バッテリーレスキューよくある質問

Q9
ジャンプスタートボタンを押しても赤(SOS)ランプが点灯しないのですが?
本製品はバッテリーにケーブルをつないで頂いた後に電源を入れジャンプスタートボタンを押して頂くシステムになっております。
ブースターケーブルをつないで頂くと、車両側の電圧を検知し適正な状態かどうかを確認した後にジャンプスタートスイッチが入るように
設計されています。
ジャンプスタートスイッチを押しても「赤色LEDが点灯しない」場合は次の事が考えらます。
①バッテリーレスキュー本体の充電容量が少ない場合
電池の容量が少ない場合、赤色 LED は点灯しません。充電レベルバー黄色点灯以上まで充電をしてご使用ください。
②車両側のバッテリーが著しく低下している「深放電 = バッテリー電圧が合計で 4V 以下」の場合
この場合、「チャージブースト機能」をお試しください。
③ ブースターケーブルクランプとバッテリーターミナルの接点不良の場合
ターミナルとの接点不良の場合、電圧を検知できずスイッチが入りません。
この場合、ターミナル部をワイヤーブラシ等でキレイにしてください。
Q10
正面の白LEDと赤LEDが交互に
点滅するのはなぜか?
本体内蔵の安全回路が何らかの理由で
作動した時に赤白点滅します。
作動する可能性としては下記の事が考えられます。
① ブースターケーブルの極性
(プラスとマイナス)が間違っている場合
この場合、ブースターケーブルのつなぎ方をご確認ください。
②ブースターケーブルがショート ( 短絡 ) している場合
この場合、ブースターケーブルの先端が接触していないかを確認
してください。
③車両側からの異常電圧/電流を検知した時
車両のメモリ電流等を検知した場合、安全回路が働く事があります。
この場合少し時間を空けてメモリ電流がなくなってから作業して
ください。
④過放電 ( 最大出力を超えた場合 ) 状態の場合
(ジャンプスタート後)
ジャンプスタート/チャージブースト作業中、クランキングが
長すぎた場合や性能を最大限使用して始動出来ない場合、
この回路が働き、出力を停止します。
この場合は、本体を 1 分間以上休ませ(可能であれば充電)
して再度作業してください。
この状態を 3 回行っても始動出来ない場合、BR-004 では
始動出力が不足していると判断してください。
Q11
ジャンプスタート出来ない場合に
確認する事はありますか?
下記の事項を確認し再度作業を行ってください。
① 製品の適合確認
(適合範囲外の場合は使用できません。適合範囲を超えて使用
した場合、本体保護回路が破損する恐れがあります)
② 電地容量の確認
(電池残量をインジケーターで確認し足りない場合は本体を
充電してください)
Q12
ジャンプスタート/チャージブースト
作業で気を付けるコツは何?
ジャンプスタート/チャージブースト作業の時、
下記の事に気をつけてください。
① ブースターケーブルをしっかりと接触させる。
ブースターケーブルとバッテリーターミナルの接点が充分でない場合、
バッテリーレスキューからの電気がバッテリーに送られず始動
できない場合があります。
同様に、ターミナル部にグリス、埃、金属の酸化物等が付着して
いる場合通電不良の原因となりますのでワイヤーブラシ等で
除去してから接続してください。
②スイッチを押して赤点灯(通常)もしくは
赤点滅(チャージブースト)を確認したら
速やかにエンジンを始動する。
車両側バッテリーの電圧が低い場合に始動に必要な電気を車両側
バッテリーが吸収してしまって始動出来ない場合があります。
※電気の特性として、電圧の高い方⇒低い方へと流れてしまう
特性があります。
③セルモーター(エンジンスタートボタン)
を長く回さない。
エンジン始動が出来ない場合、セルモーターを長く回して始動させ
ようとしますが、この行為は製品本体に大きな負担がかかり、
電池寿命が大きく低減しますので、かからない場合は、1 度電源を
切り、製品を 1分間休ませてから再度作業に入ってください。
④ 作業終了後速やかに電源を切り、
製品を取り外す。
ジャンプスタート作業が終了しエンジンが始動したら速やかに
本体の電源を切って本体をバッテリーから取り外してください。
この時必ず本体の出力を停止(電源スイッチを切る)してから
ケーブルを外してください。
本体から出力中にケーブルを外した時に、プラス側のケーブルの
先端が車両のマイナス部に接触(ショート)した場合、本体が
破損、発火、発煙、爆発する恐れがあります。
ブースタ―ケーブルの勘合が甘くジャンプスタート成功後エンジン
の振動でケーブルクランプが外れて車両のマイナス部に接触した
場合も同様に破損、発火、発煙、爆発する恐れがあるので
合わせてご注意ください。
③ ブースターケーブルとバッテリーターミナル
の接点を確認してください。
ケーブルクランプとターミナルの接点部分にグリス、埃、酸化物
などが付着していると通電不良の原因となります。
※ジャンプスタート作業で製品に大きな負担がかかった後や製品が
著しく高温になっている場合は直ぐにケースに入れず、冷えるまで
製品を観察し安全を確認してから収納してください。
Q13
最大出力を教えてください。
Q14
使用できません。
最大出力は下記の通りです。
バッテリーの代替え品としては絶対に使用しないで
ください。
BR004 ・・・・810A( 定格 550A)
Q15
寒冷地でも使用できますか?
低温での使用温度は−20℃までとなります。
こちらの範囲内であれば使用可能です。
Q17
ブースターケーブルについて
Q16
これ以上の温度下で作業される場合、内蔵のリチウム電池が高温
となり、電池内部にガスが発生し本体が膨張する恐れがあります
ので暑い時期のご使用は十分注意して行ってください。
Q18
システムなので、この銅線ケーブルのサイズで対応可能です。
破損した場合や、ケーブルを延長して使いたい場合は
下記の部品を購入してください。
別売補修パーツ品番 : BR-940 BR-004 用 同梱 1m ケーブルクランプセット
別売 OP パーツ品番 :BR-941
BR-004 用 1.5mケーブルクランプセット ( ケーブル延長タイプ )
Q20
製品のバッテリーは交換できますか?
製品の構造上、交換できません。
実際は交換可能ですが、日本→海外で電池と基板交換→
日本へ戻すと言う経路になりますので、バッテリー+交換
工賃+運賃等で、本体の価格を上回ってしまいます。
新品を再度購入する事をお奨めします。
しています。
BR-004 の場合、エンジン始動時のみに数秒間大電流を流す
高温の場所でも使用できますか?
高温での使用可能温度は 45 ℃までとなります。
BR-004 には 25mm 径の銅線ケーブルを使用
市販の大型車用のブースターケーブルに比べて細いのですが、
市販ブースターケーブルの場合、バッテリー同志を長時間つなぐ
ので、抵抗が少なくなるように太いケーブルを使用する必要が
あります。
バッテリーレスキューは、バッテリーの
代わりに車両につないで使用できますか?
Q19
バッテリーレスキュー製品付属の
充電器は各モデル共通ですか?
互換性はありません。
必ず専用品をご使用ください。
間違った充電器を接続すると、満充電できないばかりか、
充電回路の故障につながる恐れがあります。
また規格外の充電器を使用した場合に、過充電状態になり、本体膨張、
破損に至る場合がありますので、必ず専用の充電器をご使用ください。
特に BR-004 は、24V で充電するので、他の 12V 製品用の充電器
では絶対に充電しないでください。
充電器を紛失した場合は、専用充電器をご購入してください。
コンセント用 AC 充電器 品番 :BR-AC4
シガーソケット用 DC 充電器 品番 :BR-DC4
保管する時に気をつける事は?
保管する場所は高温多湿な場所を避けて保管してください。
保管/使用温度が 45 ℃以上になると製品の膨張等の不具合が発生する恐れがあります。
特に夏場は車内温度が 60℃以上になる事があるので十分にご注意ください。
※高温保管/作業によって製品が破損した場合はいかなる場合でも保証の対象外とします。
Q21
製品本体が膨張した場合はどうすればよいの?
本体膨張が確認されたらご使用をお止めください。
本製品のリチウム電池が膨張しケースを変形させてしまいます。
リチウム電池膨張の要因は下記の事となります。
①電池寿命の場合
リチウム電池は、電池寿命が近づくと出力が低下しそれでも使用し続けると電池内部よりガスが発生し膨れてしまいます。
使用頻度が高い場合や、チャージブーストの多用、連続使用を繰り返した場合等に発生します。
②本体を高温環境下( 45 ℃以上)で保管した場合
炎天下の車両内、アスファルト、エンジンルーム等への長時間の保管で発生する事があります。
③本体を高温環境下( 45 ℃以上)で使用した場合
作業後、エンジン上部等の高温部に放置しアイドリングを続ける等の行為をした場合等に発生する事があります。
本体ケースの下部が変形している場合この原因が殆どです。
特に夏場の保管にはご注意ください。膨れた製品でテスターにて電圧計測し正常な出力値を出している製品は、
この高温環境下で使用もしくは保管された商品と判断させて頂きます。
弊社の使用可能温度(45℃ )以上で保管、使用した事が判明した場合、いかなる理由でも保証の対象外と
なってしまうのでご注意ください。