットからの立ち上がりを検知す
ることも可能です。(寝たきりの入居者用)
③ 音感知にてベットから落ちた音を感知し通報します。
④ スピーカー、マイクにて双方向の通信ができます。
夜間映像を鮮明化し状況確認ができます。
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24時間365日の安心、安全な在宅ケア・システム
6. 個室カメラセンサーシステムのメリット
個室(ユニット)
項目
従来のタイプ
カメラセンサーシステム
安否確認
巡回管理と、ナースコールや非常ボタン
などでの緊急通報に対応した一方向性
の連絡対応が一般的で、緊急時以外の
呼び出しも多く、夜間の人員が少ない時
スタッフに係る負担が大きい。
ユニット内に、広角のカメラを設置し異常通
信を受信した場合のみ、内部をカメラとモニ
ターで確認できます。
異常時は、奇声、大きな物音、声(呼び出
し)、手を叩くなどの行為で発信することが
出来ます。
トイレや浴室からの音声を受信することも可
能です。
また、寝たきりの入居者の方の場合は、動
体センサーや顔面認識システムが起き上が
りセンサーやベット転落センサーの役割も果
たせます。
声による対応は可能であるが、状況が
判らないので、些細なことでも直接部屋
に向かい対応するため、負担が大きい。
カメラを通じて話ができるので、管理室等で
状況、内容が把握でき適切な対応が可能な
ため、負担が少なくなります。
入居者側にもモニターを設置すれば、顔を
見ながらの対応になり、入居者も安心でき
ます。
携帯電話や施設内電話にて連絡を取り
合うのが一般的である。
家族が、入居者のカメラを操作可能にすれ
ば、パソコン、タブレット、携帯電話でカメラ
にアクセスし、動画を見ながら話が可能とな
ります。
入居者側にもモニターが必要となります。
・音声検知
・異音センサー
・動体センサー
・顔面認識
双方向通信
・モニターリング
システム
家族対応
・オプション対応
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24時間365日の安心、安全な在宅ケア・システム
7. ネットワークシステム概略網図
施設内
光回線、3G等
インターネット回線
にて、必要な画像を
サーバーに送信
無線対応カメラ専用
ルーター
最大16台接続可能
関係者にメール一斉送信
光回線、3G等
インターネット回線
スマフォ 各社タイプ
異常時に警報発信
施設内のパソコン
タブレット iPad等
本部等のパソコン
常時画像確認モニター
最大16台同時監視可能
カメラをリモートアクセスし、現状確認できます。
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24時間365日の安心、安全な在宅ケア・システム
8. みまもりネットワークの提案
家族
施設側のサー
ビスとして開
示するかどう
かが選定でき
ます。
本システム
サーバー
通常の必要な画
像データの蓄積
緊急コールを受
信した際の通知
情報の共有化
サービス付高齢者向け住宅
施設内サービスセンター
みまもり君
・緊急コール
・通常画像
双方向通
信による
日常監視
みまもり君
・緊急コール
・通常画像
安否確認
緊急対応
訪問介護事業所など
協力医療機関
医師会立訪問看護
ステーション等
在宅介護支援センターと医療機関が情報を共有化し、必
要に応じ各機関にデータの送信が可能です送信できます。
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24時間365日の安心、安全な在宅ケア・システム
9. セキュリティーとバックアップ機能
個人情報の管理になるため、セキュリティー機
能については万全を期して対応いたします。
サーバーについては、お客様の接続元IPアドレ
スからのみサーバへ接続許可を出来るように
設定致します。
また、サーバーには最小限のデータを保存し、
常時録画はカメラ本体での録画機能を利用し、
IPアドレスにて録画画像を見ることが出来ます。
ファイルを東日本と西日本もしくは日本と諸外
国のデータセンターなどにバックアップ分散もし
くは一定時間を置いて同期を実施することで、
その拠点におけるシステム障害が発生しても
別の地域でほぼ同様のサービスを継承させる
事が可能です。 この為、広域災害が発生した
場合でも別の地域にあるインフラを利用して全
く同じサービスを継承起動させることも可能に
なります。
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24時間365日の安心、安全な在宅ケア・システム
10. 「みまもり君」の先端技術
顔面認証システムの導入
現在、マーケティングの基礎データを取るために、開発実装さ
れている顔面認識システムを応用することで、対象者が少な
い在宅ケアでは、利用者を特定することができ、外出履歴が
作成可能となります。
履歴には、日時、天候、性別、見た目年齢、静止画像を登録
し、利用者が外出中か在宅中かをサーバー内で把握すること
で、異常時の連絡の誤操作防止を図るシステムも搭載してい
ます。
画像鮮明化システムの導入
カメラ本体の逆光補正、明暗画像補正や、LED照明など色々と録画画像の性能は上がってきています
が、就寝時など薄暗い状況下では、最良の画像がサーバーに送られてくるとは限らないので、サーバー
内にて確認用に送信されてきた画像の鮮明化処理を行い保存するシステムを導入します。
夜間や就寝時の画像
画像処理後の画像
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