第2次高畠町男女共同参画いきいきプラン(案)

第2次高畠町男女共同参画いきいきプラン(案)
男性(ひと)と女性(ひと)がいきいきと輝く
男女共同参画のまち
たかはた
目 次
■第1章
計画の策定にあたって
1
計画策定の趣旨
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
2
計画の位置づけ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
3
計画期間
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
■第2章
計画のめざす方向
1
基本理念 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
2
基本目標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
■第3章
計画の内容
1
プランの体系 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
目標別施策の内容
基本目標Ⅰ 男女が互いの人権を尊重するまちをつくります
基本方針1 人権尊重意識の醸成
・・・・・・・・・
6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
基本方針2 男女共同参画の視点に立った教育・学習の推進
基本方針3 あらゆる暴力の根絶
4
・・・・・・・・
9
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
基本目標Ⅱ 男女が共に力をあわせ参画するまちをつくります・・・・・・・・・
基本方針1 意思決定の過程における男女共同参画の推進
基本方針2 家庭における男女共同参画の推進
13
・・・・・・・・・ 14
・・・・・・・・・・・・・・ 16
基本方針3 地域社会における男女共同参画の推進
・・・・・・・・・・・・ 17
基本目標Ⅲ 男女が共に個性と能力を発揮し、
いきいきと働くことのできるまちをつくります
基本方針1 働く場における男女共同参画の推進
・・・・・・ 19
・・・・・・・・・・・・・ 20
基本方針2 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現
・・・・
基本目標Ⅳ 誰もが安心して健やかに暮らすことのできるまちをつくります
基本方針1 生涯を通じた心身の健康づくり
■第4章
・・ 25
・・・・・・・・・・・・・・・
基本方針2 誰もが自立し安心して暮らせる環境づくり
22
26
・・・・・・・・・・
28
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
30
計画の推進
1 推進体制の充実
第1章
計画の策定にあたって
1. 計画策定の趣旨
男女が互いの人権を尊重し、性別に関わりなく個性や能力を十分に発揮できる男女共
同参画社会の実現は、わが国における最重要課題です。
高畠町においても、男女共同参画に関する課題を解決するため、平成15年3月に「高
畠町男女共同参画いきいきプラン」を策定し、さまざまな取り組みを推進してきました。
しかしながら、職場や家庭、地域活動の場においては、性別による固定的な役割分担を
前提としたものが数多く残されており、このような意識が男女共同参画社会の推進に大
きな影響を与えているのが現状です。男女が共に社会の対等な構成員として、それぞれ
の個性や能力を発揮するために、男性の子育て、介護、地域活動への参加、女性の職場
でのさらなる活躍など、男女がともに参画できる環境を整えていくことが、ますます重
要となっています。こうしたことから、第2次高畠町男女共同参画計画は、第1次計画
の理念を継承しつつ、町民意識調査の結果を踏まえ、評価・検証を行い、本町における
男女共同参画社会の形成がさらに進むよう、実効性のある計画として策定するものです。
2. 計画の位置づけ
(1)この計画は、国の「男女共同参画社会基本法」及び県の「山形県男女共同参画推進
条例」の内容を踏まえ策定したものです。
(2)この計画は、国及び県の行動計画を踏まえるとともに、
「第5次高畠町総合計画(後
期計画)」との整合性を図り策定したものです。
(3)この計画は、「町民意識調査」の結果をもとに、庁内ワーキンググループ及び高畠
町男女共同参画計画策定委員会において策定したものです。
1
3. 計画期間
本計画の期間は、平成27年度から平成33年度までの7年間とします。
なお、第5次高畠町総合計画(後期計画)の最終年度となる平成30年度に見直しを
行い事業の効果的な推進を図るものとします。
2
第2章
計画のめざす方向
1. 基本理念
男性も女性もお互いにその人権を尊重し、喜びも責任も分かち合い、その個性と能
力を十分に発揮することができる男女共同参画社会は、だれもがいきいきと自分らし
く豊かな社会生活を送ることを可能にします。
本計画の基本理念は、前計画の理念を引き継ぎ、一人ひとりが互いの人格や生き方
を尊重しながら、自分らしい生き方ができる社会の実現に向けて、次のとおり定めま
す。
男性(ひと)と女性(ひと)が
男女共同参画のまち
いきいきと輝く
たかはた
2. 基本目標
基本理念を実現するため、4つの基本目標を掲げ、それぞれの目標に向けた方針を
設定します。
Ⅰ
男女が互いの人権を尊重するまちをつくります
Ⅱ
男女が共に力を合わせ参画するまちをつくります
Ⅲ
男女が共に個性と能力を発揮し、いきいきと働くことのできるまちをつくります
Ⅳ
誰もが安心して健やかに暮らすことのできるまちをつくります
3
第3章
計画の内容
1. プランの体系
基本目標
基本方針
施策の方向
(1)男女共同参画の視点に立った社会通念・
慣行の見直し
1.人権尊重意識の醸成
(2)人権尊重の意識を高めるための啓発
(1)学校等における男女共同参画に関する
Ⅰ.男女が互いの人 2.男女共同参画の視点に
権を尊重するまちを
立った教育・学習の推進
つくります
教育の推進
(2)家庭・地域・職場における男女共同
参画に関する学習機会の充実
(1)DV、セクシュアル・ハラスメント、
パワー・ハラスメント、虐待・いじめ
3.あらゆる暴力の根絶
防止に向けた啓発
(2)相談・支援体制の整備・強化
1.意思決定の過程におけ (1)意思決定の過程への女性の参画推進
る男女共同参画の推進
(2)男女ともに活躍できるための支援
(1)家庭における固定的な役割分担意識の
Ⅱ.男女が共に力を 2.家庭における男女共同
合わせ参画するまち
参画の推進
改善
(2)家事・育児・介護等における相互協力
をつくります
の促進
(1)地域活動における男女共同参画の推進
3.地域社会における男女
(2)男女共同参画を推進する団体等への
共同参画の推進
支援
4
基本目標
基本方針
施策の方向
(1)働く場における男女の均等な機会と
Ⅲ.男女が共に個性 1.働く場における男女
と能力を発揮し、
待遇の確保
共同参画の推進
(2)女性の能力発揮促進のための支援
いきいきと働くこと
のできるまちをつく
ります
(1)仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・
2.仕事と生活の調和
(ワーク・ライフ・バラン
ス)の実現
バランス)の推進
(2)子育て・介護支援の拡充
1 . 生 涯 を 通 じ た 心 身 の (1)ライフステージに応じた健康づくり
Ⅳ.だれもが安心し
健康づくり
(2)健康を脅かす問題についての対策の推進
て健やかに暮らすこ
とのできるまちをつ
くります
(1)自立を支える社会環境の整備
2.だれもが自立し安心
(2)防災・災害対策の分野における男女共同
して暮らせる環境づくり
参画の推進
5
2. 目標別施策の内容
基本目標Ⅰ
男女が互いの人権を尊重するまちをつくります
基本方針1
人権尊重意識の醸成
(1)
男女共同参画の視点に立った社会通念・慣行の
見直し
(2)
人権尊重の意識を高めるための啓発
基本方針2
男女共同参画の視点に立った教育・学習の推進
(1) 学校等における男女共同参画に関する教育の推進
(2) 家庭・地域・職場における男女共同参画に関する
学習機会の充実
基本方針3
(1)
あらゆる暴力の根絶
DV、セクシュアル・ハラスメント、パワー・
ハラスメント、虐待・いじめ防止に向けた啓発
(2)
相談・支援体制の整備・強化
6
Ⅰ.男女が互いの人権を尊重するまちをつくります
基本方針1 人権尊重意識の醸成
人権の尊重は、私たちの社会の基礎となるものであり、男女共同参画社会の実現には不可
欠なものです。男女を問わず、すべての人々の人権が平等に尊重され、人権侵害や性別によ
る差別のない社会を築くためには、人権の尊重と男女平等意識を醸成していく必要がありま
す。
しかしながら、「男は主」「女は従」または、「男は仕事」「女は家庭」といった性別に
よる固定的な役割分担意識が、家庭・職場・地域の慣行の中にいまだ根強く残っています。
性別によって役割が決まるのではなく、個性を尊重し、その人らしく生きることができる社
会の実現のために、今までの社会通念・慣行を見直す機会を持ち、理解と認識が深まるよう
推進します。
施策の方向
(1)男女共同参画の視点に立った社会通念・慣行の見直し
(2)人権尊重の意識を高めるための啓発
【町民のみなさんは・・・】
・個性や能力に合った役割をみんなが担えるよう、性別による役割分担意識や社会
慣行について見直す機会を持ちましょう。
・男性も女性も、家庭の中で担う役割について話し合い、共に協力し合って家庭
生活を営みましょう。
【事業所などにおいては・・・】
・男女共同参画の視点に立ち、今までの慣行を見直す機会を持ちましょう。
7
Ⅰ.男女が互いの人権を尊重するまちをつくります
具体的施策
(1) 男女共同参画の視点に立った社会通念・慣行の見直し
具体的施策
①
具体的な取り組み
家庭や地域の社会通念・ 〇「高畠町男女共同参画フェスティバル」を開催
慣 行 に 残 る 男 女 共 同 参 画 します
阻害要因について見直す機 〇町広報誌・町ホームページによる啓発を行いま
会の提供
す
担当部署
企画財政課
企画財政課
〇町入札参加資格申請時における事業所等の男女
共同参画の推進状況を把握します
・「男女共同参画推進状況報告書」の添付を求め、
②
事業主に対する職場の
慣行等の見直しの働きかけ
企画財政課
推進状況を把握します
〇町内事業所に対する男女共同参画に関する実態
調査を実施します
・年2回実施している「景況調査」において、男
産業経済課
女共同参画の推進状況等に関する項目を追加し
ます
(2)人権尊重意識を高めるための啓発
具体的施策
具体的な取り組み
〇男女共同参画に関する情報を提供します
① 男性も女性も、一人の人
間として平等であるという
意識を広げるための広報・啓
発活動の実践
〇県や外部機関で実施する講座や学習機会を町民
に周知します
担当部署
企画財政課
企画財政課
〇男女共同参画関連図書を充実します
・6月の男女共同参画週間に合わせて、企画展を
実施します
8
社会教育課
Ⅰ.男女が互いの人権を尊重するまちをつくります
基本方針2 男女共同参画の視点に立った教育・学習の推進
家庭・学校・地域社会での教育は、次世代を担う児童・生徒の価値観や意識の形成に大き
な影響を与えます。性別にかかわらず自分らしい生き方を選択できるという意識を幼少期か
ら育むためには、家庭・学校・地域の果たす役割は重要です。
男女共同参画社会の実現に向けて、私たちを取り巻くあらゆる教育の場において現状を認
識し、男女共同参画の視点に立った教育・学習を推進していきます。
施策の方向
(1)学校等における男女共同参画に関する教育の推進
(2)家庭・地域・職場における男女共同参画に関する学習機会の充実
【町民のみなさんは・・・】
・性別にとらわれることなく自分の望む生き方を選択できるような子育てを行いま
しょう。
具体的施策
(1)学校等における男女共同参画に関する教育の推進
具体的施策
具体的な取り組み
〇子どもの成長段階に応じた男女共同参画教育に
①
男女共同参画の視点 取り組みます
に立った教育の充実
〇男女共同参画の視点に立った学校運営・PTA活動
を推進します
〇性別にとらわれず、児童・生徒の能力・適性に
②
児童・生徒一人ひとり
の個性を尊重し、自ら考え
る力や生きる力を育むた
めの事業の推進
合った進路指導を推進します
担当部署
教育総務課
教育総務課
教育総務課
〇就業体験(インターンシップ)を充実させます
・受け入れ企業の数を増やし、さまざまな職種に
触れる機会を充実させます
9
教育総務課
Ⅰ.男女が互いの人権を尊重するまちをつくります
(2)家庭・地域・職場における男女共同参画に関する学習機会の充実
具体的施策
①
家庭内の固定的役割
分担意識の是正にむけた
働きかけ
具体的な取り組み
〇「高畠町男女共同参画フェスティバル」を開催
します
〇町広報誌・町ホームページを活用し、問題提起
を行います
〇自治会・集落を対象とした出前講座を実施しま
す
②
担当部署
企画財政課
企画財政課
企画財政課
男女共同参画の視点 〇地域の女性推進リーダー育成のための支援を行
に立った地域活動への支 います
・青年人材育成事業「た か は た 未 来 プ ロ ジ ェ ク ト ※」や
援
社会教育課
中高生の海外派遣事業等の支援を引き続き行いま
す
〇男女共同参画進捗状況調査を実施します
・年2回実施している「景況調査」において、男
女共同参画の推進状況等に関する項目を追加しま
③
産業経済課
町内事業所への男女 す
雇用機会均等法の周知
〇県と連携し、町内事業主への周知徹底を行いま
す
〇ワーク・ライフ・バランスを普及促進します
産業経済課
産業経済課
※青年人材育成事業「たかはた未来プロジェクト」
「高畠町青年人材育成事業委員会」として町より助成を受けて活動し、「地域ネットワークの確
立」や「青年層の地域への関わりと高畠を担う人材の育成」を目的として活動する団体。
10
Ⅰ.男女が互いの人権を尊重するまちをつくります
基本方針3
あらゆる暴力の根絶
ドメスティック・バイオレンス(以下「DV」という。)やセクシュアル・ハラスメント
(以下「セクハラ」という。)、虐待・いじめ等の問題は、犯罪となる行為をも含む重大な
人権侵害です。
職場や学校、パートナーとの間にこのような問題があれば、お互いの信頼関係や連携は図
れず、より良い社会はつくれません。家庭・地域・職場でその予防・防止・早期発見に努め、
男女共同参画社会づくりの体制を整えることが急務です。
また、DV・セクハラ等の被害は、個人や家庭の中の問題であると考えられがちであり、
潜在化・深刻化してしまう傾向にあります。男女間のあらゆる暴力を未然に防止するために、
さらなる相談体制の充実と継続した支援のために、県等の関係機関との連携強化を図ります。
施策の方向
(1)DV、セクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメント、虐待・いじめ防止
に向けた啓発
(2)相談・支援体制の整備・強化
【町民のみなさんは・・・】
・お互いの人権を尊重し、男女間の暴力をなくしましょう。
・虐待やいじめについて家庭の中でも話し合う機会を持ちましょう。
11
Ⅰ.男女が互いの人権を尊重するまちをつくります
具体的施策
(1)DV、セクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメント、虐待・いじめ防止に
向けた啓発
具体的施策
具体的な取り組み
担当部署
〇DV、セクシュアル・ハラスメント等の防止に関
企画財政課
DV、セクシュアル・ハラ する啓発を行います
①
スメント、パワー・ハラス 〇県等の関係機関との連携強化を図ります
メント、虐待やいじめが甚
福祉課
福祉課
生活環境課
大な人権侵害であること 〇小中学生及び保護者に向けた研修・講座等を開
の認識の町民への働きか 催します
教育総務課
け
生活環境課
・法務局や人権擁護委員会と連携し、引き続き人
権教室やデートDV等の研修・講座を開催します
(2)相談・支援体制の整備・強化
具体的施策
具体的な取り組み
担当部署
〇町広報誌や町ホームページを活用した相談窓口
企画財政課
相談窓口を整備・周知し の所在等を周知します
①
ます
〇関係機関とネットワーク体制を構築し、さまざ
まな相談に対処します
②
県・民間の被害者支援団
体との連携による被害者
保護・自立支援の推進
〇県や児童相談所、民間の被害者支援団体等と連
携し、被害者の早期保護を図ります
〇被害者が自立した生活ができるよう、関係機関
と連携し、支援していく体制を整えます
12
福祉課
福祉課
生活環境課
福祉課
福祉課
基本目標Ⅱ
男女が共に力を合わせ参画するまちをつくります
基本方針1
意思決定の過程における男女共同参画の推進
(1)
意思決定の過程への女性の参画推進
(2)
男女ともに活躍できるための支援
基本方針2
家庭における男女共同参画の推進
(1) 家庭における固定的な役割分担意識の改善
(2) 家事・育児・介護等における相互協力の促進
基本方針3
地域社会における男女共同参画の推進
(1)
地域活動における男女共同参画の推進
(2)
男女共同参画を推進する団体等への支援
13
Ⅱ.男女が共に力を合わせ参画するまちをつくります
基本方針1
意思決定の過程における男女共同参画の推進
一人ひとりが個性と能力を十分に発揮できる豊かな社会の実現のためには、様々な意思決
定の場において男女の意見がバランスよく反映されることが重要です。
しかし、自治会等の地域活動、PTA活動等の社会活動では女性も多く関わっていますが、
組織の主要ポストはほとんど男性といった状況です。
男女共同参画の視点に立ったまちづくりが求められる中、男女が各々の個性と能力を発揮
し、共に参画できる環境づくりと、女性自身の意識改革、人材育成に取り組むための学習機
会や情報の提供等の支援を行います。
施策の方向
(1)意思決定の過程への女性の参画推進
(2)男女ともに活躍できるための支援
【町民のみなさんは・・・】
・女性の意見が反映される環境づくりをしていきましょう。
【事業所等においては・・・】
・事業所や各種機関、団体においては役職への女性の登用を積極的に推進しましょう。
14
Ⅱ.男女が共に力を合わせ参画するまちをつくります
具体的な施策
(1)意思決定の過程への女性の参画推進
具体的施策
具体的取り組み
〇各審議会等の女性委員の構成比率40%以上とな
ることをめざします
①
担当部署
全課
審議会・委員会等への女 〇町政に関する懇談会等へ女性の参加促進を図りま
性の参画推進
す
・女性参加の「町民とのまちづくりトーク」を年1回
企画財政課
開催します
〇役職等への女性の参画を推進するための啓発を実
施します
②
事業所等における女性の 〇事業所等への男女共同参画に関する情報を提供し
参画を推進するための啓発
ます
〇男女共同参画を推進する事業所に対し表彰を行い
ます
産業経済課
産業経済課
企画財政課
(2)男女ともに活躍できるための支援
具体的施策
具体的取り組み
〇人材育成のための研修会を開催します
担当部署
社会教育課
〇県や外部機関で実施するリーダー育成講座等の
町民への参加促進を働きかけます
①
人材育成支援の実施
・県男女共同参画センター「チェリア」で開催され
企画財政課
る講座等への参加費を助成します
〇自己実現のための学習機会の充実や情報提供を
行います
・青年人材育成事業「た か は た 未 来 プ ロ ジ ェ ク ト」等への
社会教育課
支援を引き続き行います
〇各種団体が計画するセミナー・研修等へ支援を
②
自主的活動や連携に
対する支援
行います
社会教育課
〇女性のネットワークづくりを支援します
・青年人材育成事業「た か は た 未 来 プ ロ ジ ェ ク ト」の女性参
加事業「ONIJO」等への支援を引き続き行います
15
社会教育課
Ⅱ.男女が共に力を合わせ参画するまちをつくります
基本方針2
家庭における男女共同参画の推進
男女共同参画社会実現のためには、まず、身近な家庭の中から取り組むことが必要です。
従来女性が責任を背負うことが多かった家事・育児・介護などの家庭責任を、男女一人ひと
りが家族の一員として主体的に担っていくためにお互いが尊重し合い、協力していくことが
重要です。
男女が共に対等なパートナーとして、家庭生活の責任と役割を分かち合う意識を高めてい
くための啓発や学習機会の充実を図っていきます。
施策の方向
(1)家庭における固定的な役割分担意識の改善
(2)家事・育児・介護等における相互協力の促進
【町民のみなさんは・・・】
・性別による役割分担意識にとらわれず、男性と女性が共に協力し合って家庭での
役割を分担しましょう。
・家事・育児・介護等の講座やセミナーに男性も女性も積極的に参加しましょう。
具体的な施策
(1)家庭における固定的な役割分担意識の改善
具体的な施策
①
具体的な取り組み
担当部署
〇家庭における固定的な役割分担意識を改善す
企画財政課
男女の相互協力に向け るための学習機会を提供します
た啓発活動の充実
〇町広報誌・ホームページ等を活用し、広報・啓
発します
16
社会教育課
企画財政課
Ⅱ.男女が共に力を合わせ参画するまちをつくります
(2)家事・育児・介護等における相互協力の促進
具体的な施策
具体的な取り組み
担当部署
〇男女が参加する家事・育児・介護教室の開催等
学習機会を充実させます
・ママパパ学級や子育て講座等の開催を引き続き
行います
①
福祉課
家事・育児・介護等の ・男性のための家族介護教室や若年層向け介護教
健康推進課
室を開催します
学習機会の充実
・若年層や男性に向けた生活技術向上のための講
座や男性のための料理教室等を充実させます
〇相互理解を深めるためのセミナー等を開催し
ます
基本方針3
福祉課
健康推進課
地域社会における男女共同参画の推進
地域社会においては、性別による固定的な役割分担意識から生じる慣習が依然として多く
残っており、PTA や町内会等の地域活動の多くを女性が担っているにもかかわらず、団体の
役員等は男性が多い状況でもあります。
男女がさまざまな地域活動に関わっていくためには、固定的な性別役割分担意識の改善は
もちろんのこと、女性を中心としたリーダー育成や意識改革のための啓発が必要です。
このため、地域活動に男女が共に参画することの重要性について啓発するとともに、地域
活動における性別による固定的な役割分担意識の改善や、男女が共に地域活動に参画できる
環境整備を図ります。
施策の方向
(1)地域活動における男女共同参画の推進
(2)男女共同参画を推進する団体等への支援
【町民のみなさんは・・・】
・女性も地区の役員やリーダーとなれるような環境づくりを推進していきましょう。
・固定的な性別役割分担について話し合う機会を持ちましょう。
17
Ⅱ.男女が共に力を合わせ参画するまちをつくります
具体的な施策
(1)地域活動における男女共同参画の推進
具体的な施策
具体的な取り組み
〇地域における男女共同参画に関する意識調査を
行い共同参画促進に役立てます
①
地域における性別役割 〇自治会等の役員への女性起用を推進するための
分担意識の改善
啓発を行います
〇町広報誌・町ホームページ等を活用し広報・啓
発します
〇会議・行事・講座等に男女が参加しやすい環境
の整備(託児等の充実)を行います
②
地域活動における男女 〇男女共同参画の視点に立った地域行事・イベン
共同参画の推進
トを充実させます
担当部署
企画財政課
企画財政課
企画財政課
全課
全課
〇地域リーダーとなる人材の養成講座を実施しま
企画財政課
す
社会教育課
(2)男女共同参画を推進する団体等への支援
具体的な施策
具体的な取り組み
〇男女共同参画に関わる活動をするグループを
育成します
①
男女共同参画を推進す 〇地域で活動する男女共同参画を推進する団体
る団体等の育成・支援
担当部署
社会教育課
企画財政課
等に情報を提供します
社会教育課
〇各種団体におけるネットワークづくりをサポ
企画財政課
ートします
社会教育課
18
基本目標Ⅲ
男女が共に個性と能力を発揮し、いきいきと
働くことのできるまちをつくります
基本方針1
働く場における男女共同参画の推進
(1)
働く場における男女の均等な機会と待遇の確保
(2)
女性の能力発揮促進のための支援
基本方針2
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現
(1) 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進
(2) 子育て・介護支援の拡充
19
Ⅲ.男女が共に個性と能力を発揮し、
いきいきと働くことのできるまちをつくります
基本方針1
働く場における男女共同参画の推進
人々の価値観やライフスタイルの多様化、また少子高齢化が進む中、働く意思のある男女
が働きやすい環境を整備することが必要となっています。
女性を取り巻く労働環境は徐々に改善されていますが、男女間で未だ賃金や昇進機会等
様々な格差があることから、職場における男女の均等な機会と待遇の確保等を一層推進する
必要があります。あわせて意欲のある女性が社会で活躍できるよう、労働に対する適正な評
価と労働環境の改善も大切になります。
働く場における男女共同参画社会の実現に向けて、事業者、労働者ともに雇用上の権利・
義務等を十分理解し、男女それぞれの能力が社会で十分発揮できるよう、男女の均等な機
会・待遇の確保及び企業における積極的改善措置(ポジティブ・アクション※ )等の啓発を
労働基準監督署や県の関係機関と取り組んでいきます。
施策の方向
(1)働く場における男女の均等な機会と待遇の確保
(2)女性の能力発揮促進のための支援
【町民のみなさんは・・・】
・働きやすい職場、安心して働くことができる職場のあり方について話し合って
みましょう。
【事業所等においては・・・】
・働きやすい職場環境の整備に努めましょう。
20
Ⅲ.男女が個性と能力を発揮し、
いきいきと働くことのできるまちをつくります
具体的な施策
(1)働く場における男女の均等な機会と待遇の確保
具体的な施策
具体的な取り組み
〇雇用・労働に関する支援制度を周知します
①
働きやすい労働環境の
整備
〇ポジティブ・アクション理解のための啓発を行い
ます
〇メンタルヘルスの理解を深めるための啓発を行
います
労働の適正評価と労働
環境の改善
啓発を行います
〇自営業等へのパートナーシップ経営について啓
発を行います
・家族経営協定※制度の周知と締結促進に努めます
③
働く女性の母性保護の
推進
産業経済課
産業経済課
産業経済課
健康推進課
福祉課
〇労働に対する適正評価と労働環境改善に向けた
②
担当部署
〇母性保護に関する支援制度を周知します
〇復職しやすい職場環境づくりに向けた啓発を行
います
産業経済課
産業経済課
農業委員会
健康推進課
産業経済課
※ポジティブ・アクション(積極的改善措置)
男女が社会のあらゆる分野における活動に参画する機会において、男女間の格差を改善するため
に必要な範囲内で男女いずれか一方に対し、当該機会を積極的に提供すること。
※家族経営協定
家族経営を営む農家において、家族のそれぞれの能力や状況に応じた役割や権限について、家族
全員が平等な立場で話し合い、全員の総意により取り決め、文書化すること。経営計画、作業分担、
労働報酬、休日・余暇計画等が主な内容。
21
Ⅲ.男女が共に個性と能力を発揮し、
いきいきと働くことのできるまちをつくります
(2)女性の能力発揮促進のための支援
具体的な施策
具体的な取り組み
〇職業能力・職業意識の向上に関する研修等を開
①
職業能力の育成及び情
報提供
催します
〇職業能力が向上するための情報提供を行います
〇女性の起業や就業に関する支援制度を周知しま
②
女性の起業、再就職、
就業継続のための支援
基本方針2
す
〇女性のための研修会等への参加を支援します
担当部署
産業経済課
産業経済課
産業経済課
産業経済課
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス ※)の実現
ワーク・ライフ・バランスとは、だれもが、自分の希望するバランスで仕事、結婚や育児
等の家庭生活、地域活動、個人の自己啓発等、さまざまな活動を展開できる状態をさします。
労働時間の長時間化や共働き世帯の増加により、子育てや家族の団らんに時間を割くこと
や地域活動に参加するゆとりもなく、ワーク・ライフ・バランスの必要性が高まっており、
多様でかつ柔軟な働き方を推奨する動きが始まっています。
男女共同参画社会の実現に向け、男女がともに仕事と家庭、地域活動等にバランスよく参
画し、生涯を通じて充実した生活を送ることをめざし、町民及び事業者へのワーク・ライフ・
バランスの普及・啓発と理解促進に努め、事業者による職場環境づくりや多様な働き方の
できる就業環境の整備について働きかけます。
施策の方向
(1)仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進
(2)子育て・介護支援の拡充
22
Ⅲ.男女が共に個性と能力を発揮し、
いきいきと働くことのできるまちをつくります
【町民のみなさんは・・・】
・男女ともに育児休業を取得しやすい職場の雰囲気づくりに努めましょう。
【事業所等においては・・・】
・仕事と家庭、地域活動のバランスを取りながら働ける環境づくりを進めましょう。
具体的な施策
(1)仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進
具体的な施策
具体的な取り組み
〇ワーク・ライフ・バランスの意義について周知
①
仕事と家庭の両立を支
援する就業環境の整備
します
〇育児・介護休業制度の定着と利用を推進します
・高畠町職員の育児休業取得について、男性職員
の取得を推進します
〇多様な職業ニーズに対応した情報提供を行いま
②
多様な働き方への支援
す
〇パートタイム、派遣労働者等の労働環境改善に
向けた情報提供を行います
23
担当部署
産業経済課
産業経済課
総務課
産業経済課
産業経済課
Ⅲ.男女が共に個性と能力を発揮し、
いきいきと働くことのできるまちをつくります
(2)子育て・介護支援の拡充
具体的な施策
具体的な取り組み
〇一時保育や休日保育等の特別保育サービスを充
実します
①
育児・保育事業の拡充
〇放課後児童対策を充実します
〇子育て支援センター、ファミリー・サポート・
センターの利用促進を図ります
〇介護保険制度の周知と介護サービスを充実しま
す
担当部署
教育総務課
教育総務課
社会教育課
教育総務課
福祉課
〇介護を行う家族への支援事業を充実します
②
介護支援の拡充
・在宅介護を支援するための「家族介護者交流事
業」
「家族介護者講習会」を引き続き開催します。
福祉課
また、若年層や男性への介護講習会を開催しま
す。
※ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
個人が仕事上の責任を果たしつつ、結婚や育児をはじめとする家族形成のほか、介護やキャリア
形成、地域活動への参加等、個人や多様なライフスタイルの家族がライフステージに応じた希望を
実現できるようにすること。
24
基本目標Ⅳ
だれもが安心して健やかに
暮らすことのできるまちをつくります
基本方針1
生涯を通じた心身の健康づくり
(1)
ライフステージに応じた健康づくり
(2)
健康を脅かす問題についての対策と推進
基本方針2
だれもが自立し安心して暮らせる環境づくり
(1) 自立を支える社会環境の整備
(2) 防災・災害対策の分野における男女共同参画の
推進
25
Ⅳ.だれもが安心して健やかに
暮らすことのできるまちをつくります
基本方針1
生涯を通じた心身の健康づくり
自分自身を大切にし、心身ともに健康的な生活を送ることは、だれもが持つ権利であり、生きる
上での基本でもあります。また、女性には男性にない妊娠・出産という重要な機能があり、こ
れを保護し、女性の健康を守っていくことも大切です。そのためには、男女の人権の尊重に
基づく「性と生殖に関する権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ※)」について、男女
が互いを尊重し性差を理解して健やかに暮らすことができるよう推進していくことが重要
です。
しかし、性の問題については、さまざまな情報が氾濫し、だれもが正しい知識を身に付けている
とは必ずしも言えないのが現状です。健康を脅かす性感染症や薬物、喫煙のもたらす影響などと
併せ、十分な学習機会の提供と普及・啓発に取り組みます。
施策の方向
(1)ライフステージに応じた健康づくり
(2)健康を脅かす問題についての対策の推進
【町民のみなさんは・・・】
・男性も女性もお互いの身体のことをよく理解し、自分を大切にする心と相手を
思いやる気持ちを育みましょう。
・リプロダクティブ・ヘルス/ライツについて理解を深めましょう
・自分の健康に関心を持ち、主体的な健康づくりに取り組みましょう。
※リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康・権利)
1994 年カイロで開催された国際人口・開発会議において提唱された概念。女性のからだや性の問
題を「健康と人権」という観点からとらえ、女性が自分の健康や生活状況をみつめ、子供を生むの
か生まないのか、生むのであれば何人生むのかまたその時期について主体的に選択し、自己決定す
る権利を保障しようという考え方。
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Ⅳ.だれもが安心して健やかに
暮らすことのできるまちをつくります
具体的な施策
(1)ライフステージに応じた健康づくり
具体的な施策
具体的な取り組み
〇思春期における性と生命の尊厳についての教育
①
思春期における健康づ
くりの支援
を推進します
〇小中学校での性の健康づくり教育を推進します
〇リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性の健康)
②
妊娠・出産期における
健康づくりの支援
についての学習機会を提供します
〇妊娠を望む夫婦に対する支援を行います
・特定不妊治療への経済的支援として治療費の
一部を助成します
③
成人・高齢期における
健康づくりの支援
〇各種健診体制を充実します
〇健康体力づくり事業を推進します
担当部署
教育総務課
教育総務課
健康推進課
教育総務課
社会教育課
健康推進課
公立高畠病院
健康推進課
健康推進課
福祉課
(2)健康を脅かす問題についての対策の推進
具体的な施策
具体的な取り組み
〇性感染症予防についての正しい知識の普及・
①
②
感染症対策の推進
啓発を行います
健康推進課
〇予防接種体制の充実と予防接種率を高めます
健康推進課
〇薬物根絶のための啓発を行います
健康推進課
薬物乱用・喫煙・飲酒 〇分煙の徹底と禁煙を推進します
対策の推進
担当部署
・公共機関・各集落公民館での分煙を進めます
〇未成年者や妊娠期における飲酒と健康被害に関
する知識の普及を図ります
27
健康推進課
健康推進課
Ⅳ.だれもが安心して健やかに
暮らすことのできるまちをつくります
基本方針2
だれもが自立し安心して暮らせる環境づくり
だれもが自立し、安心して暮らせる社会の形成のためには、社会の一員として生きがいを
感じながら自分らしく生活できることが望まれます。
近年、個人のライフスタイルの多様化に伴い家族形態も変化しており、核家族化が進むと
ともに、共働き家庭やひとり親家庭も増加しています。
こうした変化に対応して、高齢者や障がい者、ひとり親家庭等の人々に対しては、その生
活の安定と自立を促進するための支援を行う必要があります。
また、災害時には、家庭的責任が女性に集中することや女性のニーズが顧みられない等の
問題が明らかになっており、防災(復興)の取り組みを進めるにあたっては、男女のニーズの
違いを把握して進める必要があります。消防団・自主防災組織など地域のさまざまな団体と
協働し、男女共同参画の視点を取り入れた防災体制づくりに努めます。
施策の方向
(1)自立を支える社会環境の整備
(2)防災・災害対策の分野における男女共同参画の推進
【町民のみなさんは・・・】
・一人暮らしの高齢者や障害を持つ人を地域の中で支え、つながりを持ちましょう
・防災について考え、家族や地域で災害時における男女のニーズの違い等について
話し合う機会を持ちましょう。
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Ⅳ.だれもが安心して健やかに
暮らすことのできるまちをつくります
具体的な施策
(1)自立を支える社会環境の整備
具体的な施策
具体的な取り組み
〇ノーマライゼーション※に関する正しい知識の
普及・啓発を行います
①
社会環境の整備
〇ユニバーサルデザイン ※の普及と整備を図りま
す
〇地域コミュニティ活動を支援します
②
高齢者や障がい者等が
安心して暮らせるための
支援
〇高齢者や障がい者の社会参画と自立支援を行い
ます
〇生活困窮者やひとり親家庭への支援を行います
担当部署
福祉課
全課
福祉課・
社会教育課
福祉課
福祉課
※ノーマライゼーション
高齢者や障がい者が、社会の中で他の人々と同じように生活し活動することが社会の本来あるべ
き姿であるという考え方。
※ユニバーサルデザイン
障害の有無や年齢、性別、国籍等に関わらず誰もが使いやすい施設、製品、環境等のデザインの
こと。
(2)防災・災害対策の分野における男女共同参画の推進
具体的な施策
具体的な取り組み
〇男女共同参画の視点による地域防災活動を推進
します
①
担当部署
総務課
男女共同参画の視点を 〇自主防災組織や消防団活動における女性の参画
取り入れた防災対策の
推進
を推進します
総務課
・消防団活動への女性の参画を推進します
〇女性に配慮した災害時の対応と支援を行います
29
総務課
第4章 計画の推進
1.推進体制の充実
男女共同参画に関わる施策は多岐に渡っており、本計画を円滑に推進するためには、行政
の取り組みはもとより、町民、団体、事業所等の理解と協力が不可欠です。
町民と行政が一体となって男女共同参画社会づくりを推進するための体制の整備と、町民
の主体的な参画や取り組みが大きな推進力になることから、町民・団体・事業所等との連携
を強化し、相互の協力のもとに計画の推進を図ります。
(1)庁内体制の充実
全庁的に本計画の趣旨を浸透させ、各施策を総合的に推進するため、庁内の推進組織であ
る「高畠町男女共同参画推進本部」を充実させ、計画の進行管理や見直しを行うとともに、
関連課と連携を図りながら計画を推進します。
(2)町民参画の促進
男女共同参画社会を実現するためには、地域に密着した町民の視点で、さまざまな問題点
や解決策を考えながら、行政と町民が協力して推進することが必要です。
町広報誌やホームページなどを通じて、積極的に情報提供を行うとともに、講演会や研修
会を開催するなど、意識の高揚や啓発に努めます。
(3)国・県・関係機関等との連携
男女共同参画の推進に関わる課題は、広範に渡るため、町の取り組みだけでは解決につな
がりません。国・県等の機関と情報交換を行う等の連携を図るとともに、県に対し各分野で
の施策展開が促進されるよう積極的な協力要請や要望等、関係の強化に努めます。
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