No.36 (今年度最終号) 名古屋市立大高北小学校 平成27年3月18日 卒 業 お め で と う!! 6年生は、明日、卒業式を迎えます。卒業の喜びと、長い間過ごしてきた小学校・友達・ 先生との別れの寂しさが入り混じっていると思います。 さて、3月 17 日に、全学年が集う最後の行事「6年生を送る会」が行われました。1年 生から5年生まで、この日のために準備・練習してきた出しものを、6年生に披露しまし た。1年生から5年生までの6年生を慕う気持ちと、出しものを見守る6年生の優しい気 持ちが伝わってくる会でした。そして、お礼の出しものを行う6年生の一生懸命な姿が、 印象に残りました。 本校で共に過ごした日々を、よい思い出として、いつもまでも心の中に飾ってほしいと 思います。勇気と希望をもって新たな旅へと歩み出していけることを信じています。 <大高北小日記1(3月17日 6 年生を送る会)> 2年生 1年生 「人間っていいな」の替え歌と 「ひまわり」の合唱 4年生 「がむしゃら行進曲」の合唱と 踊り 5年生 「 あ っ た か い ん だ か ら 」 と 「GUTS!」の合唱と踊り 「Thank you じゃん!」の踊り 絞り染めしたTシャツ 3年生 「思い出のアルバム」の演奏と 「友達はいいもんだ」の合唱 6年生 「涙そうそう」の合奏 学年末を迎えて~人生の幸福の条件を考える~ 6年生の49名は、明日19日、いよいよ卒業の日を迎えます。この1年間、6年生は 仲間と協力しながら全校の先頭に立ち、運動会や学芸会、全校児童集会など、一つ一つの 行事を頑張ってきました。その取り組みの中で、それぞれに自信と誇りを身に付けてきた と信じています。卒業生と、その保護者の皆様に心からお祝いを申し上げます。 スイスの心理学者であるカール・グスタフ・ユングは、「人生の幸福の5つの条件」を、 次のように述べています。①健康であること、②ほどよい程度のお金があること、③美し いことを感じる能力があること、④人と仲良くしていく能力があること、⑤朝起きたとき、 やらねばならない仕事があること。 一つ目の「健康」は、何事にも代え難いもので、年齢を重ねるごとに、健康であること の有り難さは身にしみてくるものです。二つ目の「ほどよい程度のお金があること」の「ほ どよい」とは、個人によって違いがありますが、お金持ちが必ずしも幸福であるとは限り ません。自分のペースを崩さず生活できる程度と考えればいいのかもしれません。三つ目 の「美しいことを感じる能力」も人生の幸福の条件です。見たり聞いたりすることで、美 しさを感じるのは一つの能力ですが、この美しさには、やさしさや豊かさも含まれていま す。たとえば、登山をして頂上に立ったとき、遠くの山並みを見て、「美しいなあ、ここ までくじけずに登ってきたからこそ、この美しい景色を見ることができたんだ」と素直に 感動できる心をもてることが幸福につながるものと思います。四つ目の「人と仲良くして いく能力」は、私たちが地域社会の中で良好に生活するための条件です。人は一人では生 活できず、他人との関わりをどのように築いていくかが課題となります。五つ目の「朝起 きたとき、やらねばならない仕事がある」ことはすばらしいことです。私たちは、勉強や 仕事に追われ苦しい思いをすることもありますが、「することのある有り難さ」をじっく り味わう必要があります。 最後になりましたが、卒業していく6年生と在校生の全員で、26年度の総まとめをし ていきたいと思います。保護者や地域の皆様には、この1年間、本校教育へのご理解とご 協力をいただきましたことに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 (校長 <大高北小日記2(3月17日 本多 雅一) 6 年生を送る会)> 5年生が、この 会の準備、運営を 6年生と「ありのままで」を 歌いました。音楽クラブが伴奏 6年生と会食をしました。 たてわりグループで楽しい し、素敵な合唱になりました。 時間を過ごしました。 行いました。責任 6年生から手作 感が強くなりまし り雑巾をもらいま た。来年度の活躍 した。 が楽しみです。
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