「知の拠点あいち」重点研究プロジェクト成果発信事業等実施業務仕様書 1 目的 平成23年度から本格研究を開始した「知の拠点あいち」重点研究プロジェクト(以下「重点研 究プロジェクト」という。)について、本年度はその最終年度となることから、多くの研究開発 成果を広く県民、産業界、大学等に効果・効率的に発信していくため、種々の成果発信事業等を 企画、運営するとともに、併せて成果に係る各種の図書・資料を編集・作成し、地域企業等への 円滑な技術移転の促進に資する資料整備を進める。 2 業務の実施方針 重点研究プロジェクトは、愛知県がイニシアチブをとって、名古屋大学、名古屋工業大学、豊 橋科学技術工業大学を始めとする多くの大学・公的研究機関、企業から570名を越える研究者が 参加して取り組まれた産学行政連携の研究開発プロジェクトであり、自治体主導のプロジェクト としては他に例をみない大型の研究開発プロジェクトとして進められ、本年度はその最終年度に 当たることを踏まえて、成果発信事業等の企画・運営に当たっては次の方針に沿って進める。 (1) 重点研究プロジェクトからは多くの成果が創出され、しかも技術分野も多義にわたって いることから、これらを広く県民、企業、大学等に発信し、理解と関心を深めていただき、ア ピール効果を高めるためには、年間を通じて波状的・継続的な成果発信と本年度末に予定する 最終成果発表会に向けて事業が収斂していくというダイナミズムが重要であり、成果発信事業 等の企画・運営に当たっては、事業全体としての連続性や統一感を確保すること。その際、本 仕様書の業務外となる他団体主催の展示会への出展情報にも留意すること。 (2) 成果に係る各種の図書・資料については、重点研究プロジェクト終了後における地域企 業等への技術移転・技術相談等の際に用いることも想定して、編集や紙面の構成、記述、製本 などを工夫すること。 (3) 成果発信のコンテンツの企画や作成に当たっては、重点研究プロジェクトがその事業効 果として、既存産業の高度化や新産業の創出など、この地域のものづくり産業のイノベーショ ンへの貢献を目指して進めてきたことに留意する。併せて、県民等の産業科学技術についての 関心の増進や「知の拠点あいち」の周知にも配慮すること。 3 業務内容 (1)キャッチコピー、ロゴ開発 ・最終成果発表会にむけたキャッチコピー及びロゴの提案 ・キャッチコピー及びロゴの所有権及び知的財産権は財団が買い取るものとする。 (2)イベント・展示ブース設営関連業務 【開催又は出展するイベント】 ①メッセナゴヤ2015(出展) ・期 間:平成27年11月4日(水)~7日(土) ・場 所:ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地) ・小間数:8 ②TECH Biz EXPO 2015(出展) ・期 間:平成27年11月18日(水)~20日(金) ・場 所:吹上ホール(名古屋市千種区吹上二丁目6番3号) ・小間数:4 ③各プロジェクト公開セミナーファイナル(開催) ・期 間:平成28年2月~3月の期間で3回実施(各プロジェクト1回) ・場 所:あいち産業科学技術総合センター(豊田市八草町秋合1267番1) ④「知の拠点あいち」重点研究プロジェクト最終成果発表会(開催) ・期 間:平成28年3月16日(水) 午後1時開始予定 ・場 所:あいち産業科学技術総合センター(豊田市八草町秋合1267番1) 【実施内容】 [上記①②について] ・展示ブースの設営・撤去を行うことし、展示品の運搬・設置は含まない。 ・最終デザインについては、概ねイベント開催1ヶ月前までに、こちらが示す展示物等を配 置の上作成すること。 ・利用する展示パネルについては、財団が所有するB1版パネル(縦置き)LEDパネルを 利用する。なお、パネルの作成は含まないが設置を行う。 [上記③について] ・運営業務については、財団で実施するため、事後に記載する案内チラシ等の作製のみを実 施する。 [上記④について] ○会場整備 ・会場設計(周辺への案内看板設置作製を含む)、実施、撤去。 ○進行・運営 ・進行及び演出計画、運営計画、ケータリング(飲料提供のみ)、交流会(飲食費用について 委託業務に含まない)などの企画。 ・司会進行、招待者アテンドなどの人員配置(司会含め5名程度)。 ・その他記念式典等を円滑に行うために財団が必要と認める業務。 (3)「知の拠点あいち」重点研究プロジェクト最終成果発表会等における事例集等の作製 内容 仕様 数量 納期予定 ア 最終成果発表会及び各プロジェクト公開 A3、両面見開き4ペー セミナーファイナルの案内チラシ作製 ジ、フルカラー 10,000枚 12月末 イ 最終成果発表会及び各プロジェクト公開 B1、1枚、フルカラ セミナーファイナルの案内ポスター作製 ー 200枚 12月末 6枚 (3種×2 枚) 1月末 2,000枚 (4種× 500枚) 1月末 6,000部 (3種× 2000部) 1月末 2,000部 1月末 5,000部 1月末 ウ エ オ カ キ A1、3種(3プロジェ 各プロジェクト公開セミナーファイナル クト)×2枚、フルカラ 看板作製 ー A4、4種(3プロジェ クト+最終成果発表 最終成果発表会及び各プロジェクト公開 会)、表紙+本文30~ セミナーファイナルレジュメ作製 50ページ程度、フルカ ラー A4、3種(3プロジェ クト)、表紙+本文72 個別事例集 ページ程度、フルカラ ー A4、表紙+本文200 総合事例集 ページ程度、ソフトカ バー、フルカラー 概要版 A4、表紙+本文8ペー ジ程度、フルカラー ※納期については研究の進捗等により変更する可能性あり。 【作製における注意点】 [上記、ア、イ、ウ、エについて] ・最終成果発表会及び各プロジェクト公開セミナーファイナルに活用するため開催1ヶ月程度 前には、財団と調整の作製すること。 [上記、オについて] ・各プロジェクト公開セミナーファイナルに活用するため開催1ヶ月程度前には、財団と調整 の作製すること。 ・また、構成及びデザイン等については、重点プロジェクト終了後における地域企業等への技 術移転・技術相談等に役立つ工夫や、ものづくり産業等へのイノベーションへ貢献する観点 などを考慮し作製すること。 [上記、カ、キについて] ・最終成果発表会に活用するため開催1ヶ月程度前には、財団と調整の作製すること。 ・また、構成及びデザイン等については、重点プロジェクト終了後における地域企業等への技 術移転・技術相談等に役立つ工夫や、ものづくり産業等へのイノベーションへ貢献する観点 などを考慮し作製すること。 4 実施における留意事項 ・受託者は、本委託業務の遂行において必要な範囲において、財団が主催又は設置する会議へ参 加し、財団及び関係者と十分な調整の下に業務を遂行するものとする。 ・状況把握及び情報収集にあたっては、事前に財団担当者と十分協議し、打ち合わせのもと業務 を実施するものとする。 ・業務実施において、個人情報等の保護すべき情報を取り扱う場合は、その取扱いに万全の対策 を講じること。 ・成果物については、第三者の著作権等の権利を侵害していないことを保証すること。 ・本業務の実施にあたり、疑義が生じた場合は財団担当者及び受託者で協議の上、決定するもの とする。
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