2015年 9・10月号

J
A
営
農
だ
よ
り
9 月~10 月分
JA大阪泉州2015
水
①
病
害
稲
:
穂が傾きかけた頃に散布
薬品名
希釈倍数
スタークル粒剤
3 ㎏/10a
スタークル顆粒水溶剤
2000 倍
トレボン乳剤
2000 倍
いもち病
営農店舗 ・ 指導農政課 まで、お問い合わせ下さい。
虫
○ 斑点米カメムシ
○
JAだよりの内容については、詳しくは 各営農センター ・
使用時期
使用回数
収量の低下につながる病害虫
収穫 7 日前
3 回以内
○ 穂いもち
→感染すると実りが悪くなる。
収穫 14 日前
3 回以内
○ トビイロウンカ(秋ウンカ)
→坪枯れを引き起こす。
: 発生を見かけたら散布
薬品名
希釈倍数
使用時期
使用回数
ブラシンフロアブル
1000倍
収穫 7 日前
2 回以内
○ トビイロウンカ(秋ウンカ)
○
○
○
○
: 発生が多ければ散布
薬品名
希釈倍数
使用時期
使用回数
スタークル顆粒水溶剤
3000 倍
収穫 7 日前
3 回以内
トレボン乳剤
1000~2000 倍
収穫 14 日前
3 回以内
白穂になる原因
穂いもち → 感染部位から水分供給が断たれる。
ササキリ(バッタ) → 軸をかじられる。
すずめ → 食べられた跡が残る。
ニカメイチュウ→茎に入られた穴がある。
収
穫
時
期
泉南地区平坦地
最近は落水の早いところが多くなっていますが、
標準 6 月 10 日
早い落水は根の活力を弱め、登熟不良や品質低下に
つながります。
特に中晩生品種は、出穂から 25 日~30 日の間は
落水しないようにしましょう。
落水後に好天が続くと、田がバリバリに乾き、
胴割れ米の発生に繋がります。
田植えの場合
品種名
平年時刈り取り時期
キヌヒカリ
9 月 21 日~22 日
きぬむすめ
10 月 4 日~ 5 日
ヒノヒカリ
10 月 12 日~15 日
品質低下の恐れがありますので、一時的にかけ流し灌水を
刈り取りの目安
するとよいでしょう。
○穂の元に緑色籾が全体の 10~15%
残っている頃
○少し早めに収穫した方が品質良好
○刈り遅れは、胴割れ米の発生に繋がります。
② キャベツ ・ ブロッコリー
○ 育苗時 ○
ハイマダラノメイガ(シンクイムシ)の発生に注意。
高温時に発生しやすい。
○ 定
植 ○
セル苗は地苗にくらべて 10 日程度定植時期は早くなる。
定植の目安 : セル苗…は種後 25 日目ぐらいで
本葉が 3~4 枚が定植適期です。
地 苗 …は種後 35 日目ぐらいで
本葉が 5~6 枚が定植適期です。
※ 育苗時・定植時の農薬については、
前号を参照してください。
※ 定植が遅れると老化苗となり,
活着が悪くなるので十分注意して下さい。
※ 定植直前のセル苗には十分にかん水を
行ってください。
○
根こぶ病防除対策
○
薬剤使用上の注意!!!
① 土壌改良剤の施用による土づくりを行う。
② 高畝栽培、排水をよくする。
③ pH 調整 (酸性土壌では発生が多い)
④ 石灰窒素 100~200kg/10a 定植前
*石灰窒素施用の場合、施用後、定植までの間に
7~10 日程度あけてください。
⑤ 薬剤の使用
オラクル粉剤 ・
ネビリュウ ・ ネビジン粉剤
薬剤は均一に散布し、土壌混和は丁寧に。
土壌混和の目安は 10~15cm 程度
オラクル顆粒水和剤
ランマンフロアブル
○根こぶ病防除に使用できる主な農薬(キャベツ・ブロッコリー)
農薬名
使用量・希釈倍数
使用方法
オラクル
粉剤
20kg/10a
作条土壌混和
30kg/10a
全面土壌混和
20kg/10a
作条土壌混和
20~30kg/10a
全面土壌混和
20kg/10a
作条土壌混和
20~30kg/10a
全面土壌混和
ネビリュウ
ネビジン
粉剤
200~500 倍
オラクル
顆粒水和剤
灌
500ml/トレイ 1 枚
500 倍
ランマン
フロアブル
2L/トレイ 1 枚
使用回数
定植前
2回
③
た ま ね ぎ
キャベツ 2 回
○苗床管理
1回
播種又は
キャベツ 2 回
定植前
定植前まで
・
日当たりと水はけの良い場所を選ぶ
・
10a あたりの苗を作るのに必要な
播種床〔苗床〕の面積:
1回
定植前日
注
※ セル苗で灌注をし、本圃で粉剤処理を
行うと、さらに効果が上がります。
1回
定植前
注
灌
使用時期
・
10a あたりの必要種子量
・
苗床の元肥
1回
~当日
中
生
神徳化成 8-8-8 で
2.5kgを限度とする。
定植適期
収穫適期
吊り
浜 育
9/8 ~9/10
10/下~11/上
4/上~4/中
×
七宝早生7号
9/20~9/23
11/中~11/下
5/上
×
錦 毬
9/12~9/15
10/下~11/上
4/下~5/上
×
ターザン
9/25~9/30
11/中~11/下
5/下
○
アンサー
9/23~9/25
11/中
5/中~5/下
△
ターボ
9/20~9/25
11/中
5/下~6/下
△
ネオアース
9月下旬
11/中
5/下
○
アドバンス
9月23日
11/中~11/下
5/中
×
9月30日
11/中~11/下
5/下~6/上
10月15日
1/中~ 2/中
6/上~6/中
くれない
9月30日
11/下
6/上
○
定植後のチッソの多量施肥は、
もみじ3号
9月28日
11/下
6/上
○
抽苔の危険が高くなるので
生
七宝甘70
晩
10a あたり
播種適期
極早生
早
2缶(4㎗)
苗床の追肥は苗の状態を見ながら行う。
50 ㎡あたり
種
:
(15 坪)
神徳化成 8-8-8 で 8kg
・
品
50 ㎡
生
・
本葉 2 枚の頃までは、乾燥に弱いため
晴天の日の夕方に灌水を行う
は種・定植
種まきが早すぎると、
抽苔や分球が多くなります。
△
また、大苗を植えた場合や
注意しましょう。
病
害
葉数 3 枚、太さ 4~5mm
虫
ぐらいの若苗を植えましょう。
○苗立枯病(苗床 2~3 葉期に予防で散布):雨が多いと発生しやすいので注意!
農薬名
希釈倍数
使用時期
使用回数
オーソサイド水和剤80
600 倍
収穫前日
5回以内
④
み
か
ん
○アザミウマ:食べられると苗が曲がる。見つけ次第散布。
農薬名
希釈倍数
使用時期
使用回数
ディアナSC
2500~5000 倍
収穫前日
2 回以内
アグロスリン乳剤
2000 倍
収穫 7 日前
5 回以内
アディオン乳剤
3000 倍
収穫 7 日前
5 回以内
病 害 虫
時期
農薬名
トップジン M 水和剤
希釈倍数
使用時期
使用回数
500 倍
定植直前
1回以内
500~1000 倍
収穫前日
定植後は5回以内
農薬名
希釈倍数
虫名
10 月中
○灰色腐敗病:苗床末期と春期の多湿時に多発。被害株は、圃場外に持ち出す。
窒素質肥料の過用を避け排水を良くし、予防管理。
病害
収穫前
使用時期/
使用回数
ミカンハダニ・
ダニエモン
4000~
7日前/
ミカンサビダニ
フロアブル
6000倍
1回
貯蔵
ベフラン
2000~
前日/
病害
液剤 25
3000倍
3回
※ ベフラン液と石灰硫黄合剤を混用する場合は、
ベフラン希釈液を作り、かき混ぜながら
石灰硫黄合剤を加える。