2015年2月号

~酸蝕症の予防法
酸蝕症の予防法~
・酸性の飲食物を摂取した後は,おいしさの余韻を長時間楽しまず,
酸性の飲食物を摂取した後は,おいしさの余韻を長時間楽しまず,
2015 年 2 月号 No.50
こんにちは.歯科衛生士の山下です.
(名残惜しいですが)すぐに口をゆすぐことが大切
名残惜しいですが)すぐに口をゆすぐことが大切です.
)すぐに口をゆすぐことが大切です.
・特に睡眠中や運動中の唾液が出にくい状況で酸性の飲食物が口の中に
に睡眠中や運動中の唾液が出にくい状況で酸性の飲食物が口の中に
長く残っ
長く残ったままになっ
残ったままになっていると
たままになっていると,
ていると,酸蝕のリスクが高まります.
酸蝕のリスクが高まります.
寒い日が続きますが,皆さん,いかがお過ごしですか?
私は冬はスノーボードにどっぷりハマっています.おすすめのスポットが
・酸性の飲食物を口の中にためるような採り方をしたり
酸性の飲食物を口の中にためるような採り方をしたり,さらに直後に
たり,さらに直後に
ゴシゴシ歯磨きをしたり
ゴシゴシ歯磨きをしたりするのは
したりするのはあまり
するのはあまり良くないです.
あまり良くないです.
あればぜひ教えてください.
まだまだインフルエンザも流行っているようですし,手洗いうがいを
・ポスカなどのガムを咬んで唾液を出したり,フッ素を使ったりして
ポスカなどのガムを咬んで唾液を出したり,フッ素を使ったりして
歯を再石灰化させるようにしましょう.
しっかりやって体調管理をしていきましょうね.
さて今回の通信は,ムシ歯でないのに歯が溶けてしまう,
「酸蝕症(さんしょくしょう)」についてお話します.
PH 5.5 以下の飲食物は
「酸蝕症」は砂糖やムシ歯菌が原因
歯を溶かしてしまいます.
ではなく,飲食物などに含まれる酸
によって歯の表面が溶けてしまう
状態です.
心当たりはありませんか?
・黒酢やクエン酸ドリンクなどを
毎日大量に飲む習慣がある.
・グレープフルーツなどの柑橘類を
毎日たくさん食べる習慣がある.
「歯が削れるので食後 30 分は歯磨きをしない方が良い.」という話が昨年
テレビなどで言われていました.これは「酸蝕症の予防」の話が誇張されて
伝わったもので,健康な人が普通の食事をした後の話ではありません,
ですから,極端な食事習慣でなければ,ムシ歯予防のための歯磨きは食後
30 分にとらわれずにしっかりと磨くようにしてくださいね.
・酸性飲料に長く歯が触れるような生活習慣がある.
11 月の予定
このような習慣が決して悪いわけではありませんが,
☆
13 日(金)10
母親教室を開催いたします.
(金)10 時から母親教室
母親教室
度が過ぎると酸蝕症の原因になってしまうことがありますので,
☆
矯正診療日は 17 日(火)午後です.
午後
気をつけましょう.
☆
院内研修のため 20 日(金)午前は休診
日(金)午前 休診といたします.
休診