2015.02-1 JS2ユザーズレポートきたむら鍼灸接骨院様より

治療の方針と業界に対する思いというものをお聞かせください。
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私は昔ながらの “ほねつぎ” でありたいと思っています。
治療院の中には 「気持ちがいい」 という慰安を主にしてい
る所もあります。 気持ちよくなることは大事ですが、 やはり
REPORT
「healthcreate ロコモ計測・観察装置」をお使いの
ユーザー様による製品やサービスに関するレポートです。
「治療のあと気持ち良くなる」 事を基本にして痛みを取り除
き、 怪我を完治させる本来の柔道整復師の仕事を大事にした
いと思います。
柔道整復師の仕事の中でのエコー観察装置の位置付けについ
てお聞かせ下さい。
X線装置を柔整師は使えませんし、 エコー装置は唯一使用が
認められている観察装置なので触診だけの診察に過信をせ
ずに、 きちんとした症状把握にエコー装置を使って行ってい
きたいと思います。 患者さんも痛みの理由を自分で決めるこ
ともありますが、 実際に診ていくと違っているケースがあり
ます。 その不安を解消する意味でも患者さんとのコミュニ
ケーションツールにもしたいと思います。
高齢化社会で国としても 「ロコモティブシンドローム」 対策を重
点施策に打ち出していますが、 エコーの有用性はどうですか。
筋力アップというと強い運動が必要と思っている高齢者の方
が多いのですが、 軽い簡単な運動を続ける事でも強化にな
ります。 検査に動的負担をかけずに、 エコー装置で筋肉の厚
全国一の 「うどん県」 とも言われる香川県。 高松から
琴電長尾線に乗り換えて四つ目、 林道駅へ。 空港道路と
交わる国道 11 号線の手前、 空港道路沿いの分りやすい
場所に開院するきたむら鍼灸接骨院。 オープン直前の
多忙な時間を割いて頂き、 院長の北村 幹 (もとき)
先生に治療に対する熱い思いを語って頂きました。
みや面積の変化を計測する事ができます。 運動継続の動機
づけにもエコー装置を活用してゆくつもりです。
「エラストグラフィー」 搭載というJS2についてのご興味をお聞
かせ下さい。
スポーツ障害に関心を持っています。 怪我の完治までの過程
を色で観察できる特長を経過観察に活用しようと思います。
先生がこの場所で治療院を開設されることを決めた理由をお聞か
先生のこれからの目標をお聞かせ下さい。
せ下さい。
幸い近くに学校もありますし、 院内での治療だけでなくバッ
私は京都の明治鍼灸大学、 現在の明治国際医療大学で教育を
受けて柔整師になりましたが、 ここは私の生まれ故郷で、
地元に帰ってきて地元の方のために開業するという事です。
テリー内蔵ポータブル、 という特長を活かして地元の学校に
出向いてスポーツ障害の予防や治療に努めていきたいと思い
ます。
この地域に何か特徴がありますか?
近くに小学校もありますし、 高齢の方の多い所でもあります。
その意味では地域の年齢層は片寄りがなく広い層の方たちが
住まわれていると言えます。
中に入った瞬間に、 都市部ではなかなか得られないゆったり
スペースの印象を受けました。
11 号線を越えたエリアは接骨 ・ 整骨院の数も多くありますが、
香川県高松市
きたむら鍼灸接骨院
北村 幹 院長先生
現在の場所の近辺は競合も少なくて、 その意味では良い場所
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でスタートきたと思います。
REPORT
ゆったりスペースは開業計画の中でこだわりの一つでした。
勘だけで症状を判断することのリスクを考えると、
超音波エコー装置は、 自分の治療には欠かせない
装置と考えて導入を決めました。
2015
02-1