2月13日 (1学年T.M)

第1学年
学年通信
第1号
H.27.2.13
「円周率の極め人」
「円周率の極め人」
円の周長の直径に対する比率=円周率は、3.14159265358979323846264338327950288・・・・と、小数部分が
循環せずに無限に続く「無理数」であることは1学期に習いましたね。
この円周率に生涯を懸けた数学者を紹介します。ドイツの数学者、ルドルフ・ファン・コーレン
ルドルフ・ファン・コーレンです。
ルドルフ・ファン・コーレン
古代エジプトやバビロニア、インド、ギリシアの幾何学者たちの間では、それが3
より少し大きい程度だということまでしか知られていませんでした。
紀元前3世紀、アルキメデスは、円周の長さは、その円に内接する正n角形の外周
の長さより長く、外接する正n角形の外周の長さより短いから、nを大きくすれば
するほど円周の長さがより正確に求められるはずであると考え、この方法で、正3
×25角形つまり、正96角形の外周の長さを求め、3.14084<π<3.14286 である
事を求めました。
フェンシングと数学の教師だったルドルフは、何か新しい理論を発見したり、証明
して有名になったのではない。このアルキメデスの考え方をひたすら突き進み、正 5
×225(= 約 2 億)角形、正 4×228(= 約 10 億)角形、正 3×231(= 約 60 億)角形を用いて、
円周率をそれぞれ 12 桁、16 桁、18 桁まで求めると、1596 年、正 15×232(= 約 640 億)
角形を用いて、ついに 20 桁まで求めた。
しかしそれでも彼は計算を止めず、1610 年 70 歳(推定)で亡くなるまでに、正 262(= 約
461 京 1686 兆)角形を使ってπの 35 桁目までを正しく求めた。(それが1行目に書か
れてあります)
2014 年時点ではコンピュータを使って小数点以下 13.3 兆桁まで計算したと発表され、
彼の偉業は霞んでいるが、当時は当然電卓すらない。おそらく漸化式(2年で習う)を
用いたのだろうと考えられているが、紙と鉛筆
紙と鉛筆だけでこの至難の業を生涯かけてやっ
紙と鉛筆
てのけたのである。それゆえ、かつてドイツでは円周率のことをルドルフ数
ルドルフ数と読んで
ルドルフ数
いたそうです。
また、彼は自分の墓を生きているうちに購入し、彼が得た 35 桁の上界・下界(末尾
スケッチをもとに復元された
桁 1 違い)を墓石に刻んだそうです。
(参考文献:Wikipedia)
ルドルフの墓(オランダ)
さて、来週は学年末考査です。数学という教科は暗記科目ではないのに、教科書や
プリントをじっと眺めているだけの人がいます。答でも覚えているんでしょうか?
そんな人に限って、三角比の値などの覚えればよいものはなかなか覚えない。
生徒諸君、ルドルフ先生を見習って、
紙と鉛筆を使え! 紙と鉛筆を使え! 紙と鉛筆を使え!
1年学年団 T.M
月 日 曜
2 14 土
15 日
16 月
17 火
18 水
19 木
20 金
21 土
22 日
23 月
24 火
25 水
26 木
27 金
28 土
3 1 日
2 月
週行事予定表
行
(2/14~3/2)
事 予 定
土曜講座②
休日
学年末考査 第1日、個人写真撮影 3年生登校日
学年末考査 第2日、職員会議
学年末考査 第3日、服装容儀指導
学年末考査 第4日、卒業式の歌練習、部活動生集会
普通授業、3年特編授業終了、清掃強化週間(~27日)
休日
休日
普通授業、3年生登校日
40分短縮授業、職員会議
普通授業、各種委員会
代休日〔2/28(土)分〕
普通授業
45分短縮授業(木曜校時1~3限)、大清掃、同窓会入会式、卒業式予行
卒業式
代休日〔3/1(日)分〕
朝課
×
×
×
×
×
×
C
×
×
A
A
A
×
A
A
×
備 考
8:15 着席
8:20 着席
8:20 着席
8:20 着席
8:20 着席
7:25 着席
7:25 着席
7:25 着席
7:25 着席
7:25 着席
7:25 着席
8:20 着席