平成 26 年度事業報告書 - 富山県暴力追放運動推進センター

平成 26 年度事業報告書
第1
1
知識の普及及び思想の高揚を図るための広報啓発活動事業
広報啓発資料の作成・配布による広報啓発活動
機関誌「暴追スクラム」
(年 3 回発行)、
「暴追だより」
(毎月発行)を発行し、Fネット
等により職域団体、賛助会員等へ配信したほか、全国センター作成の「暴力団情勢と対策」、
「企業対象暴力の現状と対策」、
「行政対象暴力の現状と対策」など暴力追放に関するパン
フレット、チラシ、ポスター等を講習会、暴力追放大会等あらゆる機会を活用して配布し、
暴排意識の高揚を図った。
2
各種の広報媒体を活用した広報啓発活動
あいの風とやま鉄道携帯用時刻表、市内電車の車内放送及び市内電車、乗合バスの側面
板、車内広告など各種の広報媒体を幅広く活用し、暴力追放活動や暴力相談に関する呼び
かけのほか、暴力追放富山県民大会の事前広報を行った。
3
暴力追放ポスター、標語の募集
県防犯協会と連携し、暴力団追放をテーマとしたポスター及び標語を募集し、優秀作品
については各種暴追資料に登載するなど活用を図った。
4
視聴覚教材の購入と貸出
暴力団の手口、対応要領等をドラマ化した視聴覚教材を備え付け、各種講習会での視聴
や各種企業・団体への貸し出し等効果的な活用を図った。
5
暴力追放富山県民大会の開催
11 月 19 日(水)射水市アイザック小杉文化ホール「ラポール」において、富山県警察
本部と共催により、地域・職域暴力団排除組織関係者等約 500 人の参加を得て、
「第 23 回
暴力追放富山県民大会」を開催した。
第一部
暴力追放功労団体、暴力追放功労者の表彰、暴力追放大会宣言の採択
第二部
記念講演「暴力団お断り半世紀~自分の身は自分で守る~」
警察音楽隊
第2
1
宮本
照夫氏
演奏
暴排活動の支援事業
暴力団排除組織連絡会総会の開催
9 月 2 日(火)ANA クラウンプラザホテル富山において、平成 26 年度「富山県暴力団排
除組織連絡会」の総会を開催した。同連絡会は地域や職場における活動を強化するため、
地域 5 団体、職域 15 団体により設立されたもので、暴力団排除の「三ない運動」プラス
1を理念とした県民総ぐるみによる暴力排除活動の強化を図った。
2
地域暴排団体との連携
地域における暴力追放活動として、10 月 3 日(金)魚津市暴力追放運動推進協議会が、
ホテルグランミラージュにおいて、魚津市長ら関係者 350 人の参加のもと「地域安全・暴
力追放魚津市民大会」を開催したほか、地域防犯団体等との連携を図り、地域の実態に即
した活動を推進した。
3
職域暴排団体との連携
県内 15 の職域団体が加盟する富山県暴力団排除組織連絡会(当センターが事務局)を
中心として、それぞれの団体の連携の強化を図り、活動の活性化を図った。
4
各種団体・企業等に対する支援
各種団体・企業が行う暴排研修会等に積極的に参加し、暴力団の本質、実態及び対応要
領の周知を図るとともに、暴排資料の提供、暴排ビデオ・DVDの貸出しなどの支援によ
り、暴力団排除機運の醸成を図った。
5
暴力追放推進委員の活動強化
警察署長推薦により、35 名の方を暴力追放推進委員に委嘱しているが
○
4 月 4 日(金)警察本部において、委嘱状の交付式を行い、これにあわせ、地域暴
排活動の効果的な推進等について意見交換を行うなど全体会議を開催
○
9 月 18 日(木)富山第一ホテルにおいて、暴力団排除活動の現状などについて研修
会を開催
するなど、活動の活性化を図った。
第3
1
相談活動事業
暴力相談の実施
暴力追放相談委員として、当センター相談委員 3 名のほか、弁護士 12 名、保護司 1 名、
警察官 OB 9 名を委嘱し、弁護士会や県警察との連携のもと、面接、電話等により広く県
民から暴力相談を受理し、被害の未然防止に努めた。
2
巡回相談等の積極的実施
センター内での常時相談窓口の開設、責任者講習会場や富山市における出張相談窓口の
開設のほか、センター相談委員が賛助会員の企業・団体を訪問し、暴力団等に関する情報
提供、収集並びに相談活動を行った。
3
富山県民暴研究会の開催
1 月 23 日(金)ANA クラウンプラザホテル富山において、警察、弁護士会、暴追センタ
ーで組織する富山県民事介入暴力等対策研究会を開催し、暴力団排除の取組状況等につい
て意見交換を行うなど、連携の強化に努めた。
第4
少年に対する暴力団の影響を排除するための活動
少年に対する暴力団の影響を排除するため、少年指導委員に対する研修や、各地域・職
域で開催される暴排研修会・相談活動等の機会を通じて啓発活動を行った。
第5
1
暴力団離脱者援助活動事業
暴力団離脱者社会復帰対策協議会構成機関との連携
7 月 9 日(水)富山第一ホテルにおいて、富山県暴力団離脱者社会復帰対策協議会総会
を開催し、関係機関・団体相互の情報交換を行い、社会復帰促進・更正支援活動の強化を
図った。
2
暴力団離脱者受入企業との連携
暴力団離脱者の社会復帰に対する理解を深めるため、あらゆる機会を捉えた啓発活動を
行うとともに、離脱者受入企業との連携に努めた。
第6
暴力団事務所使用差止請求関係業務
「暴力団事務所使用差止請求関係業務」の周知のため、各種講習会や広報資料による広
報活動の推進に努めた。
第7
不当要求防止責任者講習事業
1
企業対象暴力責任者講習
暴力団対策法に基づき県公安委員が行う責任者講習の実施委託を受け、県内 4 地区(魚
津市・富山市・高岡市・砺波市)の会場等で 30 回実施し、県内企業管理者等 621 人が受
講した。
2
行政対象暴力責任者講習
行政対象暴力講習については、県内 5 自治体において実施し、294 人が受講した。
3
事業所や職域団体等における講習
要請に応じて 7 事業所、8 団体において実施した。
第8
不当要求情報管理機関の業務に対する支援事業
警察本部との連携強化により支援活動を推進した。
第9
被害者に対する救済事業
1
訴訟費用等の貸付
暴力団員による不当な行為の被害者に対する民事訴訟費用の無利子貸付等に該当する
事案はなかった。
2
見舞金の支給
暴力団員による不当な行為の被害者に対する見舞金の支給に該当する事案はなかった。
第 10
1
その他
暴力追放功労団体等の表彰
(1) 全国暴力追放運動中央大会における表彰
暴力追放功労者表彰
銅章
暴力追放推進委員
若林
彰光さん
(2) 中部管区暴力追放功労表彰の受賞
暴力追放功労団体表彰
富山県銀行警察連絡協議会
暴力追放功労者表彰
暴力追放相談委員
弁護士
足立
(3) 第 22 回暴力追放富山県民大会における表彰
暴力追放功労団体
富山県宅地建物取引業暴力団対策協議会
富山県企業防衛対策協議会
暴力追放功労者
暴力追放推進委員
大江
義明さん
暴力追放推進委員
長岡
昭男さん
暴力追放相談委員
川原
拓也さん
前暴力追放相談委員
山地
隆雄さん
理事長感謝状
事業支援功労
阪神化成工業株式会社
富山化学工業株式会社富山事業所
株式会社リッチェル
テイカ製薬株式会社
事業推進功労
前センター役員
伊藤
孝邦さん
小室
修さん
高尾
直行さん
加田
清男さん
亀谷
勉さん
前暴力追放相談委員
政孝さん
2
松嶋
正さん
岡本
紀夫さん
村上
實さん
釣
晃さん
永田
務さん
賛助会員の拡充活動
賛助会員の加入促進に努めた結果、新規に 13 の法人が賛助会員として入会した。また、
事業所訪問・相談等の活動を随時実施し、アフター・ケアに努めた。