事業報告 1.公益目的事業 〔1〕公1 税を巡る諸環境の整備改善を図るための事業 【趣旨】 本事業は、税知識の普及、納税意識の高揚に努め、税制・税務に関する提言を行い、もって適正・公 平な申告納税制度の維持・発展と円滑な税務行政の執行に寄与する目的として、税を巡る諸環境の整備 改善等を図るための事業を実施した。 【事業概要】 本事業は、会員・非会員を問わず、広く一般の企業及び市民・町民を対象とした税法・税務に関する 研修会・講演会・セミナー、税の啓発及び租税教育事業等を、事業計画に基づいて計画的かつ積極的に 実施した。 また、 「今後の望ましい税制のあり方」をテーマに、税のオピニオンリーダーとして国や県及び寒河江 市・河北町・大江町・朝日町・西川町に対して、わが国の将来を展望した建設的な提言を行った。 さらに、広報誌「さがえ」 、全法連機関紙「ほうじん」及び当会のホームページを通じて、税務に関す る普及啓発活動を広く一般の企業及び市民・町民を対象に行った。 【事業をまとめる理由】 本事業は、適正・公平な申告納税制度の維持・発展と円滑な税務行政の執行に寄与することを目的と し、税法・税務に関する研修会・講演会・セミナー、税の啓発及び租税教育事業、税制改正への提言事 業、税法・税務の普及広報事業を実施することにより、税務に関する普及啓発を実現するものであり、 関連する事業と考えるため一つの事業としてまとめている。 【事業詳細】 (1)税法・税務に関する研修会・講演会・セミナー事業 本事業は、会員をはじめ広く一般の企業及び市民・町民を対象として、税法・税務を中心とした研修 会・講演会・セミナーを、専門的知識を有する講師により原則無料で実施し、税知識の普及による納税 意識の高揚に努めた。研修会・講演会・セミナーの日時、テーマ、会場等の詳細については、チラシを 作成し、寒河江市・河北町・大江町・朝日町・西川町の公共施設等に配布、また、各役所製作の「おし らせ版」等に掲載、当会のホームページを通じて広く一般に公開した。 1.税務研修会 税法・税務知識や情報を提供する研修会。 会議名 税務研修会 日 時 9 月 25 日 場 所 出席者 寒河江市 会員 20 名 文化センター 一般 02 名 議 題 演題:会社を強くする!上手な事業承継の進め方 講師:JPBM 山形県支部長 税理士 奥山 亨 氏 演題:平成 26 年度税制改正について 税務研修会 平成 27 年 寒河江市 会員 37 名 2月6日 文化センター 一般 01 名 マイナンバー制度の概要について 講師:寒河江税務署法人課税部門 統括国税調査官 渡部 悟志 氏 演題:贈与税・相続税対策~相続トラブルになら 女性部会 税務研修会 10 月 24 日 朝日町 会員 20 名 創遊館 一般 04 名 ないために考えておきたい 4 つのポイント 講師:税理士法人あさひ会計 税理士 青年部会 平成 27 年 ホテル 会員 17 名 税務研修会 2 月 23 日 サンチェリー 一般 00 名 白田 文 氏 演題:税のよもやま話 講師:白田祐一税理士事務所 代表税理士 白田 祐一 氏 (2)税制改正への提言事業 財政の再建と社会保障給付の安定財源確保や人口の減少と超高齢化社会及びグローバル化の進展な どの経済社会の構造変化に対応していくため、 「今後の望ましい税制のあり方」を基本テーマに、中小企 業の活性化に資する税制をはじめ、税のオピニオンリーダーとして、わが国の将来を展望した建設的な 提言を行った。 「平成27年度税制改正要望事項について」のアンケートを4月に実施し、税制に関する会員の意見 を集約し、意見及び要望を的確に把握することに努めた。これらの税制改正要望は、 「全法連理事会」で 決議された提言書としてまとめ、全国90万社の声を、全法連を通じて政府及び国会に訴えている。 当会においても代表者が提言書を地元地方自治体に提言した。 1.税制改正の提言書提出 事業名 日 時 西川町長へ 税制改正の 11 月 11 日 提言書提出 寒河江市長へ 税制改正の 11 月 12 日 提言書提出 寒河江市議長 へ税制改正の 11 月 12 日 提言書提出 大江町長へ 税制改正の 11 月 14 日 提言書提出 朝日町長へ 税制改正の 提言書提出 11 月 14 日 場 所 西川町 役 場 寒河江 市役所 寒河江市 議会事務局 大江町 役 場 朝日町 役 場 出席者 内 ・ 税制に関するスローガン 会 長 専務理事 会 長 高橋副会長 専務理事 ・ 基本的な課題 ・ 税目別の具体的意見 ・ 税制に関するスローガン ・ 基本的な課題 ・ 税目別の具体的意見 ・ 税制に関するスローガン 会 長 専務理事 会 長 伊藤副会長 専務理事 会 長 柴田副会長 専務理事 ・ 基本的な課題 ・ 税目別の具体的意見 ・ 税制に関するスローガン ・ 基本的な課題 ・ 税目別の具体的意見 ・ 税制に関するスローガン ・ 基本的な課題 ・ 税目別の具体的意見 容 河北町長へ 税制改正の 11 月 14 日 提言書提出 ・ 税制に関するスローガン 河北町 役 会 長 専務理事 場 ・ 基本的な課題 ・ 税目別の具体的意見 2.全国大会(親会・女性部会・青年部会) 「平成27年度税制改正」に向けた提言をまとめた法人会全国大会への参加。 会議名 法人会 全国大会 全国女性 フォーラム 法人会 全国青年の 集い 日 時 10 月 16 日 4 月 10 日 場 所 出席者 議 第 31 回 栃木県総合 3名 文化センター 20 ~ 21 日 容 等 法人会全国大会「栃木大会」 記念講演:日本の行方~政治と経済の現状分析と展望 講師:TBS テレビ報道局解説・専門記者室長 杉尾 秀哉 氏 第9回 サンポート 3名 ホール高松 全国女性フォーラム「香川大会」 記念講演:しなやかな人間力 講師:少林寺拳法グループ総裁 第 28 回 11 月 題・内 5名 秋田県民会館 宗 由貴 氏 法人会全国青年の集い「秋田大会」 記念講演:リーダーはいかにあるべきか ~ユタカな国・美しき心をつなぐために~ 講師:読売新聞特別編集委員 橋本 五郎 氏 (3)税法・税務の普及広報事業 税法・税務に関する研修会・講演会・セミナー事業の充実を図るとともに、広報誌「さがえ法人ニュ ース」の発行・配布及び全法連機関紙「ほうじん」の配布並びに当会のホームページにより一般の企業 及び市民・町民に対する税務の普及啓発活動を実施した。 1. 「税を考える週間」の期間中に垂れ幕を掲示 寒河江市中心商店街にある商業・公共施設「フローラ」の壁面に、 「税を考える週間スローガン」の バレンを掲示し、一般市民へ税に対し関心をもってもらうべくPRした。 事業名 日 時 税についての 11 月 11 日 垂れ幕設置 ~17 日 場 所 内 容 フローラ SAGAE 南側壁面 ・「税を考える週間」PR 2.広報誌「さがえ法人ニュース」の発行 事業名 広報誌発行 (夏季) 日 時 8 月 31 日 広報誌発行 平成 27 年 (冬季) 3 月 15 日 内 容 ・第 29 号(総会報告・各部会活動報告等) 管内公共施設に設置し、地域住民にも公開 ・第 30 号(税務研修会事業・税を考える週間記念講演会・各部会事業報告・ 平成 26 年度税制改正要望陳情活動・中学生の税についての作文掲載等) 管内公共施設に設置し、地域住民にも公開 3.ホームページの運営 事業名 日 ホームペー 時 通年 ジの運営 内 容 公益事業チラシの一般公開、全法連の「税制改正の提言」掲載等 ネット上の公開セミナーである「セミナーオンデマンド」の掲載 (4)税の啓発及び租税教育事業 次世代を担う児童や生徒に、税金の仕組み、税が生活にどのように役立っているかなどについて知っ てもらうための教育事業を行った。 1.税の絵はがきコンクール(女性部会) 寒河江西村山管内の公立小学校6年生を対象に、税についての絵はがきを描いてもらいコンクール を開催した。 事業名 女性部会 税の絵はがき コンクール 税の絵はがき コンクール 作品展示 日 時 参加者 内 容 租税教室の一環として管内小学校 6 年生を対象に、税の重要性 期間 12 月 管内 21 校 ~2 月 632 名参加 2 月 16 日 管内 21 校 寒河江税務署のご協力で、確定申告期間中に応募作品 632 点を ~3 月 16 日 632 名参加 署内に展示し、一般市民にPR を学んでもらうことを目的にして実施。632 点の応募の中から 県会長賞受賞 3 点が選出された。 2.租税教室(青年部会) 寒河江西村山管内公立高等学校の3年生を対象に税に関する学習教室を実施した。 事業名 青年部会 租税教室 日 時 11 月 26 日 場 所 県立左沢 高等学校 青年部会 平成 27 年 県立谷地 租税教室 2 月 19 日 高等学校 出席者 会員 5 名 内 容 演題:社会人と税 生徒・教職員 92 名 講師:青年部会員(佐藤 和典 氏・荒木 茂 氏・稲村 洋一 氏) 会員 5 名 演題:社会人と税 生徒・教職員120 名 講師:青年部会員(佐藤 和典 氏・荒木 茂 氏・大沼 寿洋 氏) 【事業実施のための財源】 上記の事業は、会員・非会員を問わず基本的に無料で実施している。一部有料(テキスト代等)とす ることもあるが、極めて低廉な参加費の設定となっている。このため事業収入だけでは事業費を賄えな いため、不足する財源は、受取会費や上部団体からの助成金で充当している。 〔2〕公2 地域の経済社会環境の整備改善等を図るための事業 【趣旨】 本事業は、寒河江税務署管内(寒河江市・河北町・大江町・朝日町・西川町)の地域社会との共生を 目指し、地域の実情に即した多彩な社会公益貢献活動を積極的かつ継続的に実施することを目的として、 健全で豊かな企業及び社会づくりを目的とした事業を実施した。 【事業概要】 本事業は、会員・非会員を問わず、広く一般の企業及び市民・町民を対象とした地域経済の活性化、 企業経営向上などに関する講演会・講習会、セミナーを開催した。 また、地域イベントへの協賛活動等を通じて、地域企業の活性化、環境対策に貢献するとともに、老 人ホーム等の社会福祉団体へのしめ飾りの寄贈等により、地域社会への貢献活動を積極的に展開した。 【事業をまとめる理由】 本事業は、地域企業と地域社会の健全な発展に貢献することを目的とし、講演会・セミナー事業、地 域イベントへの協賛事業、地域福祉への寄付・寄贈事業を実施することにより、地域の経済・社会環境 の活性化を実現するものであり、関連する事業と考えるため一つの事業としてまとめている。 【事業詳細】 (1)講座・講演会・セミナー事業 本事業は、会員をはじめ広く一般の企業及び市民・町民を対象として、経済・経営等をテーマとした 講演会・セミナーを、専門的知識を有する講師を招き基本的に無料で実施した。講演会・セミナー事業 の日時、テーマ、会場等の詳細については、当会のホームページ及び管内各商工会や公共施設等に案内 チラシを設置する等して会員以外にも参加を呼びかけ、広く一般に公開した。 1.新入社員研修会 寒河江市技術振興協会と寒河江市商工会との共催事業。管内新社会人に職場における基本的な役割 等の講座を開催。 事業名 日 時 新入社員 4月4日 研修会 ~5 日 場 所 寒河江市 技術交流 プラザ 出席者 会員 46 名 一般 02 名 内 容 (1)職場組織と人間関係・職場のルール (2)電話応対、接客の基本 (3)自己啓発について 2.通常総会記念公開講演会 事業名 通常総会 記念講演会 日 時 5 月 20 日 場 所 出席者 ホテル 会員 82 名 シンフォニー 一般 15 名 内 容 演題:山形ディスティネーションキャンペーン (DC)の取組み 講師:山形駅長 佐藤 洋 氏 3.講演会事業 「税を考える週間」期間中に一般公開で開催した講演会。 会議名 税を考える週間 記念講演会 日 時 11 月 11 日 場 所 出席者 議 題 グランデール 会員 61 名 演題:税制改正の行方 寒河江 一般 42 名 講師:政府税制調査会会長 中里 実 氏 4.経営者セミナー(青年部会) 事業名 青年部会 経営者セミナー 日 時 10 月 21 日 場 所 出席者 グランデール 会員 22 名 寒河江 一般 02 名 内 容 演題:判例に学ぶ人事労務リスクについて ~社長!短気は損気。「お前、明日から来るな!」は厳禁~ 講師:社会保険労務士 菊地 仁士 氏 5.総会記念講演会(青年部会) 事業名 日 時 青年部会 総会記念 6 月 16 日 記念講演会 場 所 出席者 大江町 会員 25 名 割烹きくや 一般 05 名 内 容 演題:最上川の流通・往来及び左沢町場の景観に ついて 講師:大江町教育文化課歴史文化係 水戸部 泰子 氏 6.総会記念落語演芸会(女性部会) 事業名 日 時 女性部会 総会記念 落語演芸会 6 月 11 日 場 所 出席者 内 容 グランデール 会員 20 名 内容:ぎぼうし寄席 寒河江 一般 04 名 出演:ぎぼうし落語の会 6 名の皆さん (2)研修視察ツアー、体験活動・地域福祉への寄贈事業 会員をはじめ広く一般の企業及び市民・町民を対象として、地域経済・社会貢献をテーマとした体験 活動を行った。 1.体験教室(女性部会) 寒河江西村山管内及び県内、東北地方の地域振興、地域経済発展のために活躍する団体の活動を一 般市民からも広く参加を募って視察し、現場体験を行った。 事業名 女性部会 体験教室 日 時 10 月 24 日 場 所 朝日町各所 出席者 内 容 会員 20 名 朝日町大沼周辺視察。桃色ウサヒの「中の人」佐 一般 00 名 藤恒平さんから空気神社についての講話を聴く。 2.研修視察ツアー 寒河江西村山管内及び県内、東北地方の地域振興、地域経済発展のために活躍する団体の活動を一 般市民からも広く参加を募って視察、研修した。 事業名 女性部会 研修視察ツアー 事業名 青年部会 研修視察講演会 日 時 場 所 鶴岡市 9月9日 まちなかキネマ 加茂水族館他 日 時 場 所 西川町 12 月 8 日 岩根沢 三山神社 出席者 内 容 会員 15 名 鶴岡市まちなかキネマで映画鑑賞 一般 01 名 クラゲドリーム館にて見学、村上館長の講話。 出席者 内 容 会員 21 名 演題:三山信仰と岩根沢口 一般 01 名 講師:岩根沢地区長 藤本 昭一 氏 3.しめ飾り教室(女性部会) 女性部会主催のしめ飾りの手作り体験事業。作成した作品を社会福祉施設等に寄贈。 事業名 女性部会 しめ飾り作成 日 時 12 月 18 日 場 所 出席者 内 容 寒河江市 会員 22 名 正月用のしめ飾りを作成し、完成作品を社会福祉 文化センター 一般 05 名 施設等に寄贈。 【事業実施のための財源】 上記の事業は、会員・非会員を問わず基本的に無料で実施している。一部有料(テキスト代等)とす ることもあるが、極めて低廉な参加費の設定となっている。このため事業収入だけでは事業費を賄えな いため、不足する財源は、受取会費や上部団体からの助成金で充当している。
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