生体認証による勤怠管理と 運用上の問題点

生体認証による勤怠管理と
運用上の問題点
BIOBIZ
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生体認証による勤怠管理
生体認証
指紋
メリット
・装置が安い
・装置が小型化できる
虹彩
・高精度
・複製が難しい
指静脈
・中精度
・複製が難しい
手の甲静脈 ・中精度
・複製が難しい
手のひら静脈
・高精度
デメリット
・簡単に複製できる
・認証できない条件が多い
アトピー 手あれ 肌荒れ体質
冷え性
乾燥肌
指紋が無い(薬品を扱う仕事の場合)
手が汗かき
高齢者
手が小さい
指紋が薄い、細かい
指が怪我している
指がふやけている(水仕事)
指に水、油が付いている
・認証装置が高価(1セットの認証装置=約100万円)
・認証できない場合がある
カラーコンタクト
目が細い場合
眼鏡が汚れている
サングラス
・寒さの影響を受けやすい
(血管が細く、本数が少ない)
・体毛の影響を受けやすい
・間違った運用をすると、精度が落ちる
血管が太く、寒さの影響が少ない。
・複製が難しい
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【手のひら静脈認証の概説】
手のひら静脈認証は、
センサーとの距離が重要です。
センサーとの距離で約60mmに位置する
静脈を認証します。
正しい運用=手のひらを平らにすること。
手のひらが平らだと、正しく手のひら静脈データを
認証します。
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【間違った運用1 : 手のひらが反っている】
ところが、手が反っていると横方向の一部のイメージ
で認証することになります。
【間違った運用2 : 手のひらが丸まっている】
手が丸まっていると、縦方向の一部の情報だけで
認証することになります。
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【間違った運用3 : 指先をセンサーにかざしている】
センサーの真上に、手のひらがのっていない。
指静脈で、認証しようとしますので、正しく
認証できません。
【間違った運用4 : 手が小さく、センサーに手のひらが入り込んでしまう】
特に、手が小さい方に起きる現象です。
手のひらをガイドにべったり着けると、目的の静脈では
ない箇所の静脈を探しに行きます。この場合、ガイドに
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触るか触らないか程度にちょっとだけ浮かせてください。
【間違った運用5 : 寒さで手がかじかんでいる】
特に冬場は、手がかじかんでしまい、正しく
認証できない場合があります。
手をすり合わせるなどして、手を温めてから
認証してください。
(この図はイメージで、実際とは異なります)
【間違った運用6 : その他】
上記以外の認証が出来ないケース
1. 手のひらに刺青をしている
2. 手のひらが汚れている。赤外線を遮断する汚れはNGです。
例えば、泥、黒マジック、コールタール、ペンキ
3. センサーに直射日光が当たっている
(赤外線が拡散して、正しく認証できません)
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正しく運用していただく秘策!! 専用ガイド装置
【専用ガイド装置】
手のひらが平らになり、認証精度は格段にUPします。
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