利益相反管理方針の概要

利益相反管理方針の概要
ごうぎん証券（以下「当社」といいます。）は、金融取引の公正と適切な顧客保護の実
現のため、当社ならびに株式会社山陰合同銀行およびそのグループ会社が行う取引等に関
し、お客さまの利益を不当に害することのないよう適正に業務を遂行するため、利益相反
管理方針を定め、以下にその概要を公表いたします。
１．利益相反管理の対象となる会社の範囲
利益相反管理の対象は、当社および株式会社山陰合同銀行の他、次に掲げる当社グル
ープ会社（以下、総称して「山陰合同銀行グループ」という。）です。
(1) 山陰総合リース株式会社
(2) 株式会社山陰経済経営研究所
(3) ごうぎんキャピタル株式会社
(4) 山陰債権回収株式会社
２．利益相反のおそれのある取引（対象取引）の特定方法
・利益相反管理の対象取引は、山陰合同銀行グループが行う金融商品関連業務の取引お
よび銀行業務の取引とします。
・利益相反とは、山陰合同銀行グループが行う取引によって、次の(1)および(2)の状況
が生じるおそれのある場合に、管理すべき利益相反のおそれのある取引（以下、「対
象取引」という。）として特定します。
(1) お客さまの不利益のもと、山陰合同銀行グループが利益を得ている状況。
(2) 上記(1)の状況が、お客さまとの間の契約上または信義則上の地位に基づく山陰合
同銀行グループの義務に反している状況。
・山陰合同銀行グループは、利益相反が顕在化している取引だけでなく、潜在的に利益
相反が発生する可能性があるものを含めて、山陰合同銀行グループの業務内容・特
性・規模に応じ、またレピュテーショナル・リスク(山陰合同銀行グループの社会的評
価または金融市場における信用が傷つくリスク)も考慮のうえ、対象取引を適切に特定
します。
３．対象取引の類型
山陰合同銀行グループは、対象取引を次のとおり類型化し管理します。
(1) 利害対立型
Ａ．山陰合同銀行グループが、お客さまとの取引の相手方になる場合
Ｂ．山陰合同銀行グループが、お客さまと利害が対立する相手方と取引を行う場合
(2) 競合取引型
Ａ．山陰合同銀行グループが、お客さまと競合関係にある相手方と取引を行う場合
Ｂ．山陰合同銀行グループが、お客さまと同一の対象に対して競合する場合
(3) 情報利用型
Ａ．山陰合同銀行グループが、お客さまとの関係により取得した当該お客さまにかか
る情報を不適切に利用して、利益を得る場合
４．利益相反管理の方法
対象取引については、当該取引の特性に応じて、次に掲げる方法、または次に掲げる
方法を適宜組み合わせることにより適切な利益相反管理を行います。
(1) 対象取引を行う部門と当該お客さまとの取引を行う部門について情報隔壁(システム
上のアクセス制限や物理上の遮断措置)を設置し情報を遮断する方法。
(2) 対象取引または当該お客さまとの取引の一方または双方の条件または方法を変更す
る方法。
(3) 対象取引または当該お客さまとの取引を中止する方法。
(4) 対象取引に伴い利益相反となるおそれがあることについて当該お客さまへ適切に開
示する方法。
５．利益相反管理態勢
当社は、適正な利益相反管理の遂行のため、営業部門から独立した部署において利益
相反の管理を統括し、内部管理統括責任者を利益相反管理統括責任者として、利益相
反のおそれのある取引の特定および一元的な管理を行います。また、当社は、利益相
反管理およびその関係法令・諸規則について役職員に対し周知・徹底を図り、山陰合
同銀行グループと連携しつつ適切な利益相反管理に必要な態勢を整備いたします。
（平成２７年５月１日制定）

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