1 風俗営業の種類 2 許可申請の流れ 3 その他の注意事項

風俗営業(秋田県警 HP)
1 風俗営業の種類
○ 『風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律』及び『都道府県条例』
○ 接待行為がある場合は仲居、ホステスなど名称・性別にかかわらず風俗営業
⇒ 接待行為を行わないバーや居酒屋は風俗営業に該当しないが、0 時以降も営業する
場合は、
『深夜酒類提供飲食店』の届出が必要
○ 風俗営業の飲食店は 0 時以降の営業は行えない
二者択一
深夜営業を取るか?
接待行為を取るか?
○ 種類
1号
キャバレー等
2号
待合、料理店、カフェ等
3号
ナイトクラブ等
4号
ダンスホール等
5号
低照明飲食店
6号
区画飲食店
7号
まあじゃん屋、ぱちんこ屋等
8号
ゲーム機設置営業
接待飲食等営業
遊技場営業
2 許可申請の流れ
① 事業主が風俗営業の種別及び営業所毎に申請
② 営業所所在地の警察署
③ 調査
飲食をさせる場合は、別途、
『飲食店営業許可』を申請し
なければならない
④ 許可(都道府県公安委員会)
3 その他の注意事項
○ 正当な理由なく引き続き 6 カ月以上営業しないときは取消の対象となる
○ 管理者は選任の日から概ね 3 年毎に『風俗営業管理者講習』を受けなければならない
※ 一定の要件により公安委員会の承認を得て相続することができる
4 相続(第 7 条)
風俗営業者が死亡した場合において、相続人 (相続人が2人以上ある場合にお
いてその協議により当該風俗営業を承継すべき相続人を定めたときは、その者。以
下同じ。
) が被相続人の営んでいた風俗営業を引き続き営もうとするときは、その
相続人は、国家公安委員会規則で定めるところにより、被相続人の死亡後60日以
内に公安委員会に申請し、その『承認』を受けなければならない。
2項 相続人が前項の承認の申請をした場合においては、被相続人の死亡の日からその承認を受ける
日又は承認しない旨の通知を受ける日までは、被相続人に対してした風俗営業の許可は、その相続
人に対してしたものとみなす。
3項 第4条第1項の規定は、第1項の承認の申請をした相続人について準用する。
4項 第1項の承認を受けた相続人は、被相続人に係る風俗営業者の地位を承継する。
5項 第1項の承認の申請をした相続人は、その承認を受けたときは、遅滞なく、被相続人が交付を
受けた許可証を公安委員会に提出して、その書換えを受けなければならない。
6項 前項に指定する者は、第1項の承認をしない旨の通知を受けたときは、遅滞なく、被相続人が
交付を受けた許可証を公安委員会に返納しなければならない。
承認があれ
ば相続可能
3 欠格事項
(1) 事業主
① 成年被後見人・被保佐人、破産者で復権を得ない者
② 刑罰に処せられ、又は許可を取り消された後、5 年を経過しない者
③ 営業に関して成年者と同一の能力を有しない未成年者
(2) 地域(都市計画法の用途地域)
① 第 1 種・第 2 種住居専用地域
許可されない地域
② 第 1 種・第 2 種中高層住居専用地域
学校・図書館・児童福祉施設・病
③ 第 1 種・第 2 種住居地域
院及び入院施設付き診療所から
④ 準住居地域
100m 以内の地域
(3) 建物(種類によって基準が異なる)
(4) その他
当該施設が近隣商業地域、商業地域、準工業地域にあるときは 40m 以内
工業地域にあるときは 70m 以内
4 必要書類
提出書類一覧
個人
法人
営業の方法を記載した書類(様式第 3 号)
1通
2通
営業所の使用について権限を疎明する書類
1通
2通
営業所の平面図
1通
2通
営業所の半径 100m の周囲の略図
1通
2通
住民票の写し
管理者
各1通
管理者
各2通
欠格事由に該当しないことの誓約書
各1通
各2通
身分証明書・登記事項証明書
各1通
各2通
業務を誠実に行う旨の誓約書
各1通
各2通
定款
法人
2通
登記簿謄本
法人
2通
※ パチンコ店の場合は『遊技機の検定通知書の写し』が一機に付き 1 通必要
6 手数料
25,000 円
申
パチンコ店
請
者
新規営業
検定があるとき
=2,800 円+@40 円
3 ヵ月以内の臨時営業
パチンコ店
(以外)
15,000 円
24,000 円
新規営業
3 ヵ月以内の臨時営業
14,000 円
風俗営業の許可証の再交付を受ける時
1,200 円
風俗営業の許可証の書換えを受ける時
1,500 円
11,000 円
営業所の構造又は設備の変更承認を受ける時
パチンコ屋で遊技機の変更承認を受ける時
風俗営業所管理者講習を受けようとする時
5,200 円
1 台@40 円加算
2,600 円
7 飲食店営業許可
1 要件
① 営業施設の設備基準を満たすこと・・共通基準、種類毎の基準がある
② 食品衛生責任者を設置すること・・・講習(その他、栄養士、調理師)
③ 欠格事由に該当しないこと・・食品衛生法違反で許可取り消しから 2 年を経過
2 申請
① 保健所に事前相談
⇒ 着工前に施設の設計図等を持参して指導を受ける
② 保健所に申請書提出
③ 保健所職員による実地調査
④ 許可証発行
⑤ 営業開始
3 必要書類
① 営業許可申請書
② 営業設備の配置図
③ 営業設備の大要
④ 食品衛生責任者の資格を証明する書類
⑤ 水質検査結果通知書
⑥ 登記事項証明書