クリックコルクフロア材 ≪フローティングフロア(置き敷き工法)≫ 施工説明書 ※施工の前に必ずお読みください。※ この商品は天然コルクを使用した【フローティングフロア(置き敷き工法)】です。床下地に直接固定するものではありません。 従来の糊と釘を使用する木質床材の貼り方は、施工後のトラブルの原因となりますので十分ご注意ください。 商品の性質上、温度や湿度等の環境条件により膨張・収縮することがあります。施工後の反り上がりや突き上げ等の発生を 未然に防止するためにも、施工説明書を熟読の上、施工要領を守り、正しい施工をおこなってください。 ○事前確認 ・異物が混入しない様、下地の清掃をおこなってください。また完全に乾燥した状態から施工を始めてください。 ・施工前は室内の湿度に慣らすため、未開封のまま施工場所で最低48時間保管ください。 保管時及び施工中の室温は18℃以上を保ってください。 ・立掛けての保管は厳禁です。保管および施工時も必ず水平にして保管してください。 ・不陸は1メートルにつき2㎜以下で施工してください。木質フローリング、Pタイル、セラミックタイル、コンクリート等の 硬質床に施工する事ができます。毛足の長いカーペット等の軟質のものは避けてください。 ・床暖房使用時は12㎜以上の捨貼合板とサネ部への糊注入が必須となります。(裏面に糊が付着しない様に注意してください) 床暖房用のウレタン系接着剤を推奨いたします。 ○検品 ・床材は、必ず施工前に明るいところで検品してください。この商品は天然素材のため、1枚1枚で色柄が微妙に違います。 施工前に仮並べをおこない、全体の色柄バランスを確認してください。 ○工具 のこぎり、スペーサー、えんぴつ、定規、ソフトハンマー、防湿シート(0.1mm以上のポリエチレンシート) 粘着テープ、引き寄せ工具、シーリング材など ○湿気対策 ・ポリエチレンの防湿シート(0.1㎜以上)を全面に敷き込み、シートの境目は端部を20cm以上重ね、粘着テープで 目張りしてください。壁際は5cm以上を壁に沿って立ち上げるようにします。幅木を固定した後でカットします。 1階や湿度の高い場所での施工の場合には、シートを2層にして湿気を効果的に防ぐことを推奨いたします。 ○エキスパンション・ギャップ(クリアランス) ・壁際と床材の間は必ず10㎜以上の隙間を設けてください。隙間の確保は、ドア枠・配管周りなども同様です。 ・床材特有の伸縮に対応する為、連続して施工できる範囲は10mx10mです。10mを超える場合は10㎜以上の 隙間を設けてください。二部屋にまたがる場合、部屋が変形の場合も同様です。 ○施工後のお手入れとメンテナンス ・ワックスは不要です。表面を特殊加工しているため、ワックスは塗らないでください。 ・普段のお手入れは乾拭きを中心におこない原則水拭きはしないでください。 頑固な汚れには市販の中性洗剤を10倍以上に薄めたものでふき取ってください。 ・床材の間から水が入ると床材が膨張する可能性があります。水掛かりが心配な場所 での施工の際には(洗面脱衣室、キッチン等)、さね部分をシーラー処理してください。 ペットがいる場所での施工も同様です。 ・椅子や家具等の脚には保護材(フェルト等)を付けて、床に跡・傷が付かないように注意してください。 原産国:ポルトガル 輸入販売先:株式会社ジョイフル本田 茨城県土浦市富士崎1-16-2 【施工の手順】 3列目までの施工 ①右側のコーナーから始めます。床板のさね側を手前にして壁に合わせます。 ※施工は必ず壁面に向かって右から左におこない、さね側が出るようにします。 床板は短い方の側面を壁際から10㎜離して置きます。 ※スペーサー(10㎜以上)を準備すると楽に施工ができます。 3列目施工後に長い方の壁際の隙間を調整します。 ① ②2枚目の床板を斜めにして、その接合部分を最初の一枚にはめ込み、 敷いていきます。 これを繰り返して、まず最初の一列を完成させます。 ② ③1列目の最後の床板は部屋の長さに合わせてカットします。次の列は カットした残りを使用して敷き始めます。(最低30cmの長さが必要です。) ※事前に床板の割付を確認してください。 前列の最後にカットした板の残りを、次の列の最初にもっていきます。 少なくとも30cmは互い違いにずらして配置してください。 ③④ ④前列の床板に対して、新しい床板を斜めに置き、合わせていきます。 前に押し込むと同時に納めていきます。 ⑤先に敷いた床板に対して斜めに短い方の側を先の床板に合わせ、 長手方向の板から数ミリ手前にカチッと押しつけます。 ⑤ ⑥先に敷いた長手方向の側面に合わせたまま(およそ30㎜程度持ち上げて おきます。くさび等を使用すると両手が使用できます。) 長い方の側面がカチッと収まるまで押し込みます。 ⑦3列完了した段階で、壁までの距離を調整します。 (ここで長い方の壁際の隙間を調整します) 壁からスペーサーを利用して10㎜に配置します。 この後は、壁反対側まですべて同じ要領で敷いていきます。 最終列の施工 ⑧最後の1列分の寸法を測り床板をカットします。 (最低10cm以上の長さが必要です。) ここでも必ず壁から10㎜離すようにしてください。 ⑨すべての敷き込みが完了した時点でスペーサーを外し、見切材や 幅木を取り付けて隙間(クリアランスのスペース)を隠します。 ⑥
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