きりんのゆめ通信

きりんのゆめ通信
第9号 2015年3月14日 発行
特定非営利活動法人「きりんのゆめ」
代表 平蔵見子
〒336-0025 埼玉県さいたま市南区文蔵4-5-6
TEL 048(762)6772
FAX 048(762)6773
3 月に入り、春を思わせる暖かい日が続いたかと思うと、突然の霰・雹。それでも、確実に春には近づい
ています。そして、街中には梅を始めとして色とりどりの花が咲き始め、何とも心躍る季節です。花粉症の
方にとっては、心沈む季節かもしれませんが…。
みなさん、お元気でお過ごしですか?
昨日、お花見の話がもう出ました。日本人が一番心騒ぐ季節も、もうすぐそこまで来ています。
活動実績
① 勉強会
2月15日 第 10 回連続講座 「病気と共に生きるということ①」
参加者は 28 名でした。岸町公民館の講座室がいっぱいいっぱいになってしまい、ちょっと窮屈であっ
たことと、会員外の方が多かったのが、欲を言うと残念でした。
昔、闘病記の類の本を、只管読んでた時がありました。丁度、子育てを始めた時だったと思います。何
故闘病記であったかは、覚えていませんが…。星野さんの話は、分かりやすく面白かったです。さすが本
の中で生きてらっしゃった方、本や著者に対する、何とも言えぬ愛を感じました。いろんな本の紹介は、
本好きの人間には楽しい時間でした。「闘病記は、患者の知恵のデータバンクである。無駄になる闘病記
はない。」
悲しい出来事が一つ。平蔵は基本心が狭い人間です。その日、星野さんを取材するために参加されてい
た方がいらっしゃいました。それは良いのです。ただ、何の断りもなく場所を多く使う、参加費を資料代
としていたものですから、
「これなら1部しか要らない」
。…私、こういう人が一番嫌いです。もちろん、
帰りに一言言わせてもらいました。
「この場・この時間はNPOのものですから、断りを入れて下さいと」
。
今後の活動予定
① 第11回勉強会
3月22日(日) 「生きることは食べること④」
13時半から小宮山歯科医院院長の小宮山和正氏のお話を予定しています。場所は武蔵浦和コミュニテ
ィセンターです。完結編ではありませんが、歯科医が登場いたします。歯医者さんと仲良くなって、損は
しませんよ。みなさん、時間があったらお越しください。
② 第12回勉強会
4月5日(日)
「病気と共に生きるということ②」
13時半から鎌田医院外科医の瀬尾章氏のお話を予定しています。場所は武蔵浦和コミュニティセンタ
ーです。外科医による、癌との付き合い方講座です。町のお医者さんと仲良くなって損はしませんよ。こ
ちらも、お時間があったら是非お越しください。
3・4 月とも、お勧めの先生です。連続講座は、基本平蔵の独断と偏見で決めています。もちろん、会員の
方の紹介(推薦)も積極的に入れています。どの回も、素敵な方ばかりです。是非、人に会いに来てください。
その人を知るために、話を聴きに来てください。人生は、人との出会いだと思います。次の出会いがあなた
の人生を変える、ということもあるかもしれませんよ。
③ 総会
5月24日(日) さいたま共済会館にて第 1 回総会を開きます。
お忙しいとは思いますが、お時間の都合をつけて下さるとありがたいです。総会の後に、基調講演とし
て、緩和ケア医・小野先生に話をしてもらいます。先生が、何を考えて開業をしようと思っているのか、
何を目指しているのか、是非、話を聴きに来て下さい。
④ 第13回勉強会
6月23日(日)
『病気と共に生きるということ③』 場所未定
認知症のお母さまを介護されてきた(今は施設入所中)家族(男性)の方のお話を予定しています。
⑤ 第14回勉強会
7月 『賢く使おう介護保険制度②』
リバティハウスの村田氏による、介護予防の各論(実際編でしょうか?)を予定しています。さいたま
市の考え方等、これからどう変わるのか勉強しましょう。
⑥ 第15回勉強会
8月 『病気と共に生きるということ③』
仙台市在住の看護師中山氏による、仙台での10年間の取り組み。社会として、ひとをどう支えるか、
の話を予定しています。
⑦ 第16回勉強会
9月 石井先生を忘れてはいけません。このあたりで交渉しようと思っています。
⑧ 第17回勉強会
10月 現在の葬儀事情、も聴きたいところです。
⑨ 第18回勉強会
11月 認知症の当事者もしくは医療関係者の話?
⑩ 第19回勉強会
12月 そろそろ東洋医学的な治療の話も入れたいですね…。
あら?今年も、もう終わっちゃいます。お茶会も平蔵の話もなし。…それは残念ですね(笑)
きりんの家のそれから…
大宮区上子町に、それはそれは素敵な物件があります。家が広い、庭が広い。今の所、9割方そこに決定
しようと思っています。特養「はるぱてお」の傍です。近隣の方の説明もまだです。近くに特養があるのだ
から、大丈夫かな?という安易な考えです。ただ、オーナー家族の意向もあり、1件目はがんの方を主体に
始めようかと思っています。小野先生の存在もありますし、いろんな方を受けてしまって、がんの方を受け
入れられない(スペース的に)のは、どうかな?と。行政・社会向けも、良いのではないかと…(まあ、これ
は後付けですが)
。
それもあって、先生が開業される新都心付近を、候補地にしました。まずは、がんになった時に、
「最期ま
で自分らしく生きる」それをサポートします。もう、がんになっても大丈夫ですよ(笑)。ただ……問題は、
経済面です。はっきりしてきたら、みなさんから知恵を頂きます。お金の集め方?とか。
全ては、総会の時でしょうか。
そういうこともあって、初めて「きりんのゆめ」で新聞の折り込み広告に求人を出しました。
ミニミニ話し合い
2か月前から、連続講座の後の1時間ほどを、徳田さん進行の下で話し合いの場にしています。NPOの
こと、家のこと、学習会のこと、いろいろ話せたらな…と思います。実行委員とか、厄介なことに誘われる?
…いえいえ。まずは、お茶を飲みながら話しましょう。話をしていて、何か必要なことが出てきたら、そこ
で初めて人を募りましょう。会員だけじゃないので、緩やかな話し合いの場にしたいと思います。そこで、
会員が増えるかもしれないし。話をすることで初めて、『あなた作る人
わたし利用する人』の関係図が崩
れると思います。お茶菓子用意します。時間があったら、残ってお茶しましょう(*^_^*)。
NPOである本当の?理由
市原さんがあまりに格好よく、かつ、
『街づくり』という言葉に魅かれた。
ブラックな家を、少しでも明るくするために、隠れ蓑として使った。
単なる消費者として、文句だけ言われたくなかった。かなりの覚悟で作ろうとしているわけです。そう見
えないかもしれませんが…。そこは、分かって欲しい。
希望を言う、意見を言う、困ったときに一緒に考える、ということで一緒に作る仲間が欲しかった。(そ
れもあって、料金が高いのです。安いから使うは、ごめんなさい。だからと言って、お金持ちを対象にして
いるわけではありません。一生懸命生きようとしている人は、それだけでOK(これは心の声ですから、聞か
なかったことにして下さい。会員の方は、もちろん考えますよ。代わりになる物を出してくれたら(笑)。 野
菜とか手伝いとか・・)。
私、運動というものがあまり好きではありません。人が集まってくるような楽しい運動ならいいですけど
…。
会員数
62名(平成27年3月14日現在)。ひとり増えました。きりんの家の本格始動を前に、お金の協力の賛
助会員の募集にご協力ください。
長い編集後記
早いもので、NPO を立ち上げて1年になります。しっかりした方から見たら、大丈夫かな?と思うよう
な会かもしれませんが、温かい目で見てやってください。あと、ホームページがアップされました。秘書が、
陰ながら頑張ってくれました。これから、平蔵の文章を入れていく予定です。良かったら、見てやってくだ
さい。秘書も喜ぶと思うので…。
人間の身体を過信していたわけではありませんが、休み不足と睡眠不足は、身体の治癒力を低下させます。
低下しきった平蔵は、1か月前から毎週治療院に通っています。本当にトホホです。せめて食事に気をつけ
なきゃと、娘からは厳格な?食事療法のアドバイス。ありがたや…。あ~早く帰らないと…。
では、みなさん、身体に気をつけて。
文責:平蔵見子