平成27年度 事業計画書

第 2 4 期
平成27年度
事 業 計 画 書
自
平 成 2 7年 4 月
1日
至
平 成 2 8年 3 月 3 1 日
一 般 財 団 法 人江 別 市 ス ポ ーツ 振 興 財 団
目
次
Ⅰ
事 業 方 針 ········································································· 26
Ⅱ
重 点 項 目 ··········································································· 26~ 27
1
指 定 管 理 ・ 受 託 管 理 施 設 の 安 全 で 快 適 な 運 営 と サ ー ビ ス の 提 供 ···· 26
2
事 業 の 提 供 と 拡 充 ····························································· 26
3
管 理 ・ 運 営 体 制 の 充 実 ······················································· 26~ 27
事 業 計 画 ··········································································· 27~ 39
Ⅲ
1
施 設 サ ー ビ ス 事 業 ····························································· 27~ 31
2
そ の 他 の サ ー ビ ス 事 業 ······················································· 31
3
平 成 2 7 年 度 収 支 予 算 書 ···················································· 32~ 38
Ⅰ
事業方針
当 財 団 は 、江 別 市 に お け る ス ポ ー ツ の 普 及 振 興 に 必 要 な 事 業 を 行 う と と も に 、江
別市が設置する体育施設の指定管理者として、引き続き一層の市民サービスの向
上と安全で快適な施設運営に努め、市民がスポーツを楽しむ環境の充実と健康・
体力づくりの増進を図る。
ま た 、当 財 団 は 、一 般 財 団 法 人 と し て 3 年 目 を 迎 え 、こ れ ま で 以 上 に 自 立 経 営 と
利用者ニーズを反映した質の高いサービスを安定的に提供する。
Ⅱ
重点項目
当 財 団 の 平 成 2 7 年 度 重 点 項 目 は 、「 市 民 皆 ス ポ ー ツ 」 を さ ら に 推 進 す る た め 、
次に掲げる内容とする。
1 指定管理・受託管理施設の安全で快適な運営とサービスの提供
(1)市からの指定及び受託による体育施設の管理運営は、 引き続き利用者の利
便性に立った弾力性のある運営とサービスの提供を図る。
(2)体育施設の利用者に対し、引き続き安全と衛生の確保を徹底し、いつでも
安心して利用できるよう信頼と責任のある施設運営を行うため、救急救護や
防災等の各種の研修、訓練を実施し、職員の資質向上を図るとともに、意見
箱「 お 客 様 の 声 」を 設 置 す る な ど 、快 適 に 利 用 で き る よ う 施 設 環 境 を 整 備 し 、
利用サービスの向上に努める。
(3)各種サービスの拡充により、利用者にとって満足感が得られるような接客
マナーや利用にあたっての丁寧な説明等の徹底を図る。
2 事業の提供と拡充
( 1 ) 各 種 事 業 の 実 施 は 、 施 設 サ ー ビ ス に お い て は 、「 ス ポ ー ツ 教 室 等 開 催 事 業 」、
「 健 康 体 力 づ く り 指 導 相 談 事 業 」、「 ス ポ ー ツ 指 導 者 養 成 事 業 」、「 施 設 の 管 理
運営事業」に分類し、それぞれ指定管理及び受託管理施設を核とした 施設の
プログラムサービスと、全市的なスポーツイベントの開催や屋外体育施設を
活用するサービスにより安定した事業を 引き続き実施する。また、その他の
サ ー ビ ス に お い て は 、各 ス ポ ー ツ 関 係 機 関・団 体 等 と の 協 力・支 援 等 を 行 う 。
(2)市のスポーツの普及振興と市民の健康・体力の増進を図る事業を効果的に
推進するため、引き続き指定管理及び受託管理施設相互の連携と支援の強化
を図る。
(3)事業の提供にあたっては、引き続き子どもの体力・運動能力の向上、高齢
者の健康維持や生きがい、さらには、生活習慣病・介護予防に関する事業 な
ど、市民のライフステージとニーズに応じた内容の充実を図る。
(4)市民生活におけるスポーツ活動の継続と習慣を支援するため、引き続き通
年事業の充実と冬期間のスポーツ・レクリェーション事業の活発化を図る。
(5)教育機関や市内の大学、各体育団体等との連携を図りながら、 各種教室、
講習会、大会の充実及び指導者等の育成を図る。
(6)自主事業の実施にあたっては、これまでの事業を継続するとともに、市民
ニーズに応じた内容の充実をさせ、自主事業の拡大を図る。
3 管理・運営体制の充実
(1)財団職員の資質向上を図るため、引き続き経営管理や施設管理及びスポー
ツ指導等の研修を実施する。
(2)一般財団法人として、社会的責任を十分に果たすため、引き続き法令遵守
の観点から個人情報保護、情報公開、環境問題等の知識の習得に努める。
(3)職場研修や事務局内のミーティングを活発化し 、管理運営体制の一層の充
実を図る。また、各体育施設の主体性とIT化を推進し事務の簡素化・効率
化・迅速化に努める。
(4)施設の管理運営や事業計画を効果的に達成でき るよう機動的な組織運営を行
うとともに、職員の適材適所への配置に努める。
Ⅲ
事業計画
一 般 財 団 法 人 江 別 市 ス ポ ー ツ 振 興 財 団 定 款( 以 下「 定 款 」と い う 。)第 4 条 第 1
項に掲げる事業は、次の計画により行う 。
1
施設サービス事業
指定管理施設、受託管理施設を核として展開する事業の実施 。
(1)スポーツ教室等開催事業(指定管理事業・補助事業・自主事業)
定 款 第 4 条 第 1 項 第 1 号 及 び 第 5 号 に 掲 げ る 事 業 は 、次 の 計 画 に よ り 行 う 。
①
ア
ス ポ ー ツ 教 室 、ス ポ ー ツ 大 会 等 の 開 催( 3 4 事 業 参 加 者 1 0 ,5 0 0 名 )
市 内 各 体 育 施 設 に お い て 、健 康・体 力 づ く り や 技 術 の 向 上 等 を 目 的 と し て 、
市民を対象としたスポーツ教室と市民及び道内外の参加者を対象としたス
ポ ー ツ 大 会 等 を 開 催 し 、1 年 を 通 じ て 市 民 に ス ポ ー ツ を 楽 し む 機 会 を 提 供 す
る 。ま た 、ス ポ ー ツ と 健 康 づ く り 活 動 に 対 し て の 動 機 付 け と な る 体 験 教 室 等
を実施する。
スポーツ教室開催事業(指定管理事業)
事
高
齢
者
ふ
れ
あ
い
健
康
教
室
エ
ン
ジ
ョ
イ
ス
ポ
ー
ツ
教
室
業
名
ス
ポ
ー
ツ
教
室
象
1教室回数
年 間
教室数
1教室
人 員
開催場所
しらかば
65歳以上
25
1
60
市民体育館
あかしや
65歳以上
25
1
60
市民体育館
はまなす
65歳以上
25
1
60
市民体育館
ななかまど
65歳以上
25
1
60
青年センター
かえで
65歳以上
25
1
60
大麻体育館
いちょう
65歳以上
25
1
60
大麻体育館
つつじ
65歳以上
25
1
60
東野幌体育館
スズラン
16歳以上の女性
20
1
40
市民体育館
カトレア
16歳以上の女性
20
1
40
市民体育館
2歳~就園前の
幼児と保護者
15
2
おおぞら
小学1・2年生
20
1
30
市民体育館
はやぶさ
小学3・4年生
20
1
30
市民体育館
親子健康教室つばさ
ジ
ュ
ニ
ア
対
30組
(60名)
市民体育館
月曜コース
小学1・2年生
10
3
30
青年センター
木曜コース
小学1・2年生
10
3
30
青年センター
土曜コース
小学3~6年生
10
3
30
青年センター
ジュニアチアダンス教 室
小学生
15
1
30
市民体育館
ジュニアジャズヒップホップ教 室
小学生
15
1
30
東野幌体育館
ステップエクササイズ 教 室
16歳以上
10~15
3
40
大麻体育館
ナイトボクササイズ教 室
16歳以上
10~15
3
40
大麻体育館
ラテンエアロ教室
16歳以上
10~15
3
30
大麻体育館
おやじエクササイズ教 室
16歳以上
10~15
3
20
東野幌体育館
フラダンス教室
16歳以上
10~15
3
30
青年センター
16歳以上
10~15
3
30
大麻体育館
16歳以上
10~15
3
30
東野幌体育館
16歳以上
10~15
3
30
青年センター
16歳以上
10~15
3
30
大麻体育館
16歳以上
10~15
3
30
市民体育館
ナイトピラティス 教 室
16歳以上
10~15
3
30
東野幌体育館
アクアビクス教室
16歳以上
2
30
青年センター
水中ウォーキング 教 室
16歳以上
10~15
3
30
青年センター
エクササイズナイト
16歳以上
10~15
3
30
東野幌体育館
背 骨 コンディショニング教 室
16歳以上
10~15
3
30
東野幌体育館
体調改善教室
16歳以上
10~15
3
30
大麻体育館
バランスコーディネーション教 室
16歳以上
10~15
3
30
大麻体育館
ソフトエアロ教室
16歳以上
10~15
3
30
東野幌体育館
パワフルエアロ教室
16歳以上
10~15
3
30
青年センター
ズンバ教室
16歳以上
10~15
3
30
青年センター
登山教室
小学生以上
1
40
定山渓小天狗
岳
教室無料体験レッスン
16歳以上
4日×3回(予定)
400
小水
学泳
生教
室
ヨガ教室
ナイトヨガ教室
ピラティス教室
15
1
各体育館
※太字は、新規に開催する教室。
イ
スポーツ大会開催事業(補助事業)
事 業 名
対
象
原始林クロスカントリー大会
小学生以上
ななかまど杯
北海道小学生バレーボール大会
小学生
予定人員
1 ,1 0 0 組
(1,200名)
420
備
考
会 場:野 幌 総 合 運 動 公
園
道内4ブロック推薦
28チーム
市民グリーンボール普及交流会
小学生以上
70
マスターズスポーツ大会
45歳以上
100
原始林クロスカントリースキー大会
年齢問わず
360
春の水泳記録会
小学生以上
100
市民体育大会
種目で異なる
②
5,000
スポーツ100選
卓球、バドミントン
会 場:野 幌 総 合 運 動 公
園
青年センタープール
開設記念事業
江別市体育協会加盟
24団体
自主事業(3事業 参加者1,500名)
当財団は、市民のニーズを把握し世代間の交流や広くスポーツを普及・振
興を図るため自主事業を実施する。
事
業
名
人員
時期
集まれ、ちびっ子!
元気祭り!!
500
6月
トレーニング室早朝開
放月間
600
8月
親子で遊ぼう
「わくわく広場」
400
月1回
内
容
学 校 体 育 等 で は 、な か な か 体 験 出 来 な い 軽
ス ポ ー ツ 用 具 を 開 放 し 、様 々 な ス ポ ー ツ を
体 験 す る 。ま た 、市 民 相 互 の 親 睦 や 交 流 を
図る。
通 常 午 前 9 時 開 館 の と こ ろ を 、市 民 体 育 館
トレーニング室のみ午前8時より開放し、
混雑の解消とサービスの向上を図る。
子 育 て 支 援 の 一 環 と し て 、幼 児 の い る 家 庭
を 対 象 に 、安 心 し て 親 子 で 遊 べ る 広 場 を 各
体育館で提供する。
(2)健康体力づくり指導相談事業(補助事業)
定 款 第 4 条 第 1 項 第 3 号 及 び 第 4 号 に 掲 げ る 事 業 は 、次 の 計 画 に よ り 行 う 。
①
指導相談事業(3事業 参加者450名)
施 設 利 用 者 へ の ス ポ ー ツ・運 動 指 導 及 び 相 談 を 行 う 。ま た 、市 内 施 設 等 へ
指導者を派遣し、運動指導を行う。
事 業 名
健 指 健康・トレーニ
康 導 ング指導相談
体相
力談
体力測定
づ
く
り
マンツーマン
トレーニング
ワンポイントトレーニ
ング
ワンポイントレッスン
水泳
対
象
減量、体力づくり、
競技力向上等を希望
する方
回数
要予約
現在の体力レベルの
測定を希望する方
要予約
個別運動指導を希望
する方
要予約
市民体育館、大麻体
育館トレーニング室
利用者
青年センタープール
利用者
常時
月4回
内
容
健 康・体 力 づ く り に 関 す る 相
談 、体 力 測 定 、運 動 処 方 、運
動指導等
体力測定(最大酸素摂取量、
筋 力 等 )体 格 測 定( 腹 囲 、腕
囲等)
マンツーマントレーニング
指導
トレーニングマシーンの使
用方法のワンポイント指導
等
水 慣 れ か ら 4 泳 法 ま で 、個 人
のレベルに合わせた泳法に
関する技術的な指導
②
情報提供事業
各 種 情 報 媒 体 の 活 用 に よ り 、健 康 と ス ポ ー ツ に 関 す る 情 報 を 積 極 的 に 発
信 す る と と も に 、施 設 の 利 用 促 進 と ス ポ ー ツ 情 報 誌( 月 刊 誌 等 )の 無 料 閲
覧サービスを行う。
イ 健 康・ス ポ ー ツ に 関 す る 調 査 研 究 を 行 い 、科 学 的 根 拠 を 持 っ た 情 報 や プ
ロ グ ラ ム を 市 民 、関 係 機 関・団 体 に 発 信 し 、健 康 に 関 す る 話 題 や 問 題 点 等
の情報提供を行う。
ウ 財 団 の 活 動 内 容 を 広 く 提 供 す る た め 、年 2 回「 ス ポ ー ツ 財 団 え べ つ 」の
発 行 と 、 毎 月 「 江 別 ス ポ ー ツ 新 聞 ( 体 育 施 設 へ の 掲 示 新 聞 )」 を 発 行 す る
とともに、財団ホームページにおいて情報内容の拡充を図る。
ア
( 3 ) ス ポ ー ツ 指 導 者 養 成 事 業 ( 2 事 業 参 加 者 1 8 0 名 )( 補 助 事 業 )
定款第4条第1項第2号に掲げる事業は、次の計画により行う。
各 ス ポ ー ツ 競 技 団 体 等 と 連 携 し 、地 域 ス ポ ー ツ の 普 及 や 健 康 づ く り 事 業
に 携 わ る 指 導 者 及 び ス ポ ー ツ 愛 好 者 を 対 象 に 、技 術 力 や 指 導 能 力 向 上 を 目
的とした講習会を開催する。
事 業 名
地域スポーツ実技講習会
ス ポ ー ツ 指 導 者 理 論・実 技
講習会
人員
回数
30
2
50
1
50
1
50
1
内
容
グリーンボール実技講習会
会 場:市 民 体 育 館 、飛 烏 山 公 園 グ リ ー ン ボ ー
ル場
ノルディックウォーキング講習会
会場:飛烏山公園
ク ロ ス カ ン ト リ ー ス キ ー・歩 く ス キ ー 講 習 会
会場:飛烏山公園
ス ポ ー ツ 選 手・指 導 者・愛 好 者 を 対 象 に 理 論
と実技講習会
(4)施設の管理運営事業(指定管理事業・受託事業)
定款第4条 第1項第6号に掲げる事業は、江別市からの指定又は委託を受け、
次の施設の管理運営を行う。
①指定管理事業
ア 江別市体育施設関係
江別市民体育館、江別市大麻体育館、江別市青年センター、江別市東 野幌
体育館
イ 江別市都市公園施設関係
飛烏山公園(野球場・テニスコート・多目的広場・チビッ子スキー場・歩
くスキーコース)
石狩川河川敷緑地(サッカー場・ソフトボール場)
野幌末広町公園(野球場)
大麻中央公園(野球場)
大麻東公園(野球場・テニスコート)
大麻西公園(野球場・テニスコート)
大麻新町公園(テニスコート)
ウ その他の施設関係
江別市大麻集会所
②受託事業
ア 屋外体育施設関係
はやぶさ運動広場、特設スケートリンク(江別市立 江別 第二中学校グラン
ド内)
イ 江別市大麻出張所
2
その他のサービス 事業
全市的なイベントの開催や施設を活用して展開する事業プログラムの提供 など。
定款第4条 第1項第7 号に掲げる事業は、 引き続き 次の計画により行う。
(1)各スポーツ関係 機関・団体とのネットワーク
財団がこれまで培ってきた実績と経験 を生かし、各スポーツ 関係機関・団体と
の信頼の上に成り立つ密接な連携 のもとに 協働事業や相互支援等 を行う。
(2)健康づくりに関する出前事業
施設の近隣地域団体(自治会等)、高齢 者クラブ、幼稚園、保育園に対し、健
康づくりに関する出前事業などで 協力をする。
(3)教育行政への協力
市内小中学校教育の総合的 な学習の時間をはじめ、職場体験学習(インターン
シップ等)のカリキュラムに協力する。
(4)市内大学との 協力・連携
市内の大学との連携を図り、事業の推進、企画運営や学生ボランティアの活用、
また、市民の健康づくりなどの調査・研究に協力 ・連携を する。
(5)社会活動 への協力・ 参加
ア 防犯活動
地域における防犯活動に協力するとともに、「こども110番」など、子ど
もの安全確保のための防犯活動に 協力する。
イ 交通安全啓発
交通安全推進事業の交通安全キャンペーンなどに参加する。
ウ 環境活動
施設周辺の花壇、駐車場等の清掃活動を実施するとともに、屋内体育施設に
おいては、市が取り組む「環境マネジメントシステム」により省エネルギーの
推進に努める。
エ 市内イベントへの協力・参加
多くの市民が参加する市内のイベント等に協力・参加する。
オ 障がい者への支援
「サウンドテーブルテニス」や 公益財団法人北海道障害者スポーツ振興 協会
等が主催する各種事業への活動場所の提供を通して、障がい 者の生きがいづく
りと社会参加の促進に協力する。
カ 献血活動
日本赤十字社による献血活動の場所の提供と、職員自ら献血に協力をする。
(6)職員が参加する活動
江別市生涯学習推進協議会等の社会教育関係の役員として積極的に社会教育
活動に参加する。
(7)スポーツ用具の無料貸出し及び物品の販売施設利用者に対する利便性 の向
上を目 的に 、無料 のス ポーツ 用具 の貸出 し、 コイン ロッ カーの 設置 及び傘 の貸
出し、有料の自動販売機やドライヤーの設置 等を行う。