稲荷 陽子

教育研究業績
氏名 稲荷陽子
研究分野
学位
母性看護学 助産学 国際看護学
修士(保健学)
研究内容のキーワード
助産教育 国際協力 子ども虐待
教育上の能力に関する事項
事項
年月日
・教育方法の実践例として各論のように授業数が30コマに及ぶような場合
には、適宜、小テストを導入するなど、学生の理解力を確認すると同時
に、学習習慣(日々の学習の積み重ね、予習復習)を身に付けられるよう
平成22年9月~平成27年現在(5月)
心掛けている。また、講義においては、一方的に話すのではなく、学生参
加型の授業を心掛けている。更に、学生が臨地実習や国家試験勉強におい
て、自己学習に有効活用できるよう授業毎に資料を作成・配布している。
・助産診断・技術演習テキスト(女性の健康/妊婦・褥婦・新生児の看護
編, 分娩期の母子へのケア編)として、自治医科大学助産課程専攻学生の
ためのサブテキストを作成した。学習のねらい、学習項目・内容が簡潔明 平成17年4月~平成18年3月
瞭であることを考慮し、写真・図・表を取り入れ視覚的にも分かりやすさ
を工夫した。
・教育上の能力に関する大学等の評価としては、特に講義・演習で配布し
た資料が、学生より臨地実習の場(母性看護学・助産学実習)で活用しや 平成17年4月~平成18年3月,平成22年9月~
平成27年現在(5月)
すいとの評価を得ている。
・大学教育における臨地実習(母性看護学実習、助産学実習、看護統合
(総合)実習など)において、学生が机上で学んだ知識を臨地実習の場で
具体化でき深められるよう、また臨地実習指導者をはじめとする学生に関
わるスタッフとのコミュニケーションを大事に実習施設と大学間の関係性
を良好にしていくことも念頭に、学生のための効果的な学習方法・学習環
境について話し合う時間を積極的に設けている。そして、個々の学生が自 平成15年9月~平成27年現在(5月)
己の「強み」に気付けるよう、また伸ばせるよう支援することを心掛け、
一方、個々の学生が不得手とする部分については「課題」とし、その課題
を達成、または目標に到達できるよう学生と共に方向性(方法)を考える
ことに努めている。
職務上の実績に関する事項
事項
年月日
1 JICA「ウズベキスタン看護教育改善プロジェクト 長期専門家
平成18年4月~平成21年6月
2 国試対策委員会 2年生担当
平成27年4月~平成27年現在(5月)
研究業績等に関する事項
著書,学術論文等の名称
(著書)
1「CON:Client-oriented-nursing
(患者中心の看護)に基づく看護教
育」母性看護領域
著者、発行又は発表の年月、発行所,発表雑誌等又は発表学会等の名称
共著 宮崎文子 林猪都子 稲荷陽子他 , 平成21年6月発刊,独立行政法人 国
際協力機構,ウズベキスタン共和国保健省
(学術論文)
1「日本の技術協力『研修員受入
単著,平成17年3月 群馬大学大学院博士前期課程 平成16年度大学院研究発表会
れ』の効果-ウズベキスタン『看護
にて発表
管理』コース研修員による自国での
平成17年11月 第25回日本看護科学学会学術集会にて発表
還元の実情から-」(査読有り)
2 日本の技術協力「研修員受入」の
効果 ウズベキスタン「看護管理」
単著,平成19年3月 自治医科大学看護学部紀要4巻63-73(2007.03)
コース研修員による自国での還元の
実情から(査読有り)
(その他)
1「国際看護協力の難しさ-任国:
ウズベキスタン共和国での活動を通 平成16年9月 第6回 国際看護研究会学術集会にて発表
して-」
2「日本の技術協力『研修員受入』
の効果-ウズベキスタン『看護管
平成17年9月 第8回 国際看護研究会学術集会にて発表
理』コース研修員による自国での還
元の実情から-」本邦研修の実際
3 海外便り JICA技術プロジェクト
の例 -ウズベキスタン共和国にお 平成21年5月 日本助産師会雑誌VOL.63.No.3(2009.08)
ける看護教育改善プロジェクト-
4 JICA「ウズベキスタン共和国看護
教育改善プロジェクト」活動経験を 平成24年3月 武蔵野大学看護学部紀要 第6号55-63(2012.03)
通しての教訓と提言(査読有り)