臨海実習講座

(様式2)
平成 27 年度
講座名
連携機関名
内容
SSH 外部機関連携講座
実施報告用紙
臨海実習講座
お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター
海での野外実習を通して,生物に対する
興味・関心を高め,系統分類学という学
問分野を知るとともに,結果を記録し,
考察する態度を身につける目的で実施
した。今年度も参加希望者が多く,ちょ
うど定員20名での実施となった。
2日間,天候にも恵まれ,生徒は旺盛な
好奇心で観察し,黙々と活動していた。
【第1日】
貸切バスで学校からセンターへ向かい,センター到着後,まず,動物系統分類学の講義。陸上
に比べて,海では観察できる門(門という分類階級)の種類が多いとのこと。
早めの昼食後,センターの前の磯に出かけて,動物の採集をお
こなった。
センターに戻り,採集した動物を観察し,一つ一つ図鑑で調べ
ていった。
夕食後は近くの港の岸壁に行き,夜間採集をおこなった。集魚
灯に集まる動物を採集した。これとは別に,暗い海に投入した
仕掛けで,ウミホタルを採集した。
【第2日】
昨夜採集した動物を実験室の顕微鏡で観察した。
昼食後,まとめをおこなった。
今年度は潮汐の関係で,第2日に野外へ出かけなかったが,
その分,時間をかけて,実験室内で観察できたように思う。
実施日
主担当教諭
平成27年6月20日~21日
矢野菊夫
参加生徒
1年生9名(普通科1名,理数科8名)
,2年生11名(普通科3名,理数科8名),計20名
生徒の感想
自分一人では普段できないウミホタルの採集や,顕微鏡を使用してじっくりと観察し分類して
いく作業を体験することができて,とてもよかった。
ボディープランで分類されている,ということを初めて知って驚いた。
昨年度も参加したが,昨年度よりもたくさんの種類の動物を採集・観察できた。
生物系の講座に参加するのは初めてで,今回の経験によって視野がひろがった。
今回の講座に参加したことによって,生物への興味がさらに深まった。