VOL.36 2015.7 1

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ベニグノ・アキノ3世・フィリピン大統領と面談
6月4日、ホテルニューオータニにてフィリピン大統領立会の
もと、フィリピン経済区庁長官デリマ氏と当社筒井会長との
調印式が行われました。
これはフィリピン大統領の来日に際して、フィリピンに投資を
行った医療機器メーカー、およびプリンターメーカー限りで
召集され、企業側からの今後の投資予定とフィリピン国側の
投資企業に対する支援内容を両者で書面にて確認する事を目的としたセレモニーです。
2つの業界が選定された理由としては、現地にて大量にフィリピン人の雇用を生むプリンター
メーカーと今後の成長が期待される医療機器メーカーという事のようです。
セレモニーに先立ち、各企業のトップからのフィリピンへの要望をヒヤリングする機会がフィリピン
政府政務官によって設けられた事を見ても、フィリピン国としての両業界への期待の高さが
伺われました。当社としてもその期待に応えるべく、現地
子会社の発展に精進していきたいと思います。
最後に、セレモニーを通じて一定の緊張感はあるもの
の、常に笑顔の絶えないフィリピン政府スタッフが醸し
出す、大らかな雰囲気はこの国の大きな魅力の一つだと
感じました。(筒井社長 記)
春日市「かすがい熟年大学」
当社の本社工場がある春日井市は、60歳以上
の高齢者が充実した余暇時間を過ごすとともに、
学習を通じた仲間づくりを行い、健康で生きがい
のある生活を送ることができるよう、学習の場を
提供する事を目的とした「かすがい熟年大学」を
平成5年度に始め、今年で23回目の開催を迎え
ます。
「かすがい熟年大学」は、5月から12月にかけて
各コース毎に15回の講義が行われ、初回は
開講式と合わせて4コース合同での講座となります。今年は、その合同講座に筒井会長が登壇
させていただきました。講演自体は、筒井会長と年齢の近い受講者が沢山いらしたという事も
あり、講演中に共感していただける部分が多々あったように感じられ、
時折笑いが起こるような和やかな雰囲気で行われました。
これまで、筒井会長は何度か講演の機会をいただいていますが、
本社工場がある春日井での講演はあまりありませんでした。今回の
講演が少しでも多くの春日井市の皆様に、当社の存在を理解・認識
していただく、きっかけになっていれば良いと思います。(野口 記)
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メディカル・デバイス産業振興協議会 総会
6月4日、当社筒井会長が幹事長を務めている名古屋商工
会議所「メディカル・デバイス産業振興協議会」総会が開催され
ました。この協議会は2年間の研究会活動を経て2012年6月に
設立され、今年で4年目となります。
協議会としては今年2月に東海地域初の医療機器専門展示会
「メディカルメッセ」を成功させ、11月にはドイツ・デュッセルドルフ
で開催される世界的医療機器展「MEDICA2015」に視察団派遣
(筒井会長が視察団団長)を予定し、来年2月には開催期間2日、場所も吹上ホールと規模を
倍にした形で第二回目のメディカルメッセの開催を予定しています。
今回の総会では理事の変更があり、名古屋大学の総長交代に伴い 松尾清一総長が理事に
就任(前理事の濵口名古屋大学総長顧問は協議会の顧問に就任)。また、今回追加の理事
として当社の筒井会長が選出され、「幹事長としての立場から協議会事業に取り組んできたが、
理事を拝命し引き締まる思い。協議会としてより多くの具体的な成果を得ることができるよう
全力を挙げて取り組みます。」と理事就任挨拶を致しました。
また、基調講演として株式会社三菱総合研究所 人間・生活研究本部長 亀井信一様に
『インダストリー4.0とヘルスケア産業における活用』と題してお話いただき
ました。産業における機械化(第1次)、電力活用(第2次)、自動化(第3次)
に次ぐ第4の変化として位置づけられたドイツでの「インダストリー4.0」に
ついて、そして医療の分野においても潜在的なメディカルニーズに応える
ことで市場開拓は可能であると詳しく解説していただき、大変興味深い
講演でありました。(菱川 記)
産業技術総合研究所中部センター & プラズマ技術産業応用センター
見学
5月22日に筒井会長の紹介で産業技術総合研究所中部
センターとプラズマ技術産業応用センターをお伺いし、施設
見学や研究内容をご紹介いただきました。産業技術総合研
究所ではセラミックスや金属等の無機素材を主な対象とした
研究をされており、プラズマ技術産業応用センターはプラズマ
技術による産業応用拠点として、いずれも最先端の研究が
行われています。
ご紹介いただいた研究の一例として、「生体ガスを迅速・簡便に計測できるセンサの研究」が
ありました。これは呼気による肺がんの非侵襲且つ早期診断への応用が期待されるもので、
印象的な内容でした。また、樹脂メーカーにおいて表面処理に用いられることも多いプラズマ
技術ですが、困難と考えていたチューブ状対象物の
内側への処理も可能にする方法をご紹介いただき
驚きました。
いずれのセンターも医療機器分野への技術応用
に積極的な印象を受け、改めて当業界への注目度
の高さを実感致しました。このような技術を活用
させていただくことで、更なる技術発展に努めて
いきたいと感じています。(塩見 記)
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フィリピン拠点の経過案内
TMP初の海外製造拠点となるフィリピン工場の
建築工事も佳境に入ってきており、6月中旬時点
で建築工事は粗方完了し、細部の修正を行って
おります。7月上旬には全ての建築工事(クリーン
ルーム設置工事含む)を完了し、後は工業団地
及び電力会社等のインフラ整備を待つのみとなる
予定です。
尚、受電後4週間程度をかけて各種電気設備の稼働チェック、クリーンルームのバリデーション
を行った後に製造設備の搬入・製造スタッフのトレーニングを行い、2016年1月に初製品をフィリ
ピン工場より出荷する事を目標に、現在鋭意努力しております。
ここに至るまで、文化の差・各種環境(許認可含む)の差等々、決してスムーズな道程では
ありませんでしたが、フィリピンに進出している各日系企業の方々、工業団地のスタッフの方々に
よる温かい励まし・強力なサポートにより、工場完成まであと一歩の所まで辿り着く事が出来
ました。この場を借りて、厚くお礼申し上げます。
また、この先工場稼働後も多々トラブルが発生する事になるかと思い
ますが、日本クオリティーを比国において実現させるという強い意志を
持って対応していきたいと考えております。今後とも、皆様のご支援
宜しくお願い申し上げます。(加藤 記)
サボテンのまち 春日井市
私共、東海メディカルプロダクツの本社がある春日井市は「サボテンの
まち」とも言われています。サボテンは、一般的には「シャボテン」とも
いわれ、昔はサボテンの茎の切り口で衣類の汚れを拭き取ったりした
もので、シャボンの意をあてたものがサボテンになまったといわれて
います。南北アメリカ大陸の熱帯乾燥地帯産のもので、日本には約300
年前オランダ船によってもたらされました。
春日井は種から苗を育てる「実生栽培」で全国一です。サボテンは成長が遅いため、実生に
特化し、発芽率を高めて大量生産に成功させたのが革新的だったそうで、2-3年もののサボテン
苗を全国各地に出荷しています。
始まりは春日井市桃山地区の農家が、桃・りんご等の果樹栽培を行いながら昭和28年頃から
サボテンの栽培を行ったことからでした。最初は輸入品の種が粗悪だったため、栽培に苦労
したそうですが、昭和34年には伊勢湾台風により果樹園が大打撃をうけ、丁度その頃サボテンの
実生栽培に目処がたってきたため、それ以降思い切って果樹栽培からサボテン栽培に転換
したそうです。分業による委託生産システム(第1次生産(実生づくり)、第2次生産(育苗))など
大量生産に成功し、他には真似できない技術で一大サボテン生産地となりました。
最近では食用サボテンの栽培にも力を入れており、サボテンを使った料理やお菓子なども
数多く開発されております。私もサボテンラーメン(四川)と
サボテンアイス(水徳)を食してみましたが、とても美味しい
ものでした。皆様も春日井にお立ち寄りの際は是非お試し
下さい。(菱川 記)
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PTAバルーンカテーテルSphereをベースに通過性能の向上を実現しました。
● チップの段差を無くし、硬度の変化を緩やかにしたことでガイドワイヤーにスムーズに追従する様になりました。
● カテーテル先端の親水性コーティングにより、シース挿入時や湾曲した血管通過時の滑り性を向上させております。
● バルーンタイプは、カーブ/ストレートの2タイプをラインナップしております。
スフィアクロス チップ形状
スフィア チップ形状
Specification
バルーン有効長
カテーテル外径
親水性コーティング
カテーテル有効長
リラップツール ※
バルーン直径
※ リラップツールはバルーン直径5 mm以上(ストレート・カーブ)に付属致します。
バルーン
タイプ
カーブ /
ストレート
バルーン
直径
(mm)
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
5.5
6.0
バルーン
有効長
(cm)
カテーテル
有効長
(cm)
最小シース
(Fr)
最大ガイド
ワイヤー径
(inch)
4
40 / 75
4
0.018
■販売名
■医療機器製造販売承認番号
■保険医療材料請求分類
■機能区分
■一般的名称
■JMDNコード
推奨拡張圧 最大拡張圧
(atm)
(atm)
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TMP PTAバルーンカテーテル
2100BZZ0050900
血管内手術用カテーテル PTAバルーンカテーテル
一般型・特殊型
バルーン拡張式血管形成術用カテーテル
17184014
18
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第44回 日本IVR学会総会(JSIR)
5月28日∼30日までの3日間、第44回日本IVR学会総会(JSIR)、第12回
国際IVRシンポジウム(ISIR)、第4回アジア太平洋インターベンショナル
オンコロジー学会(APCIO)が宮崎県のシーガイアコンベンションセンター
にて開催されました。国立がん研究センターの荒井保明先生が大会長
を務められ、国内外から非常に多くの先生方が参加され、盛況のうちに
終了する事が出来ました。
今回、新製品であるCarnelian SIを中心にOPTIMO、RescueBalloon等を出展させていただき
ました。Carnelian SIはコイル塞栓時の安全性及び性能を追求した製品【内腔0.021inch straight
Inner】で展示に訪れた先生方に大変興味をお持ちいただきました。技術教育セミナーでは、
血管モデルEVEを使用してOPTIMO PPIやProminentのハンズオンを実施し先生方に製品の
良さを実感していただく事が出来ました。
今回も多くの先生方に、貴重なご意見、アドバイスをいただく事が出来ました。製造開発の
出来る企業の強みを活かし、先生方のニーズに合った製品を提供し続けていく事の重要性を
実感致しました。(山元 記)
外傷外科学会
6月11日∼12日、第29回日本外傷学会・学術集会が北海道の札幌コンベン
ションセンターで開催されました。
当社展示ブースでは大動脈遮断で使用するIABOカテーテルの中でもより
低侵襲な7Fr Rescue Balloonを展示させていただきました。
本学会では、ディスカッションや演題にも当社の7Fr Rescue Balloonが多く
取り上げられており、当社展示ブースにはたくさんの先生方にお立ち寄り
いただき、製品に関しての説明を受けられたり、質問をされたりと、盛況のうちに終わることが
出来ました。そんな中、展示ブースにいらっしゃった先生から、「いいデバイスを作ってくれたね」
「さすがかゆい所に手が届く製品を作るね」「これで今まで救えなかった患者さんを救えるよう
になるかもしれない」などのお褒めの言葉も頂戴し、非常に感極まる場面も
ありました。
症例数は多くはないものの、今まで救えなかった命を救える様、先生方の
ご意見に耳を傾け、7Fr Rescue Balloonの開発に取り組んで参りました。
これからも、一人でも多くの命が救える様、TMPの創業の精神を胸に、血管内
治療に携わる国産の医療機器メーカーとして、少しでも先生方のお力になれる
活動を続けていきたいと考えております。(杉村 記)
∞今後の学会出展予定(2015年7月∼9月)∞
●2015年7月23日(木)∼24日(金)【神戸国際会議場、神戸ポートピアホテル】
第51回日本肝癌研究会
出展物(予定):マイクロカテーテルCarnelian シリーズ
●2015年9月26日(土)∼30日(水)【Centro de Congressos de Lisboa(リスボン / ポルトガル)】
CIRSE2015
出展物(予定):マイクロカテーテルCarnelian シリーズ、Prominent 、Rescue Balloon 、OPTIMO
PTAバルーンカテーテル
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ストラクチャークラブジャパン 東海北陸支部会
5月15日、16日にウインク愛知にて第33回CVIT東海北陸地方会が開催され
ました。共催された第3回となるストラクチャークラブジャパン(SCJ)東海北陸
支部会は16日に1時間半の枠で開催されました。今回は「広がりゆくTAVIの
現状」というテーマで、東海北陸地区でのTAVIを経験された先生方からの
ご講演でした。名古屋第二赤十字病院 七里先生のオープニング挨拶から
始まり、豊橋ハートセンター 山本先生のクロージングで幕を閉じました。
前半は、座長 福井循環器病院 水野先生、演者 市立四日市病院 三原先生が
「TAVRに求められる心エコー図」のご講演をされました。後半は、座長 七里先生、山本先生、
演者 富山大学病院 上野先生「TAVIに向けての取り組み」、藤田保健衛生大学病院 村松先生
「当院におけるTAVI導入への取り組み」に関する内容でご講演されました。
第1回に比べると、聴講者数も着実に増えており、今後もSCJ東海北陸支部会はTAVIを含め、
Structural Heart Disease(SHD)に関する盛り上がりを予測させました。
SCJ東海北陸支部会の更なる発展を祈りつつ、国産メーカーとして先生方のご要望にいち早く
お答えし、製品開発にもより一層力を入れたいと考えております。(稲垣 記)
佐伯 竜哉(さえき たつや)
【担当エリア】埼玉県、東京都多摩地域
【趣味】海釣り、ギター演奏
【私はこんな人!】ギターを弾く釣りバカ
まだまだ未熟者ですが努力を惜しまず、医療現場の方々に信頼
いただける営業マンになれるよう精一杯頑張ります。
白井 祐多(しらい ゆうた)
【担当エリア】愛知県一部(三河地区)、長野県、三重県、石川県
【趣味】小学校からバスケットボールをしています。
いつでも挑戦お待ちしております。
【私はこんな人!】顔と体は大きいですがとても優しいと思います。
まだまだ未熟者ですが自社への貢献が社会貢献につながると信じ、
精進してまいります。
中部医療機器工業協会 永年勤続優良従業員表彰式
去る5月27日にアイリス愛知にて中部医療機器工業協会の永年
勤続優良従業員表彰式が執り行われました。
当社からは愛知県知事表彰(勤続20年)として、品質保証部 三輪
恭子品質保証統括部長が、協会会長表彰(勤続15年)として、
本社製造部第一製造グループ 山田慎也社員、本社製造部第二
製造グループ 丹羽恭子パート社員が表彰されました。
また、表彰式後の親睦会は同業他社との交流を図る貴重な場となったようです。これからも
当社の発展にご尽力をいただきたいと思います。(永田 記)
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前号でも述べさせていただきましたが、茶道においての「おもてなし」とは、客のために露地
(庭園)・掛け軸・花器、お茶碗をしつらえて、それが不足なく満たされていることを確認できて
初めて言えることだと思います。もてなす主人ともてなされる客との心と心のふれあい、人を
気遣う温かさと清らかさ、そこの心を茶道では「和敬清寂」という言葉で表しています。
その中の「和」とは単純に仲良くしましょうというものではなく、自らの心の「和」、道具と道具の
組み合わせの「和」、主人と客との「和」など、あらゆるもの同士の調えられた「和」が重要だと
言っているのだと思います。今の世の中を見渡して見ると、人を傷つけて嫌な思いをさせ、相手
を陥れて自分だけがうまくいけばよいというニュースばかり目にします。このような時代だから
こそ、お互いの心を和らげてつつしみ敬っていきたいものです。あの聖徳太子も言っています。
「和を以て貴しとなす」と。
筒井宣政
★古稀を記念して七十個つくらせた茶碗。裏には私の干支である蛇の図柄を入れました★
先日、クラシックカーフェスティバルを見に行ってきた。既に半世紀を迎えようかという車も多く、
オーナーの方々がパーツの調達もままならない中、維持・管理に苦労されていることが窺われたが、
どなたも本当に幸せそうであった。おそらくこうして多くの人に見てもらうことが、彼らのエネルギーに
なっているのだろう。傍から見ると、なんとも自虐的な人ということになるが、彼らから見るともはや
家族以上の存在ということなのだろう。こうした車達の魅力は、言うまでもなくいかにも人間臭い
個性であろう。現代のコンピュータが作り上げた無味乾燥な車と違い、1台1台に何とも言えぬ
味わいを感じるのは事実である。私もこうした気分を味わってみたいという願望はあるものの、
メカ音痴では維持は絶対困難であることは明らかなので、禁断の世界に足を踏み入れることは
まずないだろう。
さて私の愛車(軽自動車)であるが、無味乾燥ぶりが最高である。塗膜が薄いのは言うに及ばず、
鉄板も相当薄い。昨年もヒョウに見舞われた際に、ボディにいくつかの凹みが生じたくらいだから、
大型車に突っ込まれればひとたまりもないだろう。ただ軽に乗っていることが、自ずと自制心を
育んでくれているのも事実である。一般道で60㌔前後で走行することを前提として全てが設計
されていることが、自然と心を穏やかにしてくれる。普通にしか走れないことが、妙な安心感を
与えてくれる。
こうして考えると、私も別の意味での自虐を楽しんでいるということなのだろう。(萩永 記)
VOL.36 2015年7月1日発行 編集発行人:萩永敏彦
〒486−0808 愛知県春日井市田楽町字更屋敷1485番地
【TEL】 0568−81−7954 【FAX】 81−7785
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